Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

DIE HARD - 父の死、小学生時の2回の自殺チャレンジ、暴力中学教師の話

わたしがこの世に生まれる約ひと月前、父は事故で亡くなりました。
享年33、若いですね~!

わたし自身というよりは、母胎である母の衝撃をモロにくらったとは思いますが、それがどの程度キャラ成形に影響を与えたかはわかりません。

「大変だったね」「かわいそう」

とよく言われたものですが、実際問題大変だったのは母だったでしょう。
最初から「いない」もしくは「ない」ということは、喪失したわけではないので、わたし自身にとってはよくわからなかったというのが本音です。

きっと平均的家庭に育たなかった人や、障害を持つ人なども同じなのかもしれません。
そう言われ続け、成長と共に世間一般常識みたいなものを学習して「もしかして自分はかわいそうなのか?」と思い始めるっていう。

「父がいたらもっと楽しかったり人生が楽だったのだろうか?」

と考えたり恨んだりした時期(人生がうまくいってない時の八つ当たり)もありましたが、それだってわかりません。両親そろってて一見普通に見える家庭の中が修羅であったりするのはよくあること。

小さい頃のわたしは、とにかくボーっとしてたらしく、祖母が「この子は頭の病気に違いない」と病院に連れていこうとしたのをとめた、と母から聞きました。
あとは涙の量が多すぎる病気で、いつか失明するかもしれないと告知されていたとかなんとか(いまだに感動したり興奮するとすぐ泣きます)。

小学生時代、2年生と5年生くらいの時に2度、自殺にチャレンジしましたが失敗に終わりました。

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自殺って・・・思うんですけど、自然なんです。ある意味で自然死だと思います。
(もちろん人と状況によります)

だって普通の状態で自殺ってできないですよ?
めっちゃ怖いし、どんな方法でも勇気と苦しみ・痛みが伴うんです。
でもそういうのはるかに超えて「もう無理」なんです。
それこそ勝手に、身体と心がもうそれを選んでしまってるんです。
だから「自殺だけはダメだ」って言うけど、ちょっとそこは色々言いたいです。
ちなみに叔父が自殺しましたが、消えるように亡くなったそれを、わたしは自然死だと捉えています。

わたしの場合、理由は学校での「いじめ」という名の犯罪と家庭不和で、この世のどこにも、自分の落ちつける場所、自分を大切にしてくれる場所がなかったことでしょうか。

母とわたし、母の姉である伯母と従兄妹(11歳上と7歳上)2人で暮らしていました。

伯母の旦那さんは失踪中でした。うん十年も経った後、死にかけて入院したところで保険証が取れずに発見されました。失踪届を出した後7年?くらい経つと死亡認定されるのです。失踪者の発見理由あるあるですね!
(そんな知識いらん人生がよかったものです)

ま、そんなこんなで雰囲気が全体的に暗かったです。
そしていろんなひずみやねじれのエネルギーが、一番幼いわたしに向かっていました。

いじめに関してはあまりに長期にわたったため、母が担任(女)に話をしにいきましたが

「エリちゃんはかわいいからねぇ・・・(仕方ないよねぇ)」

で済まされたそう。
今のわたしなら、今の時代なら「いや校長に言うとか!主犯の親に言うとか!もっと本当に解決しようとしてくれ!」って思うんですが、そこから先はよくわかりません。母を詰める元気も発想もありませんでした。

でも不思議なことに、自殺しようと決めた一日はなんだか世界が優しかったのです。
ちょっと距離のある同級生が「なにかあったら話してほしい」と言ってくれたり(彼女は何かを察していたのでしょうか?聞いてみたいものです)、大好きだった中森明菜をテレビで見ながら、少し名残惜しいなぁ・・・って思った記憶があります。

中学になると、同級生からのあからさまな「いじめ」はなくなりましたが、小学生の高学年からですが、男子からのいじめのような攻撃が激しくなりました。
校舎に性的な落書きをされたり、家の前まで来てそれを叫ばれたり、すれちがいざまに「きもちわるっ!」って言われたり。
そのため、わたしが男子というものと友だちと言えるくらいコミュニケーションができるようになったのは大学に入ってからであり、30代半ばまでは深い深いところで「男性に愛されない、嫌われる、キモい」存在だと自分のことを思っていました。
よく「好きな子をいじめてしまう」やつだと言われますが、全然そういうレベルの話じゃないんです。
「自分=男から見てキモい存在」という刷り込みがどれだけキツいか!
強く訴えたい!
男性とお付き合いしても「こんなわたしと付き合ってくれてる」になってしまうから、自分を大事にできないんです。大切な場面でNOと言えないんです。

この件に関しては長くなりそうなので別で書くかもしれません。

で、話を戻すと、中学時代はヤンキーに喧嘩をたびたび売られました。
なんでやねん!
もちろんやけど、わたしはヤンキー要素ゼロです。
なのに売られる。
同級生にも、街で出会うヤンキーにも。

ある日、ファーストフード店にいたら、足元にポテトがたくさん落ちていました。
「あれ?」と思ったら、ぽとぽと落ちてきます。
振り返ると、ポテト、投げられてました、ヤンキーに。
その後、一緒にいた友人はテレカ(懐かしの)をカツアゲされました。

なんやそれ。

後にヤンキー出身の友人に聞いたところ
「ヤンキーは群れが好きだから、一匹狼が嫌いなんだよね」
と言われました。そうなのでしょうか?よくわからない世界、真相はやぶの中です・・・

https://www.instagram.com/p/BXRmcvWgfl7/

 

そのうえ、先生たちがクソでした。
あ、下品でごめんなさい。
クソでした。
ごめんなさい、でも2回言いました。
ついでに言うと前述の小学生時代の担任もクソですね。

今から考えれば、同級生はまだしも、なんです。だって若いから、アホだから、みんな思春期で頭おかしいから。
でも先生は権力者で大人です。
生徒は基本、逆らえないです。

ことあるごとに、それはそれはめっちゃ殴られました。鼻血だしまくり。

ブラウスの第一ボタンをうっかり開けていたら(一応校則違反)

「手ぃ突っ込んで乳もむぞ!」

と朝の朝礼で全員の前で、体育教師である担任(男)に言われました。

休み時間にスカートのまま逆上がりさせられたこともあります、違う体育教師(女)に。
パンツ見えるやん!何のプレイ!

なんだったんでしょうね、あの中学校・・・
燃えればいい、全員死ねばいい、ほんとにほんとにそう思っていました。
火を付けようかって年がら年中思っていました、もしくは教師に関してはほんまに殺そうかなって。

でもしませんでした。
わたしの人生を彼らなんかのために使うのはイヤだったからです。

そんな発想が出来たのも、わたしには唯一の救いの手があったからです。

それは、漫画!アニメ!あらゆる本たち!

それらの世界が、わたしをこの世に踏みとどまらせてくれたのです~!!

 

つづく・・・

 

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