Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

Dragon Road X 3 - 海神の血

たまよりひめたまよりひめ。
玉依姫
この方・・・なんと、神武天皇のお母様なんですね!
どどーん!

こんにちは。
Eri koo - エリ・クゥ です。

前回のつづきです。

erikoo.hatenadiary.jp

 

これ、石神さん(神明神社)を調べて知ったんです。

(思い出したり気づいたりしながら書いてるので、かつ、ほぼ自動書記なので、話が前後したり、繰り返し何度も同じことを書くことをご容赦ください)

今回のお伊勢参りのきっかけは来年の橿原神宮奉納に向けてのこと。で、その橿原神宮神武天皇を祀っている(住んでいた場所でもある)。なのでこのお伊勢参りはまっすぐに神武天皇へと向かった道すじなのです。
で、日本の神様カードをひくとここ数年高頻度で出る玉依姫、が、神武天皇のお母様。
へぇーーー!!!です。
知らんかったー!です。
宗教も民俗学ももちろん神話も大好き!ですから、古事記日本書紀も日本の神様もほとんど読んできましたが、私の得意は個別の記憶力ではなく流れの把握なんですね(という言い訳)。神武天皇のお母様でしたか・・・!結構びっくりしました。

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石神さんにあった看板
それで神話上ではあんまりお父様は重要ではないようで(反論あるなら拝聴したいです!)、瓊瓊杵尊の系譜であるということだけ重要(つまり天照大神の子孫・天津神であること)な人物で、特に何かをした人(神さまだけど)なわけでもなくて。
玉依姫のお父さんは海神・綿津見神神武天皇天照大神の子孫である父方の血と、海の神様の血で生まれたというのがちょっと面白くないですか?

海です。
海ですよー。
海の神様ですよー。

しかもですね、神武天皇のお父さん(鸕鶿草葺不合尊ウガヤフキアエズ…って長いのでウガちゃんで)は海神の娘である玉依姫と結婚したわけですが、そのウガちゃんの母は玉依姫の姉なんですね。で、その姉さんはウガちゃん産んだ時に元の姿(龍とか鰐とか)に戻ったのを、絶対見るなって言ってた旦那に見られてヤダ―!って海に帰っちゃったんですね。それはあかんと玉依姫が来て代わりに育てたんです。で育ったウガちゃんは自分を育ててくれた玉依姫と結婚したんですね。

神話あるある!血縁が近い!叔母さんと結婚したんですねー。

ワタシがポイントに思うのは、海神の血、濃くね?ってとこです。
時の権力者が相当に編集しただろう古事記日本書紀ですからね、天照大神の子孫が神武天皇だって言いたい~めっちゃ言いたい~そこが一番大事~なんだろうけれども、そっちより海神の血が濃いんですよね。海神の娘から血を半分もらったウガちゃんと海神の娘の玉依姫が結婚して生まれたのが神武天皇ですもん。単純計算で血の四分の一は海神になりますよね?
それで、日本では海神ってほとんど龍なんですよね~。
天皇家って龍の系譜?
中国ではエンペラーを龍で表しますしねぇ??(にやにや)
おもしろいですねぇ。

閑話休題
こういうこと書くの、ちょっと神道や神話好きだったりする人には当たり前の知識だったりで、今まで私がわざわざ書かんでもって思ってきたんですが、今回の伊勢参拝で「同じ知識や景色でも、色んな人が色んな目線で見て書くから、それを色んな人が受け取れる。」って事を思ったので、これからはガツガツ書いて行こうと思います。書きたいなぁとも思ったので。

もとい。
はい。
とりあえず前置きがあらかた終わりましたので、旅に出たいと思います。
伊勢参り一日目。
まずは、その、石神さんへ向かいました。

よくスモールトークで「晴女ですか雨女ですか?」って聞かれるじゃないですか?みなさんはどちらですか?私はいつも「その時ベストな天気になります」って答えるんですね(めんどくさい)。

で、雨でした。
海神さんですから。龍ですから。雨ですよ、やっぱり。雨が似合いますよ。

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艶っ艶に、しとどにお濡れになった参道(産道)素敵でした~。

場所は鳥羽の相差。田舎の漁村といった感じで、神社もこじんまりと街に溶けこんでいて、本来は地元の神さまとして愛されてる感じだったのでしょう。それがまさか全国から人が来るようになるとは・・・「女性の願いを一つだけ叶えてくれる」というキャッチの強さ!ですね。

門前からビュービュー風も吹いて、なんだか力強い感じ。そりゃあそうですよね、自立しきった強い女性の代表・海女さん達が信仰し守ってくれてる神様ですものね。
石神さんが気になりつつも、本殿にお参りして、ぐるりと一周。

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木がですね・・・カッコよかったですね。
玉依姫を守ってる感じですね。
強い女を守る、柔軟で優しくて懐のデカい明るいイイ男って感じでしたね~!

さてメインの石神さんに、一つお願い事を書いてお参り。
自分の努力や頑張りだけではいかんともしがたい事をお願いしました。人知を尽くして天命を待つ、の天命部分ですね。
この日の夜「願いは聞き入れられた」って言葉がふわっと通り過ぎたので、届いたのかなって思ってます。
それでも人知はさらに尽くし続けたいですけどね。生きてる醍醐味ですもの。

今年はずっと、女性特有の持病とがっつり取り組んできたので、ここで女性の願いを叶えてくれるような、女性を守ってくれる神様に参拝できたことがすごくうれしかったです。
もちろん願いが叶えば嬉しい限りですけれど、それって叶えばラッキーってくらいの副産物で、やっぱり参拝というものは、お参りできたことそのものに何よりも感謝することだと思います。

すごく気持ちのいい参拝でした。

帰りに海女さん達がとった天然の海の幸などをルンルンと買い込んで、お次は「浜参宮」です。
続きます。

残りの今日も、そして明日もよい一日を!

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2019年4月3日(水)15時
初代天皇が即位したとされる橿原神宮にて
【月涛賀ゆう神仏画奉納式】
文化庁文化交流使として世界へ和楽器を発信されているAUN&HIDE生演奏
月涛賀ゆうパフォーマンス
共に空舞奉納させていただきます
ぜひお越しを🙏✨

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小説連載中です☆

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