Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

男と女1 - 男女の友情と、モテることはしあわせか?の話

たまに、ハッと「今は女だった!」と思う時があります。

たまに、夢の中で、自分は男で、身体にもソレがついていて「あ、そうやんな、やっぱり男やったよな」と納得することがあります。

地図も読めますし、初めての場所でも道にも迷いません。
歴史も地理も科学も天文学も、武道も格闘技もプロレスも好きですし、戦術や銃器・兵器にも興奮するので諸々を知りたくて防衛大にも行きたかったし(偏差値が圧倒的に足りなかった)、乗り物が好きで400㏄までならバイクも乗れますし、むかしから機械が好きで、はんだ付けからラジオを創るのも共学クラスで一番早かったし、男手のない家での機器設置は全部できたし、好む漫画も書物も男性が読むような物がほとんど。
で、そんな話を全般的に話せるのは男性になります。

前世を観てもらっても、自分でわかるものも含めて圧倒的に男性か、女性でも闘ってたり独立してる人。
(個人的には、前世とは自分に混在してる別要素と考えています)

そしてキレイな女性がすごーく好き。

でも。

恋愛対象は男性だし。
素敵なカフェでかわいい見た目の甘~いデザートを食べることも、女性らしく着飾ることも大好きだし。

ただ、恋愛だけが主題の映画やドラマを見るのも、恋愛話をずーーーっと聞くのも苦手・・・

はてさて、男性性と女性性ってなんなんでしょう?

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よく

「男と女の友情は成立するか?」

という、会話のネタみたいなものがありますが、

「んなもん人それぞれやがな!」

ですよね。

女は男を、男は女を、それぞれを性的な対象、もしくは異性としか見れない。
そんな人もいるし、一概にそうは言えない人もいる。

それは、ものすごく個人差のある話。
そして、そんな風に個人差があるからこそ話のネタになるわけですね。

同性が好きだったり、男から女になった人が好きだったり、ものすごーーーく年上が好きだったり、なんというかもう、好みの数だけ答えがある。
どれも正解。

LGBTなお友だちもたくさんいるのですが、ここでは話がまとまらないので、異性を恋愛対象とすることで話を進めます)

もしかしたらコレは、超個人的な、ラブレターになるのかもしれませんが・・・

- その1

ものすごく人間として大好きな男性がいます。

話が尽きないし、ただ一緒にいるだけでしあわせを感じる。

でも、別に、特別に身体にふれたいとは思わない。
まして、ずっと一緒にいたいとか、付き合いたいとか、結婚したいとかじゃない。

なのになぜか、胸はキュンとしたりする。
なぜか、いそいそといつもよりおしゃれしてしまう。

なんの約束もいらない。
ただ、一生仲良しでいれたらなぁ、たまにこんな時間がもてたらいいなぁ、と思う人。

ただ、すごく好きなだけ。

それでもきっと、その人に愛する女性ができたら、そっとせつない気持ちになるだろう。
けれど、最終的には「しあわせになれる相手があらわれて良かったなぁ」
と思うだろう。

そんな人。

または。

- その2

人間として大好き!
胸もキュンとしない!
久々に飲むか!
(あるいは同じ趣味を共にして遊ぶか!)
いつも通りの服、もしくはノーメイクでも平気!
なんなら全裸を見られても、ぜんぜん平気!
一緒にいて楽しい!
もちろん愛する女性ができたら、よかったね!と心から思う。

そして前者と同じく、一生こんな風に遊べたらいいなぁ~と思う。

そしてもちろん、

- その3

恋愛対象者な男性。

ざっくり3種類、そんな風に男性に対するわたしの場合、個人的には男女の友情が成り立つのですが。

双方がまるきり同じ思いでない時、そうはいかない時もあります。そんな時はとても、とても悲しい。相手がわたしを異性として、恋愛対象として見ることは、もしかしたらすごくありがたいことなのかもしれませんが、わたしには素晴らしい友人の喪失を意味するわけです。
もう、一緒に遊べない。

とても勝手でわがままなのかもしれませんが、昔からずっとある思い。

「わたしが恋愛対象とするごくわずかな男性以外、わたしのことを男だと思ってほしい、男友だちのように扱ってほしい」

世の中には、全方位にモテたい人、自分に関わる全ての男性にお姫様扱いされ、女性として大事にされたい女の人がいます。
(それはそれでステキなことですし、たいてい魅力的です)

でも、そうじゃない女性ってたくさんいるのです。

男性にはよくわからないかもしれませんが、女にとって、自分が好きじゃない異性に好かれることは、身の危険につながり脅威なのです。
男性は女性に比べて肉体が強い、だんぜんチカラがある。
体力測定の数値だけでも倍以上でしょう?それでピンとこないなら、ぜひ男女で腕相撲をやってみたてください。男性が片腕一つなのに対して、女性が両手で肘を浮かして全体重を乗せても、勝てないのです、過半数は。
だから、男性がその気になれば、女性のカラダを思い通りにしてしまうことが可能なのです。

もちろん、世の中は、一応日本では、そんな気を起こさない方々が多数派です。
嫌がればひいてくれる紳士がほとんどです。
だってそれは犯罪だから。
犯罪だという事は、大多数の共通認識として、それは相手を蹂躙し悲しませ、ほとんど死に至らせる行為であると、理解しているからです。罰を与えるに値する行為だと。

でも一定数、そんなことを打ち破ってでもそうしたい犯罪者がいる。

だから、自分が好きじゃない(カラダを預けたくない)男性に好かれることは、女性にとってはその危険を無意識に察知して、脅威なのです。単純に、

モテること=うれしい、しあわせ

ではないのです。

想像してみましょう、男性陣。
ボブ・サップ白鵬クラスの「あきらかに身体的に勝てない」相手に、性的対象として言い寄られるプレッシャーを。
もし相手が実力行使に及んだら「死ぬかもしれないくらい辛くて嫌なことをされる」可能性を感じながら、接する重さを。

そういうことです。

女性だって、たいていは、そこまで意識的には考えてません。
でも、本能は、無意識はそこをとらえています。
だから、自分が好きではない男性に好かれることは、あまりうれしくないものです。
(うれしい気持ちが少しでもある場合は、その少しの分、相手の男性をアリだと思ってるのです)

もしくは、あまりに幼くて、周りに優しい男性しか存在してこなくて、無防備な女の子もいます。

(男性全員を敵とみなすのではなく、最低限、男性というものの性を知るとお互いに良いですよね)

 男性が「いやよいやよも好きのうち」と考えるのは、本気で抵抗しないからだと思っているふしもありますが、本気で抵抗しても力が弱いため、男性的には加減して嫌がってると感じる程度なこともありますし、抵抗するとより一層ひどい目にあうという判断で、無抵抗になる場合もあります。

ちょっと男性には耳の痛い話になったかもしれません。

なんとなく・・・

「異性に好かれるのはうれしいことだ、よいことだ」
「モテる=しあわせ」

という押し売り洗脳や勘違いがはびこってるが気持ち悪いのです。
メディアでも広告でも、書店に並ぶノウハウ本でも。
それで、たくさんのモノを買って欲しいだけなんですけどね。
その仕組みが見えないと、その価値観だけが無意識に入ってきてしまう。

全方位にモテるなんて、女性にとっては不快で脅威で、本当に大変なことだよ?と。

それは、本当に心の内からそれを欲している人(プロとして人気商売をする人)や、男の人を会話や仕草でコントロールできるくらいのテクニックを持つ、相当達者な人がすることなのではないかなぁと。
そしてそんな人にはもはやノウハウ本いりません。
心の内から欲している時点で、だいたいそれ出来る人ですから。

それでも、世の中の事件を見ていると、そんなプロだったり達者な人でも危険な目にあっている・・・

そして、男性は、たくさんの女性に言い寄られても脅威じゃないわけですよね。
沢山の人にモテたい。
自分が思うことは他人も思うと思ってる。
だから、女性達もたくさんの人にモテたいと思ってるだろうと思う。
自然な事です。

だから、女性が嫌がってるのを感じずに、しつこく好意を伝えたり、ストーカーになっていても気がつくことができない。

でも、大人になったからには、人の分だけ思いがあって、人の分だけしあわせのカタチがあるとわかっていくと、すごく気持ちのいい友情や愛情が育めるのではないかなぁと思います。

それには、せっかく好きになったのなら、自分のことだけ、自分の気持ちだけを見るのではなく、相手がどう感じているのか(嫌がっているのか喜んでいるのか、いなされているのか)、ちゃんとよく見ることです。

恋愛は自分の感情が膨らんでしまうので、相手をちゃんと見ることがとてもむずかしいものではありますが、相手のことをちゃんと知る前に好きになりすぎないようにして(その時点で相手を見ずに「好き」が膨大してる)、向かい合えたら、相手の思いが自分の思うように返ってこなかったとしても、とても素晴らしい体験になると思います。

友情も愛情も、異性間でも同性間も、お互いが尊重し合って、思いやれるといいですね。

 

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