Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

舞台【再会】初回公演無事終了

昨年夏の終わりから温めてきた企画、舞台【再会】初回公演を無事に終了することが出来ました。

こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。

あまり舞台裏を語ってしまうのもつまらないかもしれないのですが・・・人生の命題を『饒舌』と言われてしまった俺は・・・書くぜ。

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Photo by Jamal

前にも書いたのですが、この舞台の目的は『即興(インプロ)をもっとわかりやすく伝える』でした。
即興の世界は海外であっても、なんとなく敷居の高い・わかりにくいもの、という世界になっています。
わたし自身、自分が即興をやろう!とか、現代アートや現代音楽をベースにやり始めたわけではありません。結果的に即興パフォーマンスとなっていただけです。
けれど続けていくうちに同じように即興で音楽を奏でるミュージシャン、絵を描く画家、踊り手、たくさんの人と出会いコラボし交流していくうちに、そういう壁というか閉塞感のようなものを感じるようになりました。

わたしはそもそもあんまりアングラだったりマニアックだったりするタイプではなく、広く明るくわかりやすい世界に属するタイプだと思っています。もちろんそういったアングラ世界も好むのですが、属しているわけではない、という感じ。
なので、自分がやっていることが結果的にマニアックになっていたことにちょっと意外だったのです。
で、もっとなんとかわかりやすく出来ないかなぁ~?エンタメ的要素を入れたい・・・と考えていたら、ちょうど似たようなことを考えてたのがコントラストflagioだったのです。

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Photo by Jamal

そこから二人で企画を立て始め、良きメンバーを集めてリハーサルを繰り返し。
結果的に、二人の着想をさらに発展させて広げて彩を鮮やかに、けれど一番大事な部分は皆がちゃんと掴んで大切にして、舞台が創られました。

創作物というものは観た人それぞれのものであり、個人個人の受け止め方感じ方が全て正解です。舞台ももちろん。
それでもあえて語ってしまうならば、今回の舞台【再会】のテーマは「再会」です。
そのまんまだ!!
それを恋人の恋愛モノと観るか、外側の自分と内側の自分と観るか、はたまた人間と人間のコミュニケーションと観るか・・・は自由ですが、わたし個人としては魂の半身と半身というイメージでの舞台でした。
再会する相手は、他人でもあり、けれど自分でもあり、自分の半分でもある。

分離と統合、とも言えるかもしれません。

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Photo by Jamal

今回、終わった後の感想をお伺いする時間が結構あったのですが、みなさんそのテーマ=核のところは感じていただいたようで、なんとか形として表現出来たのかなぁと胸をなでおろした次第です。

メンバー各個人が何を思ったが深く知る由はありません。
みんなわたしのように「饒舌」ではなく、その表現で現わす人たちであるから。
でも、一番大事なその核は共有出来たようです。

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Photo by Jamal

Jerry
彼の意見はとても大きくて。彼の舞台への理解が屋台骨を支えてくれました。そしていつもハッと気づくとその音に支えられてる。いかなる状況にも動じず多彩な音と人間性で全員を支える支えティスト。

Okahashiさん
空間全部創っちゃう人。その音が本当に非常にカッコいい、いくらでも踊れるし踊らせて。わたしが舞台に欲しかったアーバンで現代的、センス、カッコよさ全部持ってる。そしてノリがいいです。

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Photo by Jamal

仙波くん
めっちゃ踊れる人。めちゃくちゃ踊れます。わたしとあまりにも違うので、その違いすぎるのが面白くなるだろうと思ったら大正解。感性だけで生きててものすごく刺激的。アーティストです。

池田くん
最後に参加が決まり、リハをさらっと見ただけで、その核と演者個人を奥深くまで掴んで詩にしてくれた人。彼のおかげでよりわかりやすく、そして多面的に彩度が増しました。演出や衣装とかも全般的にブラッシュアップしてくれたセンスのかたまり。

ゆうさん
フライヤーの絵とボディペインティングに協力してくれました。一気に「そうだった龍の話だった・・・(忘れてた)」を思い出させてくれた人。なんというかどこまでもフラットな人。どこを切ってもフラットだと思う。

Flajio
企画アイデアから激論まで、そしてとても現実面をサクサクと進める仕事ができる男。そして海底から響くような重低音で繊細で強いうねりを空間に創る人。いやーお互いよく頑張りました。気さくな兄さんです。

そして当日、素晴らしい写真を撮ってくれたJamal!本当にありがとう!!

そして今回もまた、素晴らしいお客さまに恵まれました。
足をお運びいただきまして、本当に感謝です。

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Photo by Jamal

15時の部は、暑いくらいの当日、昼の光の元でふわっとした空間になったかと思います。
18時の部は、クライマックスでまさかの照明アクシデント!という名の照明の神さまが降臨し、結果「そいういう演出かと思った!」とお客さまに思っていただけたような素晴らしい演出が、メンバーの機転と運とで成されました。
おもしろかったし美しかった。

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Photo by Jamal

至らぬ点も多々あったかと思いますし、まだまだ磨いていける舞台だと思います。
果たして二回目公演があるのかどうか未だ未定ですが、またご興味いただけたら幸いです。

来ていただいたみなさま、心よりお礼申し上げます。
そして誰一人かけても成り立たない舞台、才を発揮して参加してくれたメンバー本当にありがとう。

またどうぞよろしくお願いいたします!

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Photo by Jamal

残りの今日も、そして明日もよい一日を♪

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