Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

人生がときめく片づけの魔法 11 - 終わっちゃった!

こんまりメソッド片づけ祭の話シリーズ11回目です。
書きたい事は多々あれど、今回で終りです、終わらせます。なので長めです。

こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。

片づけの最中からなのですが、何故か好みの物に出会う率が高まりました。
最近とんと買わなかった服やアクセサリーを買いました。
「モノ増えてるやん!」
いやいや、何度も言いますが、勘違いしてはいけません。
片づけは「モノが増えてはいけない」というものではないのです。
「ときめかない不要なモノが家にあるのではありませんか?」というところなのです大事なのは。
無意識に溜め込んだり、何も考えずに捨てまくることが問題なのです。
なので、そこにちゃんと、ときめく!美しい~かわいい~っ!て気持ちがあるんなら喜んでお家に来てもらいましょう。

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好きなものを好きな器に飾るうれしみ

この出会い率はきっと、どういう物が今の自分が好きなのか必要なのか、の感度が磨かれまくったんだと思います。
だって家の中の自分のスペースには自分の好きなもの、役に立ってくれるものしかないから。そういうものしか目に入らない時間をものすごく長く送ってるってすごいことです。自分の好き、がどんどん磨かれていきます。
そしてその人それぞれの持ち物の適正量ってあるそうです。あるところの量がちょうどいい。それがこの片づけで見極められます。
なので新しい服が収まった今が、たぶんわたしの適正量。
これより少しでも増えると、きっとまた持ってる中からサヨナラする服に目が留まるんだと思います。

こんまりさんのメソッドは一生に一度片づけを、一気に短期に完璧にすること。
そうすると元の散らかった状態には決して戻らない。
そして人生全般がうまくいきはじめる。
これが片づけの魔法。

終えてから一か月、人生全般がうまくいってるかどうかまではまだわかりませんが、ともかく部屋はまったく散らかりません。
帰宅してカバンとその中身、着ていた服などを置く場所、もとある場所が全て決まっているからです。たとえその日が疲れ果てて全てをほっぽり出して寝たとしても次の日には5分で元通りです。
でもね、そんな日すら今のとこはないです。

環境って大事です。
生き物は環境で作られています。
今見えてるものが知らず知らずに視覚から脳を伝って心身に影響していきます。だから長く時間を過ごすスペースがどんな環境か今一度見直してみるのって大事です。
見慣れすぎてしまった景色、部屋の中、それがどれほど自分に影響を与えているか。

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理想的な安息部屋

こんまりさんの本の感想をつづります。

本の前半、こんまりさんが人生でいかに片づけに取り組んできたかも書いてあります。そこは本当にわたしにとってもあるあるでした。捨てることばかりに集中してしまう捨て魔の時期や、家族の物もガンガンすてて怒られたりするところ。完璧をめざさずゆるくちょっとづつ片づけるは間違い、片づけはリバウンドしちゃうという思い込み、収納上手は片づけたことにならない、などなど。こんまりさんもたくさんの失敗を重ねて今のメソッドを生み出したんだと思うと、なんだか親しみやすいし励みになります。

母親という名の愛ある不用品回収業者、という問題も書いてありました。子どもが大量にモノを捨てると言うのは親にとってはストレスなのだそうです。特に母にとって娘(特に長女)というものは同一視が強くて自分の延長のように思う存在。
わかります。わかりすぎます。
今まで何度、ごみ袋を漁られたことか…。
なので衣類13袋、回収の日まで押入れにひた隠し、一人で真夜中に何往復もして捨てました……大ミッションでした。その他のゴミもほぼ全て見られないようにして出しました。
似たような環境の方はご注意を。

そして前にも書きましたが家族(同居人)や近しい人にイライラする時は自分のことがおろそかになっている時です。片づけも同じで家族が片づけてなくてイライラする時は自分のスペースが本当には片づけられてない証拠。
わたしも片づけが終えてから、家族にイライラすることがガクッと減りました。とくに片づけに関してはほとんど無し。問題は自分なのです。

特に日本の家族というものは、自分と他者のモノが混然一体となって「個人のモノ=本人」が見えなくなっている気がします。こんまりさん曰く「自分の聖域・スペースを作る、自分の物を集中させる」が大事なのですが、なんだか色んな場所に散らばってある自分の物を集めてると、他者との境があいまいになった自分のピースを集めているような気にもなったものです。自分の物を一か所に集めて「自分のスペース」を作ると、子どもでも自然と片づけだすのですから…いえ、子どもだから余計に自然となのかもしれません。
片づけは散らばった「個人」を集めて立て直す作業でもありますね、きっと。

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あらためて好きだなと思うモノたちと再会していく

あとは、こんまりさんがお薦めする「おうちにあいさつ」をするようになりました。
これは、はぁ!?って人もいるでしょう……。
けれど、おうちにもかみさまというか人格というか何かしらのエネルギーがあるってわたしも感じるのです。
特に今の家は約10年越しで住みたいと思っていた場所。偶然のラッキーで住めるようになって、専門の知人に手順を教えてもらい、引越し前に儀式もしました。
「ここに住めることが本当にうれしいです、よろしくお願いいたします。」とご挨拶の日本の古来からの儀式。
やっぱりそれをすると、これまで違うように感じました。
とにかく、わたしも家族もこの家が好きなんですね。
それで、さらにこの家と仲良くする方法が「おうちにあいさつ」なんです。
「ただいま」「いってきます」「おはよう」「おやすみ」とか言うだけ。
でも何だか応えてくれるような、包まれるような心地になります。

そして、帰宅したらお財布を神棚に直すようになりました。専用の箱に、布に包んで。これも本に書いてあることで。大切なものを大切に扱う。ましてや「お金」とそれを守る財布は生きていく上で重要なものです。
使ったあとは休ませる感じ。
そんなめんどくさいこと!絶対出かける時に忘れるし!って最初はわたしも思いました。まさかコレを取り入れるなんて思いもしませんでした。

でもね、片づけを終えると余裕が生まれるんです。
時間が余るんです。
出かける時にバタバタしなくなるし、持っていくものがある場所も決まっているので段取りが決まってる。なので忘れません。
嘘です。
やり始めて2か月で2回忘れました。
でもやめようって思いません。
だって財布なくても何とかなったし、何とかならない場合は取りに帰りました……。

そして掃除の頻度が飛躍的に上がりました。
片づけられているので掃除がサッと出来るのです。苦じゃないのです。そしてその時間ができるし、そもそも片づけられてると物をどかす作業がいらないので、掃除に時間がかからないのです。

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美しいものたちを美しく並べる収納する

大事なものを大事に扱う。
家にあいさつするのも、財布をちゃんとしまうのも、他の物も落ち着きのイイ場所にちゃんと収められているのも、掃除もそう。
すごく気持ちがいいです。
自分が大事なものを大事に扱うのって、結局自分を大事に扱ってるのと同じなんです。
すごく、整えられていく気がします。

そして、そこからなんです。
生活の根源である家を整え、大事にして、自分を大事にして。
さて、何をしようか。
何が好きが、何がしたいか、片づけ祭をして過去や未来の向き合いまくった人には見えてると思います。
元からわかっていた人もより一層シンプルに深く「好き・やりたい」が広がったと思います。

これを儀式と言わずしてなんと呼ぼうか。
魔法。
誰にでも使えて、片づけという儀式によって自分で呼び覚ます自分の魔法です。
こんまりさんの本はそれの指南書。

長々と書いてきましたが、ほんとうにすごかった、楽しかった、おもしろかった。
そして散らからない!美しい部屋が目の前に在る!
家族にもイライラしない自分がいる!
自分自身がスッキリとシンプルになった!!
時間が沢山出来た!!

毎日家に帰るのが本当にホッとする。
自分の部屋で落ち着いていることが、願った通りの教会のような回復場所、フラットになる場所として機能している現在です。

やってみる価値、充分すぎるほどあります。
気になる方はお試しアレ。
本を読んで、それからモノノ試しに衣類だけでもやってみてください。

あーーー終わっちゃった!

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片づけて、ラジオTV番組を持つという新しいコト始まりました☆

読んでいただきありがとうございます。
残りの今日も、そして明日も、あなたに祝福アレ♪

 

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