Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

Me too?レイプカルチャーについて 4

レイプカルチャーについて、やっぱりもう少し、おまけ話みたいなもの。
あんまりこういうことしつこく書くと、男友達を無くしそうなので大っぴらに言いにくいという気持ちも無きにしもあらずなのですが。
そしてそれがまた、レイプカルチャーでもありますが。
根深きジェンダー問題。

こんにちは。
Eri Koo (エリ・クゥ) です。

世の中には性的対象となる性を持つ他人を、性的対象としてしか見れない人もいれば、そうでない人もいます。
と、あんまりジェンダーレスで書いてもややこしいので異性愛者の男女で言うと、例えば自分が男性だとして、女性を友だちや仲間として性的欲求を伴わない関係を保持できるかどうかって話。
人によりますよね。女性でも男友達がいる人、友だちと言えば同性な人。

例えば私は異性愛者なのですが、「性愛」と「人として好き」はまた別で、端的に言うと恋愛関係になる男性もいれば、友だちや仲間、知人として大事な男性達もいます。
でも、そういうタイプではない恋愛至上主義的な人にとっては、なんだかんだ言ってもその仲良い人と性的な関係になる可能性だって無くはないよね?という話になったりもします。
でも、無いんですよね。
明日突然地球が滅ぶかもしれない、世の中何が起こるかわからない、という極端なレベルで厳密に言うならば可能性がゼロと断言することは出来ないのですが、でも、普通に考えて無いんですよね。

そしてパーソナルスペースの広さも人それぞれです。わたしは見知らぬ異性に急に肩をさわられただけでも「はぁぁ?」と犯罪級に嫌なのですが、同じ女性でも人によっては全然何も感じない人もいます。

何がいいたいかと言うと、やっぱり人というものは自分の見方が世界の全てで、どんなに人に共感力があったり世の中には色んな人がいるとわかっていても、それでも日々の中では「あぁこういう点でも人と人とは随分違うんだな」と思わせられることがたくさん起こるのです。

そういう意味でも、個人の捉え方の差が激しいジェンダーの問題やレイプカルチャーって本当に難しいです。
でも、だからこそ、色んな考えを持つ他人が平和に共存していくための手がかりになる問題でもあります。

最初にレイプカルチャーについて書いてみようと思ったのは、最初の記事にも書いたのですが、インド人占星術師に過去に男性に性的被害にあったか?と聞かれたこと、そしてその時は、え?無いけど??ってなったこと、だけどその後にあれ?めっちゃあってるかも?と時間をかけて点と点がつながったことがキッカケでした。
そして、めっちゃ性的被害にあってたにも関わらず、そんなこと無かったけどな?と思ってた・思い込まされてた文化的素地に「怖っ!」と驚いたことを書いてみようと思ったのです。

日々のちょっとしたセクハラも大人の女対応で「それくらい許してあげなよ?」「流しちゃえ流しちゃえ」「減るもんじゃないし」「サラッとかわせるようにならなくちゃね?」みたいな同性からの圧もあるし、自分もまたそれをいつの間にか自分の考えのように捉えてしまってたこと。
これって洗脳じゃないですか。
こういうことが気づかずにバンバン起こってるのが現代社会。

テレビを見なくなって久しいのですが、テレビからの情報と価値観をそのままダイレクトに受け止め一喜一憂してたのも過去のわたし。
自分の感覚が間違ってて、テレビの情報が正しいと思い込んでました。
セクハラされても大したことないと流せる強い女になりたい、すぐに忘れれるようになりたい、笑っていたい。
でもそれって、ただただ都合のいい、自分でモノを考えず自発的に動かず、体制側の言うこと聞く羊。それを上手な演出や言葉で「強い良い女」に仕立ててただけ。

自分の痛みを感じないよう、操作されてることに気づかないよう、従順に安い賃金で大人しく働かせ、人間を便利に使うようにするシステムは社会のあちこちに張り巡らされています。
こういうこと書くと「陰謀論」なんて言葉が出てくるのですが、その「陰謀論」という言葉自体も大衆操作のために生み出されたものだと、公式文書で周知の事実。
「はいはい陰謀論ね」なんて常識人ぶっても、それもまた仕組まれた措置なのです。

怖いけど。
けど、それに対抗するには自分を、自分の勘を大事にしていくこと。
誰がNOと言っても、変だな?とか、やっぱ好きだな、とか自分の感覚を信じること。
そしてその勘を働かすには、ちゃんとした食べ物と、しっかりした睡眠と、適度な運動が必要なのですよね。

健康でいること。
まさかレイプカルチャーとジェンダー論が、健康という話でまとめることになるとは思ってませんでしたが、どんな話をしても結局は「健康」と「知ること」が解決の糸口になると思う毎日です。

▼今日のおすすめ
映画『ワンダーウーマン
アメコミの中で一番最初に女性差別を扱った作品の実写映画化。とにかく美しく強く気高く優しいワンダーウーマンが素敵なのですが、戦って戦って戦う構図をカッコよく思う気持ちと共に、そんなにもずっと戦わなくてはならない?と問題提起も心に浮かびます。DCの中で一番好きな映画。もうすぐ続編公開。 

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪ 

 

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