神社への正しいお参り2 - 精進潔斎と菜食
前回は、神社とはお願い事をする場所じゃあないよ。
んでもって、他人の家に上がらせてもらうのと同じ(いやそれ以上)に「礼儀」が大切だよ、って話をしました。
今回は、お作法の一個一個を紐解いてみたいと思います。
こんにちは。
Eri Koo (エリ・クゥ) です。
本来なら。
神社にお参りする時は、一週間前から潔斎が必要です。
潔斎とは、肉・魚・酒・五辛の飲食を慎み、淫欲を断ち、沐浴などして心身を清めること。
仏教でも行事の前にはほぼ同じことを行う精進潔斎をし、その食事が「精進料理」なのです。
ちなみに五辛は、ちなみに五辛とはネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、ノビルなど、臭いや精の強い植物。植物なのに何故ダメ?と思うかもですが、これらをあんまりたくさん取ると体臭が強くなります。
山岳信仰・修験などで山に入る際は、その臭いが身の危険を招きます。野生動物に、ここにいることを知らしめてしまうからですね。その名残かもしれないなと個人的に推測します。
ざっとまとめると、菜食にして、欲を断って身ぎれいにしとくっちゅーことですな。
わたしは、及ばずながらも何度か神事に携わらせていただいたのですが、その時は厳格に取り組みました。
まさに「精進いたします!」状態。身体がスッキリ冴え冴えしてきます。
肉食と、霊界や幽界と、神様の領域へのの関連は大いにあるようで。
やっぱりそちら側への感応は、菜食のほうが高まるようですね。
でも。
そこまで出来ない…という方が多いと思います。でも、3日前とか1日前だけでもやってみると、気持ちが引き締まって参拝への特別感が昂まって良いものですよ?
そして前日はお風呂に入りましょう。できれば海塩をひとつまみ入れたお湯に。
ちなみにわたしも、ほぼ毎日行く氏神様への参拝は潔斎してませんね…。
そして服装。
この記事で書いたように、正式参拝であればフォーマルです。
その他の時はそこまでしなくてもいいと思います。
けれど、礼儀は考えましょう。
ちゃんと洗濯されたものを着ましょう。肌の露出や、華美なものは控えましょう。
そして、過度な香水も控えましょうね。
行く前の準備が終了しました。
さぁいざ、現地へ。
鳥居の前で一礼をします。
鳥居直前よりもうすこし離れた場所、鳥居の2本柱と正三角形になる位置から、一歩左に外した辺りがいいようです。
ここから、帽子は外します。サングラスかけてたらそれも外します。
本殿前だけで良いと思いがちですが、鳥居から向こうは神域です。
いざ、境界から先に足を踏み入れます。
ここから先は日常とは違う異世界。
続きます。
▼今日のおすすめ
漫画『陰陽師』作者:岡野玲子、夢枕獏
小説でもいいのですが、この作品に関しては漫画から入ったので。最初の方は一つ一つの怪異を解いていくのですが、だんだん「この世の理(ことわり)とは」といった話になっていきます。そこからがおもしろい。平安京や帝という存在、そして菅原道真が好きになります。映画は、エンディングの野村萬斎さんの舞「三番叟」が本当に必見です。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
・小説発売中
・ライターのお仕事
プロフィール文章、紹介文、ヘルスケア関連、文化人類学などのライティング。オリジナル小説の執筆。
・「舞」と「瞑想」
①Link Dance Meditation:瞑想と身体作り
②空舞(くぅまい):その人の舞を創る
①②をカスタムメイドした個人レッスンです。出張可。
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ミュージシャンやヘルスケア従事者、飲食店等さまざまなコラボ。
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