Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

花瞑想と花セラピー

薔薇が満開の季節です。
2月の梅から始まって、雪柳、木蓮、桜、ハナミズキ、藤、牡丹、そして薔薇。
他にもたくさんの豪華絢爛な花に、慎ましく精錬かつ生命力溢れる、小さな野の花たち。
あらゆる花が咲き誇る春から夏にかけての季節は、花瞑想と花セラピーにうってつけ。

まぁようするに「花を愛でる」ただそれだけのこと。

女性なら、いつもやってるよ~?かもしれない。
男性なら、花?見る?どれ?見て何になるの?ってなるかもしれない。

花を見て、匂いをかぐだけ。
それだけなんだけど。
花は、宇宙そのもの。
大げさ?
いえいえ、大げさでなく、花は宇宙を現す曼荼羅そのものです。
生物学的に言うなれば、花は生殖器
生きて、子孫をつないでいくためにむき出しにされた生への執着とも、生きるチカラそのものなのだとも言えます。

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瞑想とは、ひとまず自分の頭の中を空っぽにすることがスタートなのですが。
頭の中空っぽって状態がイマイチわからないと聞かれます。

キレイなお花を見た時に「うわ~キレイ……」と、口を開けてポカンとして、ただ見ている時、それがそれです。頭の中空っぽです。
薔薇のいい匂いをかいで「ふはぁ~いい匂い……」ってその香りが全身をめぐるような感覚になってるときも、頭の中は空っぽです。
「キレイ」だとか「いい匂い」だとかは、とても情報量が多い現象で、即座に言語化できるものではありません。
だから大抵の人は「あぁ~」とか「う~ん」とかのため息まじりの声しか出てきません。
それが正しいのです。
すごいものって、身体で感じるもの。
脳内で処理しきれないくらいのものなのです。
処理しきれなくって思考停止してくれるんですね。

だから、美しい花を見ることって、すごく「効く」んです。

ごちゃごちゃした頭の中のお掃除に、不安や焦りに絡め取られた心の浄化に。
それが花瞑想。

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そして。
蜜を吸いに来る虫が近づくと、花の匂いが強くなることが知られていますが、人間がキレイだなと見ることでも、花の美しさは増します。
量子力学だと、量子は観察することによってその動きを変化させます。
ものすごく乱暴に言うと「見ること=それが在ると認識すること」で物事って変わるんですね(乱暴すぎる)。
量子力学の話を出さなくとも(なぜ出した)、新しいワンピースを買っても髪を切っても気付かない恋人より、何をしてもかわいいかわいい言うてくれる恋人を持つ女性の方がぐんぐん良い女になっちゃう、そういうこと。

見られれば見られるほど美しくなる。
存在が強くなる。
そして「美しいなぁ」と思われたり、声に出して言われると、どんどんとそのようになっていくのが生物というもの。

そして、そうされると花は喜びます。
ぷわぷわっとうれしいオーラが放出されます。
それを感じると、見たる方もまた嬉しい気持ちになるのです。

そんな、良き気持ちの循環。
それが花セラピー。

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どっかでも書いた気がするんですが、最近妖精の気配をめちゃ感じます。
これ、みんなが社会活動を自粛してるから人間の気が外に減ってて、妖精とか妖怪とかそういうものが出て来やすいからだと思うんですけど。
しかし、こういう話って誰としたらいいんですかね。
(同意できる方いたらコメントとか無記名メッセージください)
そういう精霊みたいなものとの交流も、すごく良いです。
見えないチカラ・勘が冴えます。

あと、キレイなお花の写真を撮るのも、精神衛生にとってもいいらしいです。
30分続けると、とても心が和やかになるのだとか(心理学研究結果より)。
お天気も良いし、夢中で撮ってしまいますよね。

「夢中で没頭すること」が何よりも心を平和にします。

ご近所で「お花を愛で散歩」が良き季節です。

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▼今日のおすすめ
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人生の第3形態で道を進む原動力になった作品。それくらいにパワフルです。宮本武蔵佐々木小次郎、名だたる剣豪たちは言わずもがななのですが、宮本武蔵のお笹馴染みである又八という人物が主人公の影のように物語を深めます。剣豪はヒーロー達。常人とは違います。けれど又八は呆れるくらいに矮小な人間。大抵の読者は鬱陶しがりながらも又八に自分を見つけるでしょう。何度読んでも最後まで読み切ってしまうくらいにすばらしいのです。が、2015年から連載が止まっています…つらい。 

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読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

 

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