Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

ヒプノセラピー体験記1 - 自分の内なる答えを聞く

30歳の時に婦人科系の大きな病気をして、幼少期からのトラウマや実生活の問題が浮き彫りになって。
そこから、ありとあらゆる健康療法を試して実践し、科学的なものからスピリチュアルなものまでたくさんのセラピーを受けてきました。
7年ほどかけてそれらが一通り終了し、新たな人生を踏み出してから受けてみたのがヒプノセラピー催眠療法)です。

ヒプノセラピーとは心理療法の一つで、悩みの解消、自己探求、習慣や癖の除去・改善、性格・自己イメージの改善、能力の開発などに具体的に効果をあげるとされています。

それでももう、大分と前の話。
新しい道を模索していて、なんとなく道筋が見えた時に、未来への景気づけがしたくなりました。
この道でいいのだろうか?進む上で気をつけることは?などの大きなアドバイスをもらって、さらに前に進む力が欲しかったのです。
そんな時にたまたま、信頼している人達から連続で過去のヒプノセラピー体験を聞きました。そう言えば、色々やったけど結局ヒプノはやったことなかったなと気づたのと、前から、人から言われた前世ではなく、自分の潜在意識に深く潜って見える前世を知りたかったという好奇心もあって。
さくっと検索すると、個人的に立地で一番便利な場所でヒットしたところが、当たりでした。

・ホームページが素人臭くない(ちゃんとプロが作ってる)
・体験談が多い
・経験も知識も豊富なことが文章でわかる
・お人柄が文章でわかる
・ゆるふわスピに傾いていない(感性と感情だけで行っていない)
・科学的療法としてきちんとしている
・明朗会計
・予約システムがスムーズ(空いてる日時がすぐわかる、予約決定まで時間を取られない)

昔々に気になって調べた時は、このチェック項目を満たすところがなくて、気になるけど受けたいところがなくて受けずじまいだったのです。なのに、この時はさっくり見つかったのもタイミングだったのでしょう。
実際行ってみてもフラットで静かなセラピストさん(このジャンルでは個性や圧が強い人が苦手です)で、納得満足だったので、数年かけて合計3回行きましたし、何人かの友人にも紹介しました(気になる方はコンタクトからご連絡どうぞ、場所は大阪です)。

ヒプノセラピーとは催眠療法ですが、テレビのマジシャンがかけるような、意のままに操るぜ~なものとは大きく違います。成功するビジネスマンがやっているので広まったマインドフルネスや、瞑想の状態と似ていると言われます。
超絶リラックス、かつ超集中状態です。
α波、θ波という脳波の状態になり、深く入っても自分でのコントロールが可能であり、記憶も意識もあります。
このBlogでも瞑想については何度もとりあげましたが、ヒプノセラピーについても同じことが言えます。
それでは、瞑想に入ることが出来るならヒプノセラピーは必要ない?と言われると、イエスでありノーであるとも言えます。
瞑想にも段階があり、思考を停止させ頭を真っ白にフラットに出来ることから、新しいアイデアや問題の解決法が浮かぶところまで集中するものまで色々とあります。
いずれにせよ、日々の鍛錬と長年の練習が必要です。
それを今獲得出来ているのであれば、瞑想出来るならヒプノセラピーは必要ないとも言えるでしょう。
けれど、誰もがそこまで瞑想出来るわけでもありません。ましてや悩みや不安は今起こっているのに、一朝一夕には出来ない瞑想を解決まで鍛錬しようとすると、苦しい思いを解消するのに時間がかかりすぎてしまいます。
セラピーだとセラピストさんがそこまで誘導してくれます。瞑想したことがない人も、ゆったりとゆだねてしまえば問題の解決まで導いてくれるのです。
わたしの友人たちも瞑想なんてしたこと無いしする予定もない人たちでしたが、ちゃんと結果を出せて満足していました。
そういった意味で、自分では手に負えない問題解決手段の一つとして利用するのに効果的かと思います。

どんな療法もセラピーも「相性」が大事です。その手法と、セラピストさんと、両方です。どんなに仲の良い人や信頼出来る人が進めていても自分に合うかどうかは別問題。
こればっかりは自分で試してみないとわからないのですが、先ほどのチェック項目などを参考に、事前に自分でしっかり見極めることも必要です。

ヒプノセラピーのセッションには、前世療法、インナーチャイルド、願望実現の3つがあります。

わたしは当時、1年に1回ほど、合計3回行きました。
最初は「前世療法」。先ほど書いた、新しい道に進む前の景気づけアドバイス&前世見たいがため。
2回目は「インナーチャイルド」。人生で繰り返し起こるトラブルがあったので、トラウマ解消のため。
3回目は「インナーチャイルドと願望実現のミックスみたいなの」。特定の物事に対してどうしても乗り越えられないので、何が問題が知るため。

というわけで全制覇しました!

その時に感じたもの、見えたものは今でもありありと思い出せます。
もちろん終わってから忘れないようにノートにも書いたのですが、ほとんど見返していません。覚えているからです。
人の言葉ではなく、自分の内からわいてくる言葉だったり映像だったりするせいかもしれませんが、何と言っても「体験」だからです。
誰かに言われた言葉でも見せられたものでもなく、このセラピーは自分の体験となります。

ちなみにわたしは瞑想を鍛錬していますし、答えを掴むことも出来たりします(まだまだ未熟なのでその日の調子によります)が、この時の精度、集中力、その状態への入り方はやっぱりすごいものがあったと今でも感じます。
一人で鍛錬してあの状態まで行くのは数年では無理でしょう。

やはりその道のプロというものはすごいです。ヒプノセラピーは歴史もあり、多くの方が携わっているので、プロ同士が今もなお切磋琢磨して技術を磨いているわけです。
適正な金額を支払う理由は十分にあります。

 

続きます。

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▼今日のおすすめ
小説『パプリカ』作者:筒井康隆 
中高生の時にどっぷりハマった筒井康隆の中でも大好きな作品。夢に介入して精神疾患を治療するサイコセラピーのある近未来。書かれた1993年から約30年、あながち遠からずな未来の今にわたし達は生きています。良きSFは未来を予見しますが、こういった分野がノーベル賞を取るのも近いのかもしれません。 精神世界はこらからぐっと一般化していくと思いますが、その先駆けとも言えます。とはいえ小難しいわけではなく、あくまでエンターテインメントで非常に面白いです。

パプリカ (新潮文庫)

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読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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