Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

アンチスピリチュアル話3 - 人は鏡、舞も鏡

前回からの続きです。

ザ・金・地位・名誉・女!どこぞの大統領みたいなタイプのA氏(60才前後)が、緊急入院でわたしの人生から退場していった後、現れたのはB氏(60才前後)でした。
この話の舞台となっているスピリチュアルな人に人気な某神社で出会ったB氏は、わたしを「見えないものが視える人」だと思い、そういう話をたくさんしました。
神社巡りにしてもスピリチュアル探求にしても、ずっと一人でやってきたことだったので、こういった話が出来るのがうれしくて仲良くなりました。
B氏の家にも招かれ、奥様にも紹介されました。
何故だかわかりませんが、信望され尽くされていました。
B氏はわたしの踊りのイベントをその神社で作ってくれました。
お客さんも連れてきてくれて。

でも、その舞台が最悪でした。

来てくれた方々がわたしの踊りに「気持ち悪い」「見てられない」「気分が悪くなった」なんて感想を言ってきたのです。
まぁ、本当にそうだったんだろうけども……
そうだったとしてもだよ……
来てくれたのは50代以降の男性や女性たち。
わたしは20代後半です。
そんな自分の子供のような小娘に直接的にしんどい言葉を浴びせる必要がありましょうぞ??笑

よくわからない、吊し上げのいじめ時間みたいなものとなりました……

今考えると。
何でこの話をしてるかっていう理由の大きな要因なんですけど。
当時のわたしを含め、いや、そもそもわたしを筆頭に。
スピリチュアルに寄ってくる人って、だいたい心に問題があるんですよ。
普段は、ふわぁ~~~っと明るくてキレイでなんとなく良い感じの言葉を真綿でくるんだような感じで、いろんな事を話したりしてるんですけど。
どろどろどろぉ~~~っとしたものが心のなかで腐臭を放っている。それに蓋をして、ぎゅうぎゅうと荒縄で締め上げて開かないようにして、目を逸らして、理想とか空論とか、前世とか神様とか上ばっかり見てる感じなんですね。

でもね、自分より弱いものとか「批判してオッケー!」みたいなものが現れると、「この人にならどろどろを出してもいいよ!」みたいなスイッチが入って、めっちゃ攻撃するんですね(ネット炎上とかもコレですね)。
それは、そもそも自分のどろどろなんです。
人は鏡なので、自分のどろどろを人に見てるんですね。

踊りや舞というものもそういうもので、鏡なんです。
神社になぜ鏡が飾られているかって、それは自分を映すため。
神も魔も、全部自分。
ですから、この時のわたしの踊りは稚拙であり未熟であっただろうけど、鏡ではあったのかなと思います。

けれどそれは結局、踊り手であるわたしだってそうで。
そんな風に傷つくような言葉を浴びせられるのは、結局自分が自分を傷つけてる面があるからなんです。

この世に起こることや、理不尽な中傷や暴力を受けるのが全部その人自身のせいだって言ってるのはないですよ。
人の言葉や態度が必要以上に沁みること、もしかしたら自分がそれを引き寄せてるのかもってことに気づくことが大事なんです。
自分が悪いんだ、自分のせいなんだ、じゃなくって。
自分にこんなところがあるから、似たようなイヤな事が起こったり、イヤな人が集まってきたりするのかもしれないって、気づくこと。
自分にはこんなところがある、ってことに良いも悪いもないんです。
どんなことだって短所であり長所でもあるから。
あるって知ることが大事なんですよね。

それ以外にも、スピリチュアル界隈の人たちと非常にモヤモヤするような出来事がたくさんたくさんあって。
バチコーン!!と喧嘩にでもなればスッキリするんですが、なんせみんな(わたしもやで)どろどろを隠しているので、イヤ~な感じがもやもや~っと漂うんですよ。
著名な本を書いている人に質問を送った時も、東京での高額なセミナー案内だけが返信で送られてきたり。
どこの神社がすごいとかあの神主と仲良いとかでマウント取り合ってたり、仲良い同士と思ってたらお互いの悪口を言い合ってたり、なんだかな……と思っていた時。

そんな時にですね。
レッチリのライブに行ったんですよ。
覚えている人もいるかもしれませんが、当時、メンバーの急病で公演延期になっていたライブが突然決まって。
個人に連絡が来るものでもないので、たまたま見たテレビでお知らせされていて知って。
どんなに「この情報見れてよかったー!知れてなかったら死ぬ!」って思ったか。
当時ほとんどテレビを見ないようになっていたので、本当にギリギリで知れたセーフ感にドキドキしました。

一緒に行く予定だった友人は遠方にいて行けず。
当時の大阪ドームに一人で行きました。

結果、2時間泣き通し。
レッチリのライブでわんわん泣いてる人もおらず、横のカップルにめちゃめちゃ見られながらも涙が止まりませんでした(友人分の横の席が空席となってたので、彼氏と来るはずが別れてしまって泣いてるのだと思われてそう、なコソコソ話が聞こえた)。
嗚咽まで出てたと思うんですけど、大音量のおかげで人には迷惑をかけてない、はず(めっちゃ見られてたけど)。

終わって。
びっくりするくらいに気分が晴れていました。

これは、なんだ?

続きます。

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▼今日のおすすめはこのシリーズ中はお休みします

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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