快楽のためのグルテンフリー・カゼインフリー・シュガーフリー

何度も似たようなことを繰り返し書くBlogです。
すみません、なに書いたか詳細には覚えてないので「そればっかりやな」ってなってるかもしれませんがそういうBlogです。

グルテンフリー、カゼインフリー、シュガーフリー（以下、3フリー）を始めて2年と少し過ぎました。
前回書いたように、この一ヶ月ほどは炭水化物も極力カットする実験中。
ついでにお酒もほとんど飲まなくなって。

ストイックやなぁとよく言われるのですが、本当に違います。
自分に甘々、怠惰、快楽主義の中毒性の強い気質です。
毎日毎日コンビニ寄ってお菓子や菓子パンを食べて、美味しいケーキ屋さんでホール買いして一人で食べたり、チョコレート中毒を誇らしげに語ってたりをずっとしてたような人間です。道で倒れ込んで知らない人に助けられたりするような、お酒での失敗も相当にやらかしてきました。
それなのになんで、そんな美味しいものを我慢する修行のような3フリーの食事療法を続けてれるのかって、それをすること自体が「快」だからです。
そもそもは婦人科的な持病、酷いPMSや生理痛、生理不順を治すために始めたのですが、やってみて数日で身体が軽く、気持ちも明るくなっていくのが体験できて。
2周間経ってみると、それは益々顕著に。
そして2年を過ぎてみると、甘いものや、贅沢に作られたパンや、ジャンクフードで得られる「快」って、やっぱり一時的なんだって気づくんです、頭じゃなくって身体で。
そして、その「快」はとても浅い。
芯から身体の調子がいいときの「快」とは比べ物にならない。

いやもう、このヒト大丈夫？
スピリチュアルにいってもーてる？
それとも違法な何かを摂取してる？
なんとかインティライミか？

みたいな、全世界愛してるぜイェ～イ！な気持ちになっちゃうんですよ。
世界って美しいな！
って心の底からスコーンと
（特に何があったわけでもないけど）生きてるだけでしあわせだ！
って言えちゃうんですよ。

だからお酒いらなくなる（そもそもみんなと楽しくワイワイするために飲むタイプ、一人では飲まない）。
甘いケーキも、たまぁ～に美味しいものをほんの少しで良くなる。
もちろんドラッグとか必要ない。

その、でっかくて深くて曇りなき「快」のためなら、ちょっとした我慢ってできちゃうんですよ。
一時的な満足のためにコンビニの粗悪な砂糖菓子を食べる「快」とそれとを天秤にかけたら、そっちの方が断然重くて強いから。

だから結局、究極の快楽のための3フリーなんです。

最初の方は、こんなにも甘いもの中毒なわたしができるのか？って感じでした。
なので、サツマイモやカボチャで米粉や豆粉を使ってケーキ的なものを作ってみたり、牛乳の代わりココナッツミルクを使ったり、米粉やトウモロコシ粉で作ったパンやパスタを買ってみたり、いろいろ代替品を試行錯誤してました。
でも、はたと気づいたら、そんなに食べたくなくなっていました。
自己暗示が強力に効くタイプなのもあるかもしれません（影響を受けやすいHSP的だなぁと思います）。
本当に食べたいのか？心から？身体は欲してる？ほんまに？ほんまになんか？
としつこく自分に問い詰めていくと、いや、そないには別に……？？？となっていったように思います。
たまには良いだろうって、ジャンクなものとかパンを食べてみると、あれ、そんなに美味しい～ってならないな？と自然となっていったのです。

大好きな食べ物達も、米粉と豆粉でかなりの代用が効くことも大きかったです。
お好み焼きも、揚げ物も、米粉や豆粉で作ると軽くて美味しいんです。
わたしの食事療法のまきぞえとなって協力してくれている母も「小麦粉より胃にもたれへんし、むしろ美味しいなぁ？」となっているほど。

だいたい、ものすごい我慢だけをする生活を2年なんて人間は続けられません。
不可能です。

鍵は目的である「強力な快楽体験」と、続けていくための「代替品」です。

でも、あくまでも8～9割ですからね。
たまぁ～にはいいんです。
見たことがない珍しいものとか、旅先のその土地でしか食べられないものとか、友だちが作ってくれたものとか、3フリーの食材であっても美味しく食べたりもします。

そんな感じで。

秋の一番いい季節、台風も過ぎ去って最高の気温と湿度。
空も高くて、木々も紅葉を待ちながら日差しをキラキラと受けて緑が映えて。
小鳥の鳴き声、虫の音。
今日も世界は美しくて、最高の一日です♪

f:id:kuhmai:20201012120705j:image