Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

キャンプ沼の話

「キャンプ楽しい!!!」

気がついたらものすごい速度でどぼんとハマっておりました、キャンプ沼。

ソロキャンできるようになりてぇ!
って思ったのは数年前。
ベタですがアニメ『ゆるキャン』を見てからです。
このアニメはヒロシの存在と共に、この空前絶後の(?)キャンプブームの着火剤になったもの。ドラマにもなってます。
女子高生たちがただただゆる~くキャンプを楽しむんです。
キャンプって、ゆるい気持ちで楽しいんだ……って知りました。そしてその一個一個の行程ががとっても楽しいことも。

もともと大学時代はアウトドアサークル(めちゃチャラいやつ)だったし、ワンダーフォーゲル部とかボーイスカウトしてたかったなーって思うくらい(けどやってない)野外が好きで、海水浴も川遊びも登山も大好き。
住みたいとは今は思ってないけど、大自然ラブ。

かつ。
大きな震災をいくつか経て、こんな世の中何が起こるかわからないし、たくさんの人と避難所生活するなんて自分が耐えれる気がしないし、一人でテント立ててご飯作って寝泊まりできるくらいのスキル欲しいなーと思っていて。

そして。
コロナが来て。
ひとり時間が増えて、読書時間が大幅に増えてただただご満悦ではあったけど、ずーーーーっと家にいるのもどうにも良くない。
それで再び『ゆるキャン』を思い出したのです。
主人公の一人、女子高生のりんちゃんは本屋でバイトするくらいの本好きで、かつソロキャンパーなのです。
一人でキャンプして(ソロキャン)、そこで何してるかと言えばほとんど本を読んでる。
めっちゃ、いいやん……。
どうせ本読むなら外の方が気持ちいい。
本読みたい、自然の多いとこにいたい、の一石二鳥が叶う。

でも、そこまで思っていても行動に移すには何かタイミングが来なくて。

やっぱりこういうのは。
「一緒に行こ!」
っていうお仲間の声がデカい。

自分の中で「やりたい」はMAX越えてたので、お誘いの声にかぶさるくらいのスピードで「行く!」となってからは転がる石のようだった。

まずは最初は、既にいろんなギアを揃えていたお仲間におんぶさせてもらって、ほぼ手ぶらでデイキャンプ
ここで、自分はどんなキャンプがしたいのか、それには何が必要か考えていこうという一歩目。

そこでわかった。

・「火遊び」がしたい。
ともかく、火をおこしたい、木を燃やしたい、それを見てたい、いじりたい。

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自分の焚き火台で爛々と燃えてくれたうれしさ

・料理は元からそんなに興味がない。
焼くか煮るかしただけの、温かいものが食べれたらいい(家と同じスタンス)。

あとは、まったりお仲間としゃべったり、本を読んだり、そこに行くまでの行程で観光したり、美味しいご飯屋さんに寄ったり、温泉入ったり、道の駅で地産品を見たりする。

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超有名漁港の定食屋(美味しい☆美味しい☆美味しい)

・ともかく、自然の中にいると快適だし満ちる。

だいたいこんな感じ。

となると揃えるものも必然と決まっていく。

大学時代からさんざん、大人数でウェイウェイなキャンプやBBQをしてきたけど、そういうのはもう1年に1回あるかないかでいい。
一緒に行くお仲間は、ほっといてくれる人、ほっとける人。
つまり、ソロキャンパーが現地集合現地解散してるみたいな、そういう大人の距離感で一緒に入れる人が心地いい。
ご飯もそれぞれの好きなものを、それぞれで持ってきて、それぞれ作り、それぞれが好きなタイミングで食べる。
本を読む人、お酒飲む人、なんか作ってる人、散策に出る人、それぞれがバラバラに行動する。けどなんとなくタイミングが合って、しゃべる時間があったり、持ってきたものを分け合ったり、お互いのギアをあーやこーや言ったり、一緒に星空を眺めたりする。
そして、寝るときはそれぞれのテントでプライベートに眠る。

いい。
すごくいい。

何度かやってみたけど、案外と本は読めない。
割とやることがある。
でもそのうちに慣れてきて、もう少し本を読めるようになったらいいなと思うし、まぁ別に読書とは義務ではなく必死こいてすることでもないので、読めたらいいし読めなくてもいいのだ。

こんなご時世でも。
バイクで、車で、現地に行って。
そこには自然という、めちゃくちゃデッカいソーシャルディスタンシングな野外空間があって。
満杯のキャンプ地に行ったこともあるけど、そこでもそれぞれの区画は広々として10メートル以上離れてて。
最近のキャンプ場は大人数お断りとかしているところもあるみたいだし、自粛してる人だって多い。
たまたま、マナーの良い人たちしかいないキャンプ場にしか行ってないせいか、ウェイウェイしてる人たちもいず。キャッキャしててもなんせ距離が離れてるし多くても4人くらいなので、全く気にならない。
夜の9時も過ぎたらみんなちゃんと静かにする。

どこにも密がない。
ウイルス感染するポイントがない。
(外でマスクしてても感染るとか言われてる昨今ですのでわかりませんが)

あぁ。
最高です。

家でテレビばっかみて、ご本人が気づかないうちに心の調子が悪そうだなって方を見かけたりもするのですが。

自然の中で、どこまでも広がる海とか、波寄せる湖とか、うぐいすが鳴いてたり、いろんな花が咲いたり、新緑もりもりの木々や山々、星々、月。
サンセットとサンライズを見てたら。
なーんにも、不安とか怒りとかを覚える要素がない。
コロナなんて嘘なのでは?
とすら思えてくる。
この、ニュースとか事象とか世間から一歩引く感じが心にはとても大切で、それが味わえるのでありますよ。

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サンラーーーーイズ!

キャンプでなにするかなんて本当に自由。
読書だって、絵を描いたりだって、Youtubeや配信で映画やドラマ見たっていい。
料理に凝りまくるのも良し(とにもかくにも野外メシは美味い)。
お仲間と行ったなら喋り倒したり、アウトドアアクティビティしたり、虫取り、魚釣り、散策、なんでも楽しい。
一日中ぼーっとしててもいい。
けど実際、自然の中にいるとガツガツと何かしよう!って気持ちより、あぁ……なんもしなくてしあわせだったな……ってことに気づく。
木や水や土と近いってそういうこと。

そして、なんにもないところで、火を起こして、寝床を作って、食べて、寝る。
根源的な「生きる」スキルがダダ上がり。
こんなにも「生きてくこと」に自信が上がる趣味もないんじゃないでしょうか。

嗚呼。
気がつけば、キャンプ沼にどっぼん。
ギアも毎日検索したり、近所のホムセン回ったり、アウトドア店にチェックしに行く日々でした(それがまためちゃくちゃに楽しい)が、ある程度揃ってきました。

またアウトドアって、ギア買うときも「災害時に役立つ」がめちゃくちゃ背中押してくれる(尊い言い訳)んですよね。

うずうず。

買ったギアを使いたい。
野外でぼんやりしたい。
燃える火を、ただただじーっと見ていたい。

うずうず。

嗚呼、キャンプ行きたい。

(さすがにGW中は人多いのもヤなので自粛しています)

キャンプ沼、オススメです。

うずうず。

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犬も吸えます♪めちゃ犬充した

LOVE LETTER  

本日は下弦の月です。
木の芽時、わさわさと新緑が育っていく中で、人間さんはちょっとお疲れが出たり体調を崩しがちな時期。
今年は寒い日も雨もちょっと多めだし、低気圧で「なんか今日あかんな……」って日も増えてくる。
そんな時はともかく深呼吸して。
なるべく遠くの景色を見て。
近いことばかり考えないようにして、のんびりのんびり歩むといいのかもしれません。

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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りゅうとむすめ

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