Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

感情のコントロール2-自分を甘やかす

大阪は少し、涼しくなりました。
眠りやすくなりました。

こんにちは。
Eri Koo(エリ・クゥ)です。

前回の続きです。

erikoo.hatenadiary.jp

感情の発散、表現の第1段階をやって、ある程度落ち着いたら。
次の段階に入ります。
今度は「甘やかし」をしてあげましょう。

・美味しいもの、好きなものを食べましょう。

感情の第1段階で食べものに走ると、暴飲暴食や中毒でカラダを傷つけてしまう可能性が高いので、ちょっとだけでも落ち着いてからの方がいいかなと思います。

・楽しいことをしましょう

なにが楽しいは人それぞれ。遊園地に行く、郊外に行く、ショッピング、スポーツ、映画鑑賞や小説、友だちとのおしゃべり。ライブに行く。
なんでも思いつくままに楽しいことをして、自分を回復させていきましょう。

・第三者のポジティブな意見を聞く

近しい人ではなく、少し距離のある友人や知人、怪しくないプロのカウンセラーさんや占い師さん(何かを売ろうとしない、また来てと言わない、勧誘しない)など、元気で明るくポジティブなことが言える人に「大丈夫だよ」と明るい未来の話をしてもらい、励ましてもらいましょう。
あなたの良いところをちゃんと認めて褒めてくれるような人。
なぜ近しくない方がいいかというと、人間関係の「新鮮さ」「距離感」は元気なパワーを生むからです。そして客観的なアドバイスもしてもらえるからです。
近しい人というのは生活の中にいて、自分と同一化が起こっているから。「外の人」の方がよいと思います。

そうこうしてるうちに、ちょっとづつマシな気分になっていくと思います。
第1段階で、暴れん坊になることを自分に許可することが大事かなと。
自分の内側で台風のように暴れる感情を、そのまま否定することなく外に出してあげるのです。
見えない感情を、目に見える形に表現してあげること。
それこそが昇華作業です。

実はこれ、大きく傷ついたときだけじゃなく、日常的に無意識にしていることなんですね。
フッとさみしくなったとき。
それってあなたの内側に発生したもので、あなたにしか知覚できないものですよね?
目に見えない、そう感じたというだけで誰にも証明はできない、感情。
でも、じゃあ、あの人に連絡をとってみよう、とメッセージをしてみる。それはスマホ画面に文字として残り、相手に送られ、物質化します。目に見えるものとして、この世に現れる。つまり表現されているのです。
そんな小さなことも、感情の表現なんですね。

小さな感情のゆらぎなら、そういった無意識にとっている自然な表現方法でするりと流れていきます。
そう、誰だって無意識にちゃんと感情を昇華しているんです。
けれど大きく揺れるとき、人は混乱します。
自然な表現をとることに抵抗したり、それは良くないことだと頭で考えて抑えこんだり。
あまりにも大きなショックに対して、直面することを恐れて問題を複雑化させたり、封じ込めたり、無かったことにしてしまいます。

それでは、そんな大きな大きな感情のうねりがわき起こったときはどうしたらよいのでしょう?

アカデミー賞を取った映画『DRIVE MY CAR』は「正しく傷つくこと」がテーマの映画でした。
主人公は美しい妻と仲睦まじく暮らしていますが、妻は継続的に不貞を働いています。そして主人公はそのことを知っていますが問いただすことはしません。
ある日、その妻は急死します。
そこから何年も経って、いろんな出会いや過程を経て、主人公は気づくのです。
自分は妻の不貞や死から、「正しく傷つくこと」から、逃げていたのだと。


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愛する人の裏切りや、死。
そんな大きなことが起こったときは、そのことに正面きって向き合うのはキツすぎると思います。心が壊れてしまうかもしれない。

誰にだって起こりえることです。
そんなとき、どうするか。

<次回に続きます>

口にも目にも美味しい

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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