詩002 - 何処かのラブレター
ラブレターを贈ろうと思う
どこかの孤島にいるキミに
どこかの洞窟に隠れ住むキミに
はては四次元飛び交う宇宙船のキミに
ボクのラブレターはレーザービームになって
赤く白い光となって
ジグザクに、あるいは曲線を描いてキミに届くだろう
それは何本もの線となって他の人にも届くだろう
手紙は開けると弾けて溶けてしまう
キミはそれを見ることはできないだろう
けれど読むことはできるんだ
真っ白な便箋に書かれたそれは
キミの琴線にふれるだろう
細い細いピアノ線を弾くように
高い音が鳴るだろう
線と線がぶつかって、きらめく粒子があちこちに飛ぶ
その中を、キミは微笑みながら読むだろう
ボクからのラブレターを
もうないそれを、キミはきゅっと抱きしめて
駆けていくだろう
あの丘を、山を、海を、空を
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eri koo - エリ・クゥ です。
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