Dragon Road X 11 - 橿原神宮・紀元祭
朝から雪の降る2月11日、建国記念日。
月涛賀ゆうさんと、橿原神宮での紀元祭に参加してきました。
こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。
早朝からたくさんの人。
そして、右・・・という呼び方でいいのかしら?と言った方々がたくさん色んな旗をはためかせていらっしゃいました。でもほとんどは多分地元の方々や、こういった祭事がお好きなカメラマンの方々が全国から来ている様子。
今をさかのぼること2679年前、旧暦1月1日(今の2月11日) に神武天皇はこの橿原の地で初代天皇として即位され、その日を日本の始まりとしてこれを元年とし、皇紀が始まりました。つまり今年が皇紀2679年。日本が始まって2679年となるのです。
皇紀は実質上、終戦後に廃止されました。公式に使っているのは神社本庁など一部。
紀元祭は紀元節として明治に祝日と制定されましたがこれも終戦後に廃止。しかし昭和41年に建国記念の日として復活しました。時代と政治の人間的思惑でいろいろ因縁ある日ですが、2679年前は考古学的には縄文最後期、弥生初期らしいので日本の支配層の交代タイミングと一致するのですよね。
天津神、国津神の天孫降臨からの流れも大きなスパンで含めると、この辺で大きな民族の移動があったのであろうことがうかがえます。
さて、お式は粛々と。
天皇勅使の方も来られて、雅楽の演奏も舞の奉納もありました。
ゆうさんが神社さまからご招待状をいただいてたので、わたしもそれにお相伴させていただいて、拝殿の中で椅子席で静かに見てました。
神さまの気配・・・神さまって本当に音楽がお好き・・・という感じ。
音楽と共にぐぐっと存在の気配が高まり、そして音楽が終わったとたんに奥に引っ込み、もしくは別のところから来ていた神さま的存在の方々は解散していくように感じました(毎度ながら只の個人的感覚です)。
音楽だけが、一瞬で瞬間でその場の次元を変える、そして次元を超えて到達する。
その様子に、いつも感動します。
あと、日本の神さまってお酒好きだなぁ・・・って。
よく、嗜んでらっしゃる映像が瞼の裏に映ります。
音楽が好きで、お酒が好きで、それってなんか大らかで楽しい感じ。
神さまの気配もなくなったので、舞台の場としてどんな感触かを客席側から考えながら眺めました。
う~ん、わたし、橿原神宮の何が好きって「デカい・広い」とこなんですよね。
とにかく広いです。拝殿もデカい。
何故か、建築も彫刻も絵画も、何もかもデカいイタリアを思い出すくらい。
そして雄々しい。
昨年、結果的に神武天皇のご縁で奉納させていただいた丹生川上神社中社さんも、そして等彌神社さんも、とても女性的エネルギーでした。やわらかい、やさしい、清らかな、乙女のような。
でも、橿原神宮は違います。
完全に男性エネルギー。
そして、神々しさがありつつも、なんだかとても政治的・人間的な香り。
そこを舞台として奉納することは、こちらにも負けないくらいの強さを表に出していかねばなりません。
4月3日に、ここで素晴らしい人たちと共に一つの舞台を創り、その中で空舞を奉納させていただく。
なんというお導き。
なんというご縁。
ありがたい、という言葉以上の、なんというか光栄というか・・・恭しく拝受させていただきます、といった心地です。
お式が終わった後は「直会(なおらい)」です。お式後に参加したみんなで同じご飯を食べてお酒を交わして交流して式の無事終了を祝うのです。
立派な建物で温かでした・・・寒かったので超大事!それだけで極楽!配膳をなさってるご婦人も、楽しんでらっしゃる氏子のみなさんもご陽気で楽しく、燗された奈良の日本酒と、いただいたお弁当でホッと一息、冷えた身体を温めました。
建物内には奉納式のフライヤーも貼っていただいてました。
なんだか、二人共、言葉にはでき無様な新たな決意を胸に一日を終えたのでした。
奉納式は、この日の紀元祭も含め、Dragon Roadシリーズでたくさんの神様を感じたことを総動員しての舞台になります。
そして、舞台の締めは来てくださる方々に参加していただき、その手によって行われます。
ぜひ、新たな時代に向けての祈りを、日本建国の地に、世界の平和に、そして自分自身に向けて、奉納をご一緒にしてください。
平和でパワフルな時間を共に!!
おまけ。
ちなみに二人で御御籤をひきました。
ゆうさんは、神武天皇が丹生川上で戦の占いをした鮎ちゃん、わたしは勝利を導いた金鵄ちゃん。
二人共「大吉」!!
久々です!何年ぶりの大吉!笑
しかも旧暦新年明けで初めての御御籤なので今年全体にかかります。
幸先イイですね~。
にしても、最近引く御御籤のメッセージが良くも悪くも「時間はかかる・待て」なんですね。なんかしらんけど時間かかるんですね・・・わたし、めっちゃくちゃせっかちイラチなんですよね・・・。
でもね、最近こんな言葉を改めて思ってるんです。
「そうだな…わたしは『結果』だけを求めてはいない」
「『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…近道した時真実を見失うかもしれない」「やる気も次第に失せていく」
「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている」「向かおうとする意志さえあれば…(省略)…いつかはたどり着くだろう?」「向かっているわけだからな…違うかい?」
これ「ジョジョの奇妙な冒険」の中のセリフなんですけどね。
向かおうとする意志を忘れることなく、日々を過ごしていこうと思います。
残りの今日も、そして明日もよい一日を!
---舞台のご案内---
3月9日(土)18:00-
【岩澤有徑展(city gallery 2320)初日トークショー&イベント】
第1部 岩澤有徑vs向井修一の対談
第2部 岩澤有徑(movie & sound)+ パフォーマンスダンサー/eri koo
フリースペースr3(神戸、新開地 city gallery 2320より徒歩1分)
¥1000(ワンドリンク付き)
9 March 18:00-
IWASAWA ARIMICHI EXHIBITION at city gallery 2320
4月3日(水) 15:00-
【月涛賀ゆう-神仏画奉納式】
演奏:AUN&HIDE
LIVEパフォーマンス:月涛賀ゆう
空舞:eri koo
橿原神宮(奈良・橿原)
April 3 15:00-
Yuu Tsukinaga Dedication for Shinto shrine Kashihara' in Nara, Japan
4月21日(日) 昼公演 15:00~、夜公演 18:00~
舞台【再会】
MIIT House(大阪・此花区)
料金:¥1000
21 April 15:00-, 18:00-
Music & Dance Performance 'SAIKAI' at MIIT House
---小説連載中です☆---
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