Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

Dragon Road X 10 - 椿大神社と椿岸神社

ちょっと寒かったと思ったら、もう暖かくなってしまいました。
身体も春めいて、骨盤も開き始めたようで、なんだかデトックスモード。
今年の梅の咲き始めが早かったように、身体の方は「まだ2月なのに?」なんてただの数字に惑わされることなく、自然と連動して動いてくれています。

こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。

椿大神社の続き、今回で終わりです。
雪山で遊んだあとは、ようやっと境内に戻ります。

本殿の横にある別宮椿岸神社へ。
ここはアメノウズメさんが祀られています。鮮やかな朱色が映えて、とっても華やかな空気。ずっと同じこと言いますが、もう、アメノウズメさんってやっぱり「イイ女!」感が満載です。仕事が出来て肝が据わってて、美しくて賢くて、そして気風(キップ)が良くて厳しいけど優しい、的な(個人的感想です)。めっちゃ友達になりたいタイプです。
公式サイトには「芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神」と書いてありました。
個人的に奉納舞をするときは「鎮魂」を重要なテーマにしているのと、もちろん芸道の神さまであり、有名なのは踊り手であること。なんだか自分がやってることのど真ん中の神さまです。
でも「芸道」とはどんなものであれ、どこかできっと「鎮魂」なのだと思います。人も場所も自分も、そして神さまやご先祖様も含めたすべてに対する鎮魂。
そしてそれを本当の意味で達成するには、夫婦円満という一番最小単位の家族というチームが、他人と他人がお互いを尊重しての平和を築いて土台とするのが強いのかなぁと。もちろん男女の夫婦という形にも限らないと思うんですよね。それって多数派だから一応形骸的な言葉としてあるだけで。性別も関係性も問わず、仲間やチームというもの、縁といものがあってこその鎮魂、そこからの平和。そして平和という礎からもっと上の創造性というものに発展する。
そんな事を、アメノウズメさんのテーマから感じました。

そして、身体を使った表現についてのインスピレーションもいただきました。ぐりぐりぐりって感じです♪

そして多分、人生で初めて「絵馬」をしました。
だってこの絵馬めちゃくちゃかわいくないですか?

f:id:kuhmai:20190202114404j:plain

だって椿ですよ椿!かわいー!

なんというか今まで「本当に願ったことは叶わない」っていう人生観だったんですね。だから文字にして書いて願うなんて怖くて出来なかったんです。そうやっちゃうと逆に叶わない気配がめちゃめちゃしてたんですね。
でもね、変わりました。
多分「自分が本当に願うこと」がようやくわかってきたからだと思うんです。この年で!この年だからこそ!今まできっと「そうなった方が世間的にしあわせだとされている」的な事を願ってたんですね。だから叶わなかった。自分の本当と違うから。
だから今なら願いを書くことが怖くない。
怖くないのは、本当に本当に願ってることだから、そしてそのために行動しているから、もしそれが叶わなくても、それはそれで仕方ないと受け止められるから、です。
不思議なんですけど、本当の願いって逆にそれが叶うか叶わないかってもうどうでもいいというか(言い方)、だってもう本心だからあふれちゃってるから仕方ないんですね。なんかすごく書き方むずかしいですね・・・。
要するに、本心だからこそ結果は関係ないというか覚悟が決まってるってことですかね。
なので、石神さんでも願いを書きました。

erikoo.hatenadiary.jp

そして横にはかなえ滝。
この絵馬をかなえ滝の横に奉納します。
清い水がとうとうと流れています。本当のかなえ滝はこの奥にあって、お願いすれば見れるようですが、そこまではしませんでした。なんだか十分に、まるで虹がかかったかのような祝福ムードの聖水があふれていたからです。この感じ、願いは叶います。それが自分の「本心」からのものであれば。もちろん叶えるべく行動しますよー!

あ、このかなえ滝を携帯待受にすると良いことあるとか・・・よろしければどうぞ↓💕

f:id:kuhmai:20190217114232j:plain

かなえ滝

さて次は鈴松庵。松下幸之助さんが庭園と共に寄進された茶室です。ここでお茶をいただけて、ホッと一息の休憩。
茶道を始めて20年となりましたが、やっぱり「一椀」を共にするって、平和な時間です。束の間かもしれないけど、そこには、美味しいお茶とお菓子をお出しする気持ちと、それを受け取って味わう、思いやりのある平和な交流があると思うんですよね。
茶道もまた、平和への道であります。

f:id:kuhmai:20190217114244j:plain

素敵なお茶碗・満月造って素晴らしい♪

不思議な建築の行満堂神霊殿を見せてもらい、気になる御船磐座へ。
ここに伊勢を譲った猿田彦さん達が船でたどり着いたと言われるところです。
磐座って「降り立った」話が多いですよね。神の座、という感じなのでしょうか。

そして、ここが一番の要。と、感じていた高山土公神陵。
ここに猿田彦さんがいます。本殿でもなく、奥宮でもなく、ここ。
お参りしていると、強い光が射し始めました。穏やかではあるけど、とことんとんとん力強いです、猿田彦さん。暴風強風な風属性な感じでもあるんですけど、むっちゃくちゃ地に足ついてる感じなんですよね。現実面に強いと言うか。すごく位の高い神さまだと思いますし、そして神さまって高くなればなるほど(良い悪いでも上下という意味でもなく)どんどん抽象的になって現実的なことからは距離が離れると思うんですけど、猿田彦さんって両方ちゃんと持っている感じで、なんだかバランスがいいなぁと言うか。神さまに対して変なんですけど「身体性」を感じるんです。だからこそ「繋ぐ」役目を追った神さまなのかなって思ったりします。

わたし自身も、自分の中の高い位置にいる何かにつながって目に見えないところにある表現をしていきたいというのと、地に足を付けて身体性も現実面も大切にして生きたいと常々思っているので、猿田彦さんの感じ、そしてその伴侶であるアメノウズメさんの感じ、セットでものすごく理想的な神さまなんです。
そうありたいなぁと思う神さまたちですね。

f:id:kuhmai:20190217114240j:plain

高山土公神陵

さぁ、終わり!
と思ったら、何やら気になる気配。それに従って歩いて行くと、いったん外に出る様なポジションに椿護国神社と縣主神社が小さく在りました。縣主神社には倭建命(ヤマトタケル)とその子供の建貝児王(たけかいこのみこ)が祀られていました。倭建命・・・蝦夷平定の後、この椿山神社の北にある伊吹山で病に倒れ、この地より南にある能褒野の地で無くなった。ので、ちょうどその真ん中らへんなんですね、椿大神社。そういうのが関係???くらいしかわかりませんが、なんだかここも手を合わせておいた方がよい、という感じでした。

神の計らいというのは、本当にわからないのです。
あとから点と点がつながったり、もしかしたらその意味は一生わからなかったり。
出来ることは、ただ、直感に従うのみ。
人間の脳はたぶん、経験則みたいなものをはじき出すだけで、未知なるものを処理できないような気がするので、身体性や「なんか知らんけどこうしたい」を優先するのが清々しく生きるヒントだと思っています。

なので、このDragon Roadシリーズは、なるべく神さまとの事を物語的に書きたいと思ってるのですが、意味がわからないことは書けないので、尻切れトンボみたいになることもあります。ご容赦を。

これで椿大神社の参拝、無事終了です。
ほとんど丸一日いました。
すごく楽しい、美しい、力強い地でした。
またきっと再訪するだろうと思います。

あとね、御朱印帳がね、手塚治虫先生の「火の鳥」のサルタヒコとアメノウズメなんですよ~!かわいかったです、そして散々書いたように、手塚治虫先生を本当に神さまのように思ってるし、二人の神さまに対するイメージの土台がソレなので、すっごいしあわせでした。
御朱印に興味ないから・・・買ってませんけど・・・てへ。

f:id:kuhmai:20190217114227j:plain

雪のお帽子♪

残りの今日も、そして明日もよい一日を!

 

---舞台のご案内---

3月9日(土)18:00-
【岩澤有徑展(city gallery 2320)初日トークショー&イベント】
第1部 岩澤有徑vs向井修一の対談
第2部 岩澤有徑(movie & sound)+ パフォーマンスダンサー/eri koo
フリースペースr3(神戸、新開地 city gallery 2320より徒歩1分)
¥1000(ワンドリンク付き)
9 March 18:00-
IWASAWA ARIMICHI EXHIBITION at city gallery 2320

4月3日(水) 15:00-
【月涛賀ゆう-神仏画奉納式】
演奏:AUN&HIDE
LIVEパフォーマンス:月涛賀ゆう
空舞:eri koo
橿原神宮(奈良・橿原)
April 3 15:00-
Yuu Tsukinaga Dedication for Shinto shrine Kashihara' in Nara, Japan

4月21日(日) 昼公演 15:00~、夜公演 18:00~
舞台【再会】
MIIT House(大阪・此花区
料金:¥1000
21 April 15:00-, 18:00-
Music & Dance Performance 'SAIKAI' at MIIT House

---小説連載中です☆---

note.mu

---
eri koo(エリ・クゥ)
Website
https://erikoo.themedia.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/eri.koo.dance/
Twitter
https://twitter.com/kyryu69
【LINEでBlog更新を通知します♪】
※登録者情報はわたしに知らされませんので、 お気軽にどうぞ!

友だち追加

--- オリジナル小説発売中 ---

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

  • 作者:Eri Koo
  • 発売日: 2020/04/04
  • メディア: Kindle版