まひ、と、をどり
まひ(舞ひ)と、をどり(踊り)。
舞踊、と一括りにする言葉もあるけれど、どう違うか。
「舞い」は、上へ上へと上昇し、そして静かで弛やか、円運動する。
「踊り」は大地を踏む、リズムにのる、荒々しく、縦ノリ、下へとチカラを伝えるように、その跳ね返りを楽しむように。
民俗学の折口信夫は、「舞いは螺旋運動、踊りは跳躍運動」と言っていて、わたしがたくさんのダンスを見たり、実際に自分でも体験して思っていた認識が一致して、不思議な気持ちになった。
何かをじっと観察して体感して得られるものって、人類的に共通認識できるんだ、とうれしくもなった。
わたしの舞踊は、あるいはダンスは。
元から思っていたし、続ける毎に確信が深まったし、観る人からも言われるけれど。
そして何言ってんの?なヒトも一定数いるだろうけれど。
決して、人間向けじゃない。
人を喜ばせるエンターテインメントなものではない。
天と地と、神さまと言われる存在と、精霊たちのためのもの。
地鎮であり、鎮魂。
喜ばせる、鎮める、昇華する
けれど、そのことを感じるヒトもまた、喜んでくれる。
これからは、そのことをもっと大切にしていく時期が来たのだな、と。
スコールと雷に荒れ狂う音を聴きながら、思った次第です。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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