一旦、寝かせる
寒かったり暑かったり。
秋の風も金木犀の香りもステキなのに、寒暖差にも気圧にも敏感に反応する身体に生まれてきましたので、なかなかツラいです。
こんにちは。
Eri Koo(エリ・クゥ)です。
お気づきの方もおられるかもですが、それとなく、Blogの定期更新を復活しています。
日曜日の夜、もしくは連休最終日に新しい記事をお届けできるように、1週間以上や、もっと前に記事を書いています。
書いている出来事も、その日あったことではなく少し前や、うんと前にあったことも多いです。
モノ作りをした人はわかるかもしれませんが、出来たてホヤホヤのものというのは、まだ一人で立てない、自立してない赤ちゃんだったのようなもの。
固まっていないゼリーみたいに。
固まるまで冷やし、味見をして、それから人に食べてもらうという工程に似てるかもしれません。
一旦置く、寝かせる。
そういうことがモノ作りにはとても大切です。
絵でも手芸でも文章でもDIYでも、一晩寝てもう一度見てみると、思わぬアラや、大事なポイントが抜けていたりするのに気づいたりしませんか?
文章は、自分がどう感じたか、考えたか、あるいは自然に湧きあがってくる物語などを書いたりするものですが、その思考や感覚、インスピレーションなんかも「一旦寝かせる」ことが必要です。
もちろんTwitterなど、生の感情をそのまま吐き出す、という文章もありますが、それは文字通り「吐き出す」行為であって、ここで言っている「モノ作り」とは別の話です。
「一旦寝かせる」ことの大事さは、割と多くのことに適用されるのではないかなと思っています。
思ったことをそのまま言う。
これはこれでそれがいい場面もあります。けれど、やはり口に出す前に相手を思いやったり、その場に適切な物言いか考える方が、円滑なコミュニケーションをはかれるのではないかなぁ、と。それが自立した大人の言葉かなぁ、とか、思ったり。
思ったことをそのまま言うって、子どものすることと同じです。しつこいですが、それはそれでいい場合もあります。けれどそのときにしても、それが不快感を相手に与えないのは、その発言に天真爛漫さや、明るさ、やさしさがあったり、「ここはそのまま言った方がいい場面だ」という判断と責任をおっての物言いだったりするんじゃないかと思うわけです。
頭の回転の速い人だと高速で「一旦寝かせてる」んじゃないかなと。思ったことそのまま言ってるように見えて、口に出す前に、瞬時に一拍置いてるんじゃないかなと感じます。マツコなんかがわかりやすいですよね。
そんなわけで、この文章もいつかの文章です。
今日書いて今日アップしたわけではありません。気楽なBlogではありますが、これもまたEri Kooさんの表現活動のひとつです。
一旦置く、を大事にしたいこと。
そして、いまなにをしているか、いまなにを感じ、考えているかをリアルタイムにお伝えしたくはないという理由もあります。
最近なにをしてるか、はいいのですけど。
この小さいようで大きな違い、わかりますかね?
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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