Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

『海水温浴』体験記

沖縄の【海水温熱】という民間療法を受けました。
前々から気になってはいたのですが、いつか沖縄に行った時に受けようと心の棚に置いてたんです。
けれど、こないだ舞台出演した『芦見谷芸術の森フェスティバル』で、その海水温熱をされている彩さんに出会いました。
舞台当日は受ける時間がなかったので話だけでも、と聞いてみると、なんと後日大阪での施術があるとのこと。
ご縁です。
さっそく予約して受けちゃいました。

こんにちは。
Eri Koo(エリ・クゥ)です。

他の方の施術中写真(許可いただきました)

結論から言いますと

すべてが目からウロコの初体験。

・受けた直後に目が大きくなってキラキラに
・なんか爽やかで軽やかな気持ちに
・3日経った辺りから、痛めていた手や腕や背中の痛みが軽減した

そして。

・カラダが温まりたがっていることを感じた
・黙って働き続けてくれている内臓や筋肉や骨を、大事にしてこなかったことを反省
・カラダが本当の「温まり方」を知った

では、順を追って体験したことを書いていきますね。

あっつっっ熱っっ!!ダチョウ倶楽部になる

とにかくなにもかもアメージングな体験で。カラダが「こんなの初めて!」と、いままで経験したことないような動きや反応をしました。
おもしろい。

施術は、熱々に海水で蒸されたタオルをカラダに乗せ、手で軽く押したりして、温かさを浸透させていきます。
それが最初はじわっと気持ちよくて。寝ちゃうかも〜?なんて思ったのは一瞬。急激に「熱っ!」と体がはねるくらい熱くなるのです。
「熱い!」
「熱いです!!」
「熱イィィ」
「(熱いを超えて)痛い!!」
その泣き叫びは、まるでダチョウ倶楽部のおでんネタ。

「いやいや、そんな拷問みたいな療法、絶対受けたくないやん!」

と思った方、ちょっとお待ちください。もう少しだけ読んでみてください。いや、できれば最後まで読んで。

顔も脳天も、全身くまなく温めます

よくわからないけど楽しい!なんかイイ!

先の悲鳴を上げながら、わたしは施術中ほとんどの時間を笑い転げていました。
「人生でこんな、アッツッ!って悶えることある!?」と、まるで未体験アトラクションにでも放り込まれた気分。

さらに。

「なんか楽しい!熱くされることに、カラダが気持ちよさや幸福を感じてる!」

というのが実感でした。

施術者である彩さんは、最初にこの療法を受けたときはむっつりと「熱いです……」と、ぼそりと言う程度だったそうです。けれど、温められるに従ってなにかが解放されたのか、笑いだすようになったとか。

反応は、人それぞれ千差万別

「熱い!」と受ける人が言ってから、本当に限界か?もう少し待った方がいいか?は療法士さんが判断してくれます。そしてちゃんと熱さを和らげてくれます。

(もちろん、火傷はしません。そんな熱さにはなりません)

しかし、わたしのカラダはそれまで耐えきれず、熱いタオルから1ミリでも距離をとろうと、じたばたします。
そして、同じ熱いでも「限界かも」「いやいけるかも」「いや、これは耐え抜いた方が効く気がする」などなど、いろんなタイプの「熱い」に対する反応が起こりました。

この「熱い」という限界状況において、人間はいろんな反応を示します。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と、施術中ずっと謝り続けていた男性もいたそうです。
怒りをため込んでいた人は、からだが温まって緩むことで、その怒りがわーっと出て怒り狂うったりもするそうです。けれどその後ものすごくスッキリした顔で帰り、さらにまた通ってくるそうです。
感情を解放するのは快感なんですね。

心とからだは繋がっているどころか同じ場所で重なっている、と感じています。
心の重さはカラダの重さ。
心の解放はカラダの解放。
カラダが温まると心も温まります。

海水温熱はわたしにはとても相性がイイ療法でした。

だいたい、海が好きなんです。
海に温めてもらうなんて最高です。

最近ハマってる近所の温泉もまた、7000万年前の海水が600万年かけて地上へ吹き出したもの。海水はすごい!わたしたち人間のカラダもまた、体内に海水を宿してるようなものですしね。

erikoo.hatenadiary.jp

そして彩さん自身がとても「気のイイ」魅力的な人です。
わたしはどんなに良いとされ、効くとされてる療法でも、それをしている人自身の「ハッピー感」をなにより重視します。
芦見谷で彩さんを見た瞬間に、これはもう「ビンゴ」案件だと確信していたのです。
フヒヒ。

そしてなにより、彩さんの薄着!ぜんぜん寒くないそうです。彩さんの師匠の50代の女性の方は、真冬の東北でTシャツ短パンで、地元の人がビックリして人だかりだできたとか。

海水温熱療法士 彩さん

からだ、もっともっと温めよう

これまで何度も「からだをあっためようシリーズ」として「冷えは万病の元」であり「ともかくカラダを温めると大体うまくいく、健康になる」とお伝えしてきました。
体温が高い人はガンにならないとか免疫力が高いとか、そいういった認識は一般にも浸透してきています。
そんな風に、カラダを温めることに割と自覚的だったつもりなのに、それでもカラダを冷やしていたようです。
施術を受けると、骨や内臓や筋肉、部位ごとに反応が違って、どこが自分の体の中で冷えているかとてもよくわかります(自分のカラダの反応に敏感体質なこともありますが)。
結果的に。
もっと温めよう。もっともっと自分のカラダを労ろう。大事にしよう。
自分のカラダのものすごい働きによって生かされてることに感謝し、もっと自分を大事に生きていこう。
そして「おざなりにしてきてごめんなさい」と言う謝罪の気持ちも。

いろんな不調に見舞われながらも、結局この年までやりたいことをやれる位に健康に生きてこれたのですから。ありがとう、カラダよ。

まるで火山噴火のよう……湯気がすごい

なぜ「温める療法」が暖かい沖縄で生まれたの?

このような民間療法が暖かい沖縄で生まれたというのもおもしろい話です。
そのことを彩さんにお伺いすると「(師匠曰く)沖縄人はカラダを冷やすのが上手。沖縄に育つ植物はからだを冷やすものが多い。その上クーラーをつけ、車社会のため運動もせず、飲み物には氷を入れ、冷やす一方です」
これは、わたしも南の島であるバリ島に1年近く滞在して実感しました。
バリ島の建屋の床はほとんどが石で冷え冷え。さらにクーラーはキンキンです。フルーツや雨辛い食べ物、薄着、なにもかもがカラダを冷やします。

この海水温熱で、たくさんのガンや難病の方が快復していったそうです。ガンを克服した手記などでも「温める」を実践された方は数多くいますね。

気になる方は、公式HPや彩さんのInstagram(下記リンク)をチェックしてみてください。
西表島から全国を飛び回っていて、人数が集まれば今回のように大阪にも来てくださいます。

普段からなるべく冷やさないように心がけたい

わたしはこの夏、長い間ほとんど手をつけなかった氷入りの飲み物にハマってしまい……(地元カフェの、淹れたてコーヒーを香り高いままアイスコーヒーにしたやつ)それを秋口にまで飲んでいたのが、ちょっと良くなかったよね、と反省しつつ。
やはり常温か温かい飲みものを選ぶようにしたり、ちゃんとお風呂に入ったり温泉に通ったり、首元や足首を露出しないようにしたり。

一度でもこの海水温熱を受けると、カラダが温まり方を覚えてくれるのだそうです。確かに、いつものお風呂も温泉も、なんだか違う気がしました。

地道に「温め」をしつつ、機会があるときにまた【海水温熱】を受けたいと思います。

海水温熱とは沖縄発祥の民間療法です。医療行為とは違うものです。 海水で蒸したホットタオルを使って、足のつま先から頭のてっぺんまで全身を温めます。 身体を温め、基礎体温を上げれば、身体が本来持つ免疫力や自然治癒力が十分に発揮できる環境が整えられ、よく眠れるようになったり身体が軽くなったりと日常生活がよりよいものになると考えています。 予防医学療法には「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する。」という目的がありますが、海水温熱はシンプルながら非常に理にかなった民間療法であり、その目的を充分に果たせるのではないかと考えています。 沖縄で18年もの間、看板も出さずに地域の人々に愛され営業をしてきた「海水温熱」が全国各所でご利用いただけるようになりました。

海水温熱研究所

https://www.onnetsulab.com

彩さんのInstagram

https://www.instagram.com/kaisuionnetsusaikou/

彩さんと伊豆の海水の蒸気と

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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