Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

Dragon Road X 6 - 伊勢神宮天長祭、月夜見尊と猿田彦

関西ではえべっさんが始まりました。
毎年、お正月からえべっさんて時間の流れが早くて、昨日から今日みたいな感覚です。

こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。

まだまだお伊勢参りなDragon Road X シリーズです。
さぁ、今回で完結するのでしょうか?

22日、冬至の満月を宇治橋の前で見て。寝て。
23日、早朝に起きて、伊勢神宮外宮へと向かいます。
真っ暗闇の境内を歩く新鮮さ。

神社関係者さまに聞いたのですが、神さまは夜に活動なさるものらしいです。
境内にある防犯カメラをチェックすると、丸く光る玉のようなものが浮いたり、管のような中から出てくる様子が映ってたりするとか・・・。

6時半。
先に本殿にお参りし、一旦出て「天長祭」を見学できる場所に移動します。
儀式前のざわめきと、厳かさ。
この時間に神さまと対話。
イコール、自分との対話、自分の内なる・外なる神さまとの対話、とも言えます。
前回来た5年程前は強烈に手厳しい豊受姫様でしたが、今回はまた違う、ものすごい色っぽい生命感あふれる「いい女」な空気でした。良い匂いまでしてくるような。
強い芯となるようなビジョンを閃かせていただきました。

儀式が始まりました。
楽殿の方から真っ白な装束に身を包んだ神職の方々が来られ、玉砂利の上を歩く浅沓(あさぐつ)の音が響き渡ります。

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本殿の内部に入り、神さまへのお供えをしたり音楽を奉納したり。
静かです。
なにもかも3度づつやるのだと、警備の方が教えてくれました。それが日本の儀式や順序の全ての元になっているのだそうです。

(どの場所でも警備の方が優しくいろんなことを教えてくれました。)

全部見なくてもいいのだけど、なんとなくずっとそこにいてしまいました。
本殿の儀式が終わり、土宮、風宮、多賀宮、と回ろうとしたらそこも全て儀式が行われ、結果的に全部見ることに。

さて次は内宮だ、と向かったんですけど、強烈に「月夜見宮」が気になる。
気になりすぎる。
しかしその方向からはだいぶ進んでしまったよ?戻るの・・・?(めんどくさい)
と言うのも、「月夜見宮」はですね、特別なんです。
特別にご縁を感じるところなんです。
それもあって、毎回お伊勢参りに来ると一番最後にお参りするんですね。
なので今回もその算段で動いてまして。
でももう、だめだ、こんなに気になるってことはだめだ。
と、諦めて月夜見宮へ向かいました。

お参りしました。
あれ、これまでと何か感じが違う。
なんだか、おでこをよしよしとなでられてるかのような、お日様がぽかぽか当たってるような温かさを感じました。
裏手の高河原神社にもお参りし終わると、ちょうど「天長祭」の儀式が始まりました。これはタイミングばっちりです。儀式の間は正面から参拝できませんし、終わった後も後片付けが終わるまではできません。何より、なんとなく空気がざわついているのですよね。いいタイミングで静かに参拝できてよかったです。

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で、さぁ内宮へと歩くと警備の方にどうぞどうぞこちらへ!って言われて、最前列のど真ん中で儀式を見ることに・・・正直ですね、外宮で同じ儀式を4度観たので、さすがにもう大丈夫ですってなってたんですが、なんとなく断れず。
観た方が良かったんですね、きっと。
参拝して、そして儀式見るために呼ばれたんだろうなぁと。

月夜見宮」は、初めて「あれ?なんだか特別に好かれている気がする。」って感じた神社なんです。初めてじゃなく、後にも先にもここだけかも。今回を含めて4回お参りさせてもらってるんですが、毎回とっても優しいです。
内宮の「月読宮」には何にも感じないんです。びっくりするほど。
当時気になりすぎて、なぜ月読様のお宮だけが外宮にも内宮にもあるのか、違いは何かとか、歴史的な事も神さま的意味も調べたんですが、全然わからなかったです。月読様に関しては記紀にも記述少なく、太陽と対を成す月、人々の生活にも大きなかかわりのある神さまであるのに、なんだか扱いが不思議な神さまなんですよね。
なんか良き文献とか詳しいこととか知ってる方がいましたら教えていただきたいです。

月読様におでこをよしよしされて。
さぁいよいよ内宮です。

10時からの本殿での「天長祭」儀式には時間ぎりぎり。むしろ時間過ぎてる。無理かなぁと思ってたら間に合いました。
さっすがー♪

あいかわらず内宮はたくさんの人でした。
「なに?儀式?それで本殿入られへんの?ツイてないなー!」
って言う人もたくさんいて。
ツイてるかツイてないかって、ほんと、当人次第ですよね。
ツイてますよ!
だってお伊勢さんで今上天皇のお祝いを一緒にできるんですよー!!全身全霊で国と民の平和と安寧を祈り続けて歩き続けてくれた方のお誕生日を、こんなに素晴らしい地で!
最高じゃないですか?

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本殿の内部で儀式も見学できました。
外宮とだいたい同じ手順でしょうか?
これまた全部観てしまいました。

内宮での神さまとの対話はいつもあまりないです。
抽象化されまくった何かが頭を通り過ぎるだけ。もしくは一言くらい閃くか。

神さまの事を詳しくわかるわけではありませんが、位というか存在が上がる?につれ、抽象的になっていくような気がします。
外宮でも内宮でも、お参りできた感謝を。そして自分の決意を献上させていただきました。
荒祭宮風日祈宮でも儀式を見学して。

内宮のお参りが終わりました!

最後に「猿田彦神社」です。
ここは・・・前に訪れた時に拍子抜けして。
何にも感じなさすぎる・・・!って。
ちなみに「わたし」が何にも感じないだけで、完全に個人的体験の話です。
好き・嫌い、必要・不必要がわかりやすいタイプなので、そのようになってるのだと思います。
でも何故かお宿が近すぎたので、何かあるんだろうと最後の最後にお参り。

すると、おでこを温かくなでなで・・・え?月読様と同じ反応?
けれど、そこから奥のところには届かない感じ。
ああ、やっぱり、猿田彦さんに関しては、アッチの神社に行かないといけないんだ。と、次のお参りに続く、その確認をするためにここに呼ばれたように感じました。

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はい、お伊勢参り終了です。
字数がいつもより多くなってしまいましたがなんとか終了です。

そしてお伊勢さんからは帰ってきましたが、シリーズは、まだまだ続きます。
(Blog記事はいったん違う話を挟むかもしれません)

今更ですが、Dragon Road シリーズは、RPGにおけるポイントを踏んでいく旅のリポート、かつ、そこから感じたり思ったことを綴る神さま関連のお話です。
よろしくお願いします。

残りの今日も、そして明日もよい一日を!

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2019年4月3日(水)15時
初代天皇が即位したとされる橿原神宮にて
【月涛賀ゆう・神仏画奉納式】
文化庁文化交流使として世界へ和楽器を発信されているAUN&HIDE生演奏
月涛賀ゆうパフォーマンス
共に空舞奉納させていただきます
ぜひお越しを🙏✨

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小説連載中です☆

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