Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

アンチスピリチュアル話6 - 宿業もトラウマも超えて

ゆるふわもやもやスピリチュアルな人たちから抜け出して、自分も神さまなんだよと知った話、の続き。

自分という神様を大切にしましょう

これはこれで一つの思想です。
一つの世界の捉え方です。

けれど、わたしにはこの捉え方がいちばんの根幹と成っています。このことを知ってから、ようやく自分という存在を認め、この世界を見通す目がようやくクリアになったように思えました。

自分を信じていいのだ!

これこそが自己肯定感です。
どんなに偉い人の本を読んでも、宗教書を読んでも、スピリチュアルな集いに参加しても得られなかった「これやん!」感。
いえ、もしかしたら書いてたのかもしれないのですが、見る目が曇ってたら入ってこないんですよね。

自分を信じたらあかん、ってどこで植え付けられたのか。
ベースは親ですよね。でもその親もまた、その親から「あんたはあかん」って育てられたのです。もしくは劣等感のようなもの、いじけ虫みたいな気持ち、自分には大した価値がないという悲しみと怒り。
そういものがどこかのご先祖さまから連綿と受け継がれて、今うちの家系最先端にいるわたしに受け継がれてしまってるのでしょう。
そして、そのベースがあるからこそ、そいういった事象が寄ってきます。
いじめも、教師や職場によるセクハラもパワハラも、そして恋人からのモラハラも、友人や知り合う人とのいざこざも。

けどね。
やっぱり、そういうのって何かイヤだな。
人生もっと何とかならないのかな。
って勉強したり、スピリチュアルに傾倒したり、変なことがいっぱい起こったことも無駄じゃなかったんです。
スピリチュアル探訪の果てに、そこに気づけたので。

そういう、ご先祖様だったり親から受け継いだ見えない呪いみたいなもの、宿業。
自分自身が幼少期に受けた傷、それに被さるように起こるしんどい出来事で、身にこびりついたドロドロとした自分を縛り付ける鎖のようなもの。

そいういうの、仕方なくないです。
諦めずにもがいたり学んだり助けてもらったりすれば、きっと光の糸口が見えてきます。

この気付きをベースに。
また新たな、自己治癒の道を進むことになりました。
どちらかというと、身体的アプローチの実践派の道。
それらはこれまでもたくさんBlogに書いてきましたし、これからも書いていくことです。

そんな風に色んな事があったので「スピリチュアル」という言葉が、今もどうにもむず痒いのです。
前にも書きましたが、本来の「Spiritual」は霊性であり魂という言葉なので、こういう時にもっとも適しているのですが、やっぱり日本でのスピリチュアルって軽い。
ゆるふわええとこどり、現実から目をそらすアヤシイ世界、ってイメージが拭えません。そして個人的にあのめんどくさかった人たち(もちろん当時のわたしもですよ?)を思い浮かべてしまって、とほほってなっちゃうのです。

B氏との後日談です。
B氏は特定の神社に通い詰めては「もうここは僕は卒業した」と言って、また新たな場所にのめり込んでいくことを繰り返している人でした。
そもそも神社って学校じゃないしアイドルでもないので卒業するもんじゃありませんよね。
気持ち悪いと言われた最悪の舞台が終わった後も、B氏のせいではないし、悪い人ではないので連絡は取っていました。
レッチリのライブに行き、自分を信じてもいい!となったわたしは、B氏にもそのことを伝えました。
「自分自身も神さまだって気づいたんです!」
とメッセージを送りました。
そしたらそれっきりになりました。
何か、違うかったんでしょう。
わたしはわたしで、それを伝えたらB氏の神社を移り渡っていって神さまにすがって行くのが止まるかな?気持ちが晴れるんじゃないかな?いつも不安そうに観音様観音様と唱えて足繁く寺社に通う奥さまも楽になられるかな?
なんて。
お節介で、驕ったような考えがあったのかもしれません。
もしくは、同じように気づきを得たってなるかな、と期待のようなものもあったのかもしれません。
わかりません。
とにかく、違うかったんでしょう。

A氏にしても、B氏にしても、その他もやもやしたスピリチュアルな人々との関わりも。結局は彼らの「欲」とわたしの「欲」が絡み合って起こったことでした。
それはそれでまぁ、よくある話。
人前で踊りたい、いろんな場所で踊りたいという「欲」は別に悪くないものです。
例えばその場所が芸能界であったり、会社と言う場で誰かと競い合って仕事を奪い合ったりするならばドラマにだってなるでしょう。
それが何とも端切れの悪いもやもやっとしたものになったのは、スピリチュアルという目に見えないものを扱い、心の闇や欲を隠そう、見ないようにしようとする態度のせいだったと言えます。

これからも色んなことは起こるでしょうけども。
自分の本心や闇や欲に蓋をして、もやもやっとするのだけは避けたいところです。

そんなわけで、タイトルに「アンチ」スピリチュアルと付けました。スピリチュアル傾倒時代に起こったもやもやした出来事、そこから戻ってきたこと、得たものの話はこの回でお終いです。

心身共に健康であるために、いろいろ探求するのはいいけれど。

高級セミナーに手を出す前に。
新興宗教にうっかり足を踏み入れてしまう前に。
そして「欲」に釣られて魔の手に絡め取られないように。

自分だって神さまなのだと思ってみるのはどうでしょうか。

自分が神さまだと思ってると、カモにされにくいのですよ。
それはちょっとこの話とは切り離して、次回の話にしますね。

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▼今日のおすすめはこのシリーズ中はお休みします

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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