Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

言葉よりもその行動を

「あの人にあんなこと言われた、こんなこと言われた。」
「自分ってそんな風に言われるほどアレなのかな・・・?」

なんて相談のような愚痴のような話をよく聞きます。

こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。

でもね。
はたで聞いてるのでね、当人ではないのでね、それを言ったその人はそんなつもりで言ったんじゃあないと思うなぁ、と感じることが多々あるわけです。
ちょっとショックなことや、言われたくないようなことを言われた時。
当人であれば感情を乱されて、ただその言葉だけを受け取ってしまうものだと思います。
わたしだってそう。
でも、そこからちょっと距離を置くと、つまり他人の話として聞くと
「その人はたまたまその『言葉』や『言い方』を選んだだけで、本当にあなたに伝えたいことはちょっと違うんじゃないか?」
ってよく思うんです。
言葉ってね、勉強して学ぶものなんです。
学習の成果なんです。
そしてその精度も手法も、同じ言語だったとしても人によってかなり差があるものだと思うんです。言葉のチョイスって多分に個人差が激しいと思うんです。
だからAさんにとっては超褒めてるつもりの言葉だったとしても、Bさんにはバカにされたように聞こえる、そんな齟齬が生まれるんです。

具体例として。
Aさん「(爆笑するような会話の後に)ほんっとお前って適当な事しか言わないよなぁ!」って言葉。
言われたBさんは
「え?ちゃんと考えて喋ってるつもりだけど・・・その場の雰囲気を読んで盛り上げて・・・それなのに適当とか言われてショック!」
って受け止める。

でもね「適当」って曖昧な言葉ですから、ほめ言葉にもけなし言葉にもなると思うんです。
でね、例えば高田純次って「最高の適当男」って言われてるじゃないですか。もちろんブラック的な意味も含まれますが、その適当さが本当に最高!って意味じゃないですか。あんなに適当に生きてる人がいるなんて、人生って気楽にしてもいいんだって感じじゃないですか?(もちろん彼のことを好きな人に限るかもしれませんが)

話を聞くとAさんとBさんは仲良しで長年の友人関係がある。だからね、その人は褒める意味で使ったと思うんですよね。

ね、そういうことってよくあると思うんです。

だから「曇りなき眼で見る」って言葉がありますけど「言葉そのもの」ではなく、その人が本当は何を言いたいのか、を感じたり見たり出来たらいいですよね。
それには言葉よりも、相手の行動を、その表情を、身体の動きを観察するといいですね。
なるべく他人事のように、自分の感情からは切り離すように。
言葉以外の情報ってとても膨大にあります。
言葉って便利です。
けど、それ以外の情報、その人が発しているものもキャッチ出来るようになれば無駄な争いや、行き違いも少なくなるかもと思います。

世の中には、美しく感動する優しい言葉を発するけれど、それと行動が反比例したり伴ってない人というのが存在します。
逆に、言葉はぞんざいで、なんならぶっきらぼうだったりしても、その行動をよく見ると慈愛の塊みたいな人もいます。
どちらも違っていいのですが、自分はどんな人と一緒にいると平和だったり楽しい気持ちになるかってとこですよね。

人間ってホントおもしろいです。

f:id:kuhmai:20190419220325j:image

残りの今日も、そして明日もよい一日を♪

 

---舞台のご案内---

4月21日(日) 昼公演 15:00~、夜公演 18:00~
舞台【再会】
MIIT House(大阪・此花区
料金:¥1000
21 April 15:00-, 18:00-
Music & Dance Performance 'SAIKAI' at MIIT House

www.facebook.com

---オリジナル小説販売中---

eri-koo.stores.jp

---
eri koo(エリ・クゥ)
Website
https://erikoo.themedia.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/eri.koo.dance/
Twitter
https://twitter.com/kyryu69
【LINEでBlog更新を通知します♪】
※登録者情報はわたしに知らされませんので、 お気軽にどうぞ!

友だち追加

--- オリジナル小説発売中 ---

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

  • 作者:Eri Koo
  • 発売日: 2020/04/04
  • メディア: Kindle版