Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

Phoenix Blizzard 7 - 熱田神宮の御垣内特別参拝

今日は聖地巡礼シリーズです。
前回は旧暦での初詣(大晦日でしたが)のお伊勢参りについて書きました。
その前、今年2020年というグレゴリオ暦での初詣は名古屋・熱田神宮でした。

こんにちは。
Eri Koo (エリ・クゥ) です。

「名古屋行こうぜ!」
突発的なお友だちからのお誘いでした。
お友だちは名古屋に用事があっての事だったのですが、わたしは昨年の夏頃から熱田神宮がとっても気になってたのでコレ幸い!とスケジュールに入れてもらいました。
このポンポンポンと物事が決まっていく感じ、行く事へのGOサインを感じます。

早朝に起きて出発、名古屋へ午前中には到着。
まだまだグレゴリオ暦での初詣シーズンだったので、もんのすごい人人人!
さすがの熱田神宮です。

ものすごく感じの良い天ぷら屋さんで美味しく腹ごしらえをし、満たされてから参拝。
JR熱田駅に着いたのですが、この腹ごしらえのおかげで南の正門から入って行く事ができました。

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あなごも入った天ぷら丼!もりもり!

熱田神宮行きたいな~って思ったのは『天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)』が気になっていたからなのです。『草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)』とも呼ばれるそれは、日本国の三種の神器の一つ。
昨年は皇位継承の儀式で皇居にも話題になりました。
それをお祀りするための宮が熱田神宮なのです。
なので御祭神は剣そのもの。そして、最後に天叢雲剣を持っていた日本武尊(やまとたけるのみこと)と、剣を祀り宮を造ったその妻・宮簀媛命(みやすひめのみこと)、さらに、そもそも剣をヤマタノオロチの体内から最初に手に入れた素戔嗚尊(すさのおのみこと)と、日本の象徴である・天照大神が共に祀られています。

最初は『別宮八剣宮』。
こちらは熱田神宮の外宮と言われることもあるようで、本殿の次に重要視されています。数々の戦国武将もここにお参りしたとか。
特別な空気感はわたしは感じませんでしたが、なんとなくお伊勢参りが外宮→内宮の順で参拝するのが正式であるように、ここを最初にお参りするのが良いような気がしました。
正門から入ると先にありますしね。

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キリリと清々しい八剣宮

次に足が向いたのが『楠御前社』。
ここは伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉册尊(いざなみのみこと)の二柱がお祀りされています。
そのすぐ北側にあるのが『徹社』
天照大神の和魂がお祀りされています。

二つともお参りする人は少ないけど参道は初詣で人がごった返し。そのせいか特別な空気は感じないけど、RPGで言うとこのポイントを踏む感がなんとなくあります。

参道には巨大なスクリーンがあって、神社…なのに…でもなんだか名古屋感を感じる。
そして本当に人が多いのでスピーカーで参拝経路をうながすアナウンスがずっと流れてます。

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巨大モニターが鎮座する参道です(そんな神社なかなかないぞ)

これは、何かを感じるとか難しいかもなぁと思いつつ。
いよいよ本殿。
最初、巨大な賽銭ゾーンの端っこからお参りしたのですが、ふと正面向かって左を見ると「御垣内(みかきうち)特別参拝」の案内板を発見。
ええっ!特別参拝出来るの!?
しかも宝物館拝観割引券と呈茶券付きで1000円…なんという破格な…。
さらに参拝した後には素敵な和三盆のお干菓子「撤饌(おさがり)」まで頂けました。

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特別参拝チケットと撤饌

お伊勢さんの特別参拝と同じく、御垣内に入る前は神主さまがきちんとお祓いもしてくれます。上着も脱いで、正面でお参りさせていただきました。

このところ参拝中お馴染みとなった、頭に緊箍児(きんこじ:孫悟空が頭にはめられてるヤツ)つけられたかのような、強い圧と熱さを感じました。
この感じは、橿原神宮に似ています。
やっぱり剣が祀られているだけあって完全に空気が「武」です。
強い気持ち、強い行動、そんなものを後押しされるような気がしました。

その後は美味しく呈茶をいただいて、参拝終了。

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御垣内に入る前に本殿側から見た風景、人人人

で、熱田神宮と言えば、神社好きには『一之御前神社』をお参りせな!という感じなのですが、なんせ人が多くて少し疲れたのもあってお参り出来ませんでした。
ここは天照大神の荒魂が祀られていて、最も神聖な場所にあり2012年12月から祭祀1900年を迎えることも関係して一般客の参拝が許可されることになった、元禁足地なのです。
また、初詣ではない静かな時に参拝させていただきたいですね。

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早咲きの品種でしょうか?桜も見れました

今回は「御垣内(みかきうち)特別参拝」が偶然出来ただけで超ラッキーでほくほくです。

そしてお正月だというのにものすごく暖かくてポカポカ陽気。
しかし!夜になって突然の土砂降り!
キャー!とびしょ濡れになって名古屋の街を走って避難しました。
でも!
天叢雲剣とは、雲と雨を呼ぶものなのです!
これは天啓と祝福なのです!!
(この世は物事を良きように捉えたものの勝ちなのです)

そんなこんなで、名古屋コーチンとかおしゃれカフェとか、名古屋の街を存分に楽しんで、美味しいものもたくさん食べて帰りましたとさ♪
参拝と、その土地を楽しむのは必須科目ですよ! 

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通りの名前、そして大きな字に「名古屋」みを感じました

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

※神様の表記(漢字や読み方)は色々あるのですが、聖地巡礼シリーズでは基本的にその神社さんが採用しているものを使用しています

 

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