Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

足裏麺棒のススメ - 邪気は足裏から出ていく

バリ島のスパサロン学校に通っていたことがあります。
前回お話した野口整体(から派生したオリジナルセッション)と、バリニーズマッサージをミックスして提供したいと考えたのと、ホスピタリティを学ぶため。

erikoo.hatenadiary.jp

そこで一番興味深かったのが足裏マッサージの授業でした。

ほとんど実践、練習に次ぐ練習です。
生徒同士で練習し合うのですが、不思議なことが起こります。
足裏をもみもみグイグイしていると、そのうち足裏から「ぶほっ!」と音さえ聞こえるような勢いで、何かが噴出されるのです。
平たく言うと、オナラみたいなもの。
でもオナラのぷぅ~っじゃなく、キノコが胞子を撒く時のような、ぼふぅっ!と拡散するような感じなんです。
黄色く細かい粒子さえ見えるような感じ。
そうなんです、本当は音も聞こえてないし、粒子も見えてない。
でも、そういう感じがする。

足裏はわたしの身体に向かっていますから、その度にむせると言うか咳き込みます。
なんだこれ……って思うんですが、他の生徒に言っても「そんなにアリアリとはわからないけど、言ってることはわかる。そんな感じする」と結構みんな同意してました。

昔々読んだ、台湾の凄腕鍼灸師さんの本でも同じことを言っていました。

「疲れとか悪いものは、みんな足裏から出ていく。だから一日の終りにもみほぐしたり、きちんと足を洗うのが大切なんだ」

それを読んでから、どんなに疲れて帰ってきてシャワーさえ無理な日でも、足だけは洗って寝るようになありました。
しかし「すごい人が言ってるし、なんかその通りな気がするから真似しとこ」のレベルから、マジだったのか……足裏やべぇ……と自分で実証体験することになるとは。

そういうわけで、足裏って大事。

反射区や足ツボも面白いのですが、そこは専門家に任せた方が良さそう案件。
それより個人が出来るのは、一日の終りに清潔にすることと、足の裏をやわらかくしておくことがポイントかなと思います。
邪気は、基本的には寝ている時に出ていきます。
その時に出ていきやすいようにしておくのです。

そこで本日は。
たまたま出会ったヨガの先生に画期的な手法を、教えてもらったのでご紹介します。
うどんやそばの生地を伸ばす麺棒。
あれを、立った状態で自分の体重をかけて、ぐりぐり踏み転がすのです。

f:id:kuhmai:20200511194434j:plain

わたし、足裏めっさ硬いんです。
どこのマッサージ屋に行っても言われます。
だから。

激!!痛!!!

です。
ひぃっっっと息が止まるくらいの痛みです。
ゴッリゴリ音が鳴ります。
でも、しばらく続けていると痛みがやわらぎます。
そして、ある程度痛みがなくなるまでやると、めちゃめちゃスッキリしているのです。
(痛いことで緊張し、終わって緩和するというのも効いてはいますが)

毎日続けていると、息が止まるくらいの激痛というのは無くなってきます。

麺棒は百均で買えます。
You Tube見ながら、本読みながら、音楽聞きながら、ラジオ聞きながら出来ます。
自分で足裏もみもみしたりするより10000倍楽ちんです。

足が疲れやすい人、むくみやすい人、そもそも全体的に疲れている人、足裏マッサージ大好きな人、ほんまにほんまにおすすめです。
マッサージ機を買おうと長い間選びかねていたのですが、いりませんでした。
諭吉先生を使わずに、105円で済みました。
ありがたやありがたやです。

バリ島のスパサロン学校では、既にプロフェッショナルとして長年施術していて、プラスのお勉強に来ている人もたくさんいました。
彼らも「全身マッサージするにしても、足裏をほぐすと全体がほぐれるから、絶対足裏からやるのが合理的」と口を揃えて言っていました。

そして足裏がやわらかいと、歩いたりする時の衝撃を吸収してくれるので、足腰から身体に至るまでの負担を軽減してくれます。姿勢も整います。

一日の終りに、何かしながらで出来る足裏麺棒ゴリゴリ。
おすすめです。

f:id:kuhmai:20200511194510j:plain

アースするのにベストなのは砂浜です

ついでに言うと、体内に溜まった電磁波・静電気も、足裏を地面に着けることで放電・アース出来ます。暖かくなったのでやりやすいですね。公園でベンチに座ってるとき、靴を脱いで地に足つけるとか。気持ちいい季節です。


▼今日のおすすめ
『漂白の王の伝説』作者:ラウラ・ガジェゴ ガルシア
児童文学書ですが、もちろん大人にも素晴らしい作品。スペイン人が書いたアラビアの歴史ファンタジー。八カ国に翻訳されているベストセラーです。児童文学には傑作が多いので書店でもウロウロするコーナーなのですが、平置きされていたおかげで出会えました。人生の苦味と救い、を壮大な旅とスケールで描かれます。人生すべてを織り込んだ絨毯という不思議な題材に、アラビアの詩世界、言葉の美しさと大事さを感じさせてくれます。ふるえます。 

漂泊の王の伝説

漂泊の王の伝説

 

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

・小説発売中

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

 

Eri Koo(エリ・クゥ)
Website
https://erikoo.themedia.jp/
【LINEでBlog更新を通知します♪】
※登録者情報はわたしに知らされませんので、 お気軽にどうぞ!

友だち追加

お問い合わせはこちらのフォームからどうぞ
[eri koo] - CONTACT

--- オリジナル小説発売中 ---

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

  • 作者:Eri Koo
  • 発売日: 2020/04/04
  • メディア: Kindle版