占いの健全な使い方 - しいたけ占いと石井ゆかりさん

2020年もあと少し。
街にただよう今年も終わりだ感とクリスマスムードが大好きな12月（大阪は外出控えよう要請が出てるので微妙ですが）。

そんな時期のお楽しみが、しいたけさんの上半期・下半期占いと、石井ゆかりさんの年間占い。

（石井ゆかりさんの年間占いは12/8現在まだ公開されてません）

占いです。
たかが占い、されど占い。
全人類を12種類に分けただけ。
ざっくりとしたもの。
けど。
お二人の文章はとてもやさしくて、人をすごく勇気づけてくれる。
追い立てられるように、焦らされるように、ではなく。
あぁ、安心して進んで良いんだな、自信を持ってもいいんだな、自分を好きになってもいいんだな。
って思わせてくれるのです。

石井ゆかりさんを知ったのは、もう相当前。
個人のサイトで細々とやってらしたのが、あれよあれよと本を出版されたり人気の占星術師となっていきました。
文章がきれい、詩的なんです。
一つの物語を読むよう。
当たるか当たらないか？
だけで言うと、そんなに……です、正直に言うと（個人の感想です）。
でも、読みたいのです。
元気になるから。
来年どんな風だろう？って楽しい気持ちになるから。

しいたけさんも、かなり初期に知って。
もう完全に優しく丁寧なカウンセリングみたいな文章と語り口。
あぁ、この人なら全部お任せしても大丈夫だなって思える、小児科のお医者さんみたいな感じ。
徹底して優しく、そして寄り添う。
励まし、褒めて、短所も長所として前向きに指摘してくれる。
そして、当たるか当たらないか？
で言うと、当たります……。
しいたけさんを好きな友人も多いのですが「え？わたしのこと見てた？」ってくらい「今まさに」なことが週刊占いに書いてあったりします。
もちろん占いって、誰にでも当てはまるような事を言う（書く）技術みたいなものがあるのですが、そういう斜め目線を差し引いても、結構当たってて。
アドバイスが染みます。

占いって、当たる当たらない、信じる信じない、よりも。
「自分」の確認作業にとても良いって思っていて。

例えば来年は「人とのコミュニケーションがテーマになります」なんて書かれてたら。
そこから、じゃあ来年はこんな人に会いたいな、あの人と最近会ってないな、なんて思いが広がっていきます。
そこで思い浮かべることが、今の自分と来年の自分を創っていく。
そんな風に、書かれていることと自分を照らし合わせて、今の状況や、何を願っているか、何をしたいか、どうなりたいか、なんかを確認していける。
書かれていることがピンと来なかったら、それはそれで、じゃあピンと来る言葉ってなんだろう？どんな言葉が欲しいって思ってたんだろう？って考えたりも出来る。

そんな作業のために、このお優しい二人の占星術師の言葉は、とても良いと思うのです。

2021年上半期のしいたけ占いを読みながら、来年を空想していたら。
自分の状況や、ポジションを確認していたら。
本当にわくわくしてきて。
楽しくなってきちゃって。
やっぱり未来って楽しみでしかないな、と思えて。

しいたけ占いをアテに、長話と洒落込みたいところです。
うずうず。

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ananweb.jp

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『しいたけ．カラー心理学2020』
全部読み込んだわけではないですが、その時好きな色を選ぶだけで、今の心理状態がそんなにもわかってしまうのって、なんなの？と呆然としました。
めちゃくちゃおもしろいし、何かを選ぶ時の色の参考にも役立ちます。