Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

HSP/HSSについての考察 5 - 刺激の受けやすさ(Overstimulation)

HSPシリーズです。
HSPを紐解いていく本筋?のようなものに戻ります。
HSP(ひといちばい敏感な人)の4つの特性。その内の一つ目については前に書きました。

こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。

一つ目「深く処理する」(Depth of processing)についてはこちら。

erikoo.hatenadiary.jp

 

今日は2つ目。

「刺激の受けやすさ」(Overstimulation)
・刺激に敏感で疲れやすい
・人混みや大きな音が苦手
・友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れている
・映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣く
・人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
・些細なことに過剰なほど驚いてしまう

HSPでない人は、あんまり必要でない情報や刺激やスルーしたり、フィルターでカットするんだそうですが、HSPの人はそれが出来ない(出来ないという言い方は何かが「劣る」感じなので使いたくないのですが、言葉が見当たらないので進めます)。
なにで、前回の一つ目「深く処理する」(Depth of processing)と同じことを書きますが、情報がまるごとドバーッと100%やってきてしまう上に、その情報一つ一つに付随する他の要素もまるごと受け取ってしまうため、普通の人が50%受け取ってる時に1000%とか受けちゃってるんですよね。

まぁ、だから、繰り返しますが、めちゃ疲れるんです。

HSPと身体の健康状況との関連についても言及していきたいですが、たぶんあんまり身体が丈夫でない人が多いのではないかなと推察します。
わたしのように病弱だったのが当社比で元気になったり、あるいは元々元気だったけどもHSPという膨大な処理を必要とする気質によって体調を崩した事があるような人が、割と多いような気がします。
他人や環境からの影響をモロ以上に受けてしまう性質の人が、何も考えずにバリバリ元気なわけはないと思います。
バリバリ元気なのだとしたら、自分のその気質をコントロールして乗りこなせているか、もしくは身体からのアプローチでコントロール可能にしたのではないかと。
後々は、そこらへんのアプローチについても書いていきたいと思います。

さて。
わたしは映画一本見ただけで、まるで何人かの人生を生きたかのような気持ちになります。もう、まるごと映画の中に入り込んでしまうんですね。
でも、映画や小説のような創られたものに対してそこまでの体感や感情の揺さぶりがない人がいる。
だから辛い映画とか辛くて辛いのですが、そういうのを観ないのかと言われると観るんですよね。一言でいうと「いろんな事やいろんな人生を知りたい」という好奇心の方が強い。
で、結果観に行って、辛い場合は辛い気持ちが一週間とか(ずっとじゃなくてフラッシュバックしたりして)続いたりします。
若い時はそれはもう数ヶ月とか半年とか、なんなら生き方を乗っ取られるような感じまで受けてました。

そしてそれと同じように、実勢に対面する誰かの言葉を必要以上に受け取って傷つき、しかも容易に忘れることが出来ずに、がっちりと記憶に刻まれてしまう。

ね、なかなかしんどいですよね!

人の何倍も、いろんな人生を生きてるかのよう。

ん?

でもそれって、「いろんな事やいろんな人生を知りたい」という好奇心という「願い」が叶っているのでは??

と気づいた時に、HSPという気質の長所のようなもの、突破口が見えた気がしたのです。

そして、しあわせな映画を観た時は、本当に身体中も魂もしあわせで溢れてしまうんです。これも、なんだか、とても素晴らしいのでは?

と。

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美味しいものも人の何倍も美味しい?


読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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