HSP/HSSについての考察 32 - HSPなんて忘れちゃえ!
HSP/HSSシリーズを長々と書いてきましたが、今回でいったん終了です(たぶん)。
占いやスピリチュアル、医師の診断から心理学的アプローチまで。
元気でしあわせになるために。
自分を知る過程において知った様々な知識の中、HSPという概念は、アーユルヴェーダの体質診断と同じレベルで自分にピタリと当てはまって多いに助けとなりました。
知れば知るほどHSPというのは気質でもあるけど、体質でもあるのだとわかって。人口当たりのパーセンテージなど統計解析も知ると、心理学と言うか、ほとんど生物学の世界だというのも面白かったのです。
けど。
だからこそ。
ある程度つかめたら。
なんでこんなにしんどいのか、しんどかったのか、理由が明確になったら。
HSPな自分って素晴らしいってわかったら。
HSPならではの自己肯定感や自尊心の上げ方、平和な心でいる方法がわかったら。
もうそのこと、忘れちゃうといいですよ。
と、最後に言いたくて。
「わたしHSPだから」
って、ぎゅっと掴んだままでは、硬~くなっちゃいます。
カテゴライズで、自分で自分を縛ることになります。
血液型でも星座でも、性格診断でもなんでもいいんだけど。
すべては単なるしあわせに生きるためのツールで、学術で。要は使いようなんです。
目的は、元気でしあわせであること。
そのためには、自分をちゃんと知ることが不可欠なんです。
自分がどうやったら元気になるのか、しあわせになるのか、知らないといけないからです。
だってそれって唯一無二の自分だけの個性ですから。
誰とも違うから。
そして自分を一番知ってあげれるのは自分だから、自分でやらなくちゃあいけない。
自分を知ることで、ようやく人は本当にいろんなことから自由になれる。
そうすると、元気でしあわせになる道が見えてくる。
そのために、一旦カテゴライズして当てはめてみるのって、参考になるんです。
日本人だから、女性だから、A型だから、丑年だから。
それで見えてくるものだってあるから。
その中でも、HSPであるとか、アーユルヴェーダであるとか、四柱推命や占星術なんかは、かなり精度の高いツールではないかなと思います。
先達者たちが一生を賭して研究したり、何人も何代もかけて精度を上げてきた技術ですからね。
自分を知るのに、とても役に立ちます。
自分を知るとは言え、一人でなんて無理なんです。
色んな人の手を借りて、頭脳を借りて、なんとかかんとかちょっとだけわかったかも?くらいにしかわからない。人間って奥深いものだから。
なので、学習して身に着けたら、もうそこにこだわらなくていい。
自分はHSPだ!って知った時、でも逆の気質もあるんですけど…?と疑問になって調べるとHSP /HSSという相反する気質を持つタイプがあることも知りました。
さらに理解を深めて、本の中だけでなく、ちゃんと現実の人たちを観察して話したりすると、同じHSP /HSSでも、そのパーセンテージや気質は十人十色だとわかってきます。
そうすると結局、人の数だけ個性があって、カテゴライズは大まかなところしかわからない。
って結論に達します。
けど。
だからこそ。
まず初手として、大まかに自分を把握するのに有用なんですね。
体質、気質、身体の性別、セクシャリティ、国籍、民族、無限のエトセトラ。
たくさんのカテゴライズを経て。
最終的には、天上天下唯我独尊。
ただ一人のオリジナルな自分を尊いものだと知るために。
どんなカテゴライズにも属さない、自分は自分だと、自由であるために。
そのために学んだってことを、一旦枠にはめてみたってこと、忘れないでいてほしいな。
って思う次第であります。
のびのびと、生きるためにね。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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