冬季うつ病とお水取り
今日の大阪は最高気温が19℃まで上がりました。
つい先週の大阪の最高気温は6.9℃、最低気温は-0.1。
一週間で20℃という気温差。
ついでに今日の横浜は8時に15℃以上、その1時間後に8℃以上低下して、10時には7℃以下になるという激しい一日だったようです。
こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。
立春は過ぎましたが、本来この時期はめちゃくちゃに寒い、寒さのピークな筈。
関西では「お水取り」までは本格的な寒さが続く、というのが季節のとらえどころです。
「お水取り」とは
3月1日より2週間にわたって奈良・東大寺二月堂で行われる「修二会」の行中、3月12日深夜(13日の午前1時半頃)若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式。
また、この行を勤める練行衆の道明かりとして、夜毎、大きな松明に火がともされる。このため「修二会」は「お水取り」・「お松明」とも呼ばれるようになった。
東大寺HPより一部要約・抜粋
なのに、19℃て。
今年の暖冬っぷりは40ウン年日本で生きてきた中でも初めてな事な気がします。
とは言え、40ウン年なんて、地球の歴史にしてみれば一瞬にもならないコト。ましてや宇宙や銀河規模で考えれば、時間という概念にすら入れてもらえないくらいの僅かな時間なのですが。
とは言え。
人間というものは今の平均で80年くらいだけ生きて死んでいく生き物です。
一週間で20℃もの温度差、横浜では一時間で8℃以上に気温が下がってしまうとか、なかなかに身体に応える生物です。
なんだか不調な人も多いのではないでしょうか?
毎年、冬になると内向的になり、思考が深くなり、ずんずんと奥深く入っていき、さもすると答えのないつまらない考えに囚われてしまったり、やるべきことに向き合う気力が低下する、という人がいます。
「冬季うつ病」という言葉が、ようやく知られるようになりました。
わたしも夏が好きで、冬が好きじゃないのですが、ご多分にもれずこの症状がありました。
でも10年以上前に「冬は気持ちが低下する」という自分の状態を把握してからは、なるべく身体を冷やさないように、首元や足元をあたため、身体をあたためるものを食べ、野外で軽く運動もするようになって、随分やわらぐようにはなりました。事前にわかっていると準備して回避することが出来ます。
冬季うつ病というのは、日照不足が一番の原因だと言われています。
現代人はただでさえ太陽に当たる時間が少ないのに、冬になると建物の中にこもりがちになるので余計に太陽の光を浴びなくなってしまう。
そこでビタミンDが体内に生産されなくなり、うつっぽっくなってしまうというのが研究結果として報告されていて、一般化しています。
なので、良質の「ビタミンD3」 (ドラッグストアやコンビニで買えないもの→広告費に莫大な費用を使わず、品質に費用を投資している会社のもの→リンクの商品)を摂取したり、「光療法」を受ける手もあります。
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気分が低下していい気持ちがする人はいません。
なので、前述の対応策を取った方がいいですよ、と提案した上で。
でもさ、考えが内向きになったり深くするのは、そんなに悪いことでもなくない?
と思ったりもするのです。
体調が良くてイケイケGOGOなのもいいです。
でもそればっかりじゃあ、自分と向き合う時間、周りを省みる時間、人へのデリケートな気づかいの余裕、そういうものを置いてけぼりにしてしまうとも言えます。
すごぶる健康な人って、ちょっとデリカシーなかったりしませんか?笑
そうです、人は好調な時は他人への気づかいや、他人の痛みに鈍感になってしまうものなのです。
ちょっとした不調の時。
もちろん治すのが賢明なのですが、それはそれでブレーキを踏んで、あたりの景色や自分の内面を眺めてみる良きキッカケなのかもしれませんよ。
思考はポジティブだけでは充分とは言えません。
ネガティブな考えがあってこそ、攻めたり守ったり、あらゆる事に対応していくことが可能なのです。
病気だって不調だって、結果オーライに導いてくれる身体のサインなのです。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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