HSP/HSSについての考察 7 - 些細な刺激に対する感受性（Sensitivity to Subtle stimuli）
HSPシリーズも7つ目の記事となります。
HSP（ひといちばい敏感な人）の４つの特性。これまで３つを見てきましたが、今日は最後の特性についてです。
こんにちは。
eri koo - エリ・クゥ です。
些細な刺激に対する感受性（Sensitivity to Subtle stimuli）
・あらゆる感覚がするどい
・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう
・強い光や日光のまぶしさなどが苦手
・近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
・肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
・第六感がはたらき、よく当たる
これって、ともすれば「神経質すぎぃ～」って切って捨てられちゃう特性ですよね。
親に理解がなく、はたまた主観でしかモノを見ないタイプ（自分とは違う考え方や感じ方の他人がいるのが感覚的にわからない、さらに子どもなので自己同一化が強い）の親だった場合、地獄です。
全否定されます。
「線が細すぎる」「神経質過ぎる」「そんなんじゃやってけない」「もっとおおらかににしろ」「過敏すぎる」などなど…まぁとにかく「あなたは（あなたが）おかしい」「改善した方がいい（しろ）」という文面になるのですね。
そもそも些細な刺激に過剰に感受してしまう人、さらには子どもが、こんな否定形の言葉ばかり浴びせられたら…と思うとぞっとしませんか？
でもね、めっちゃ多いです。
後々お話していきたいのですが、HSPの中には親や環境に恵まれたタイプと、恵まれなかったタイプといて、後者は「サバイバー」と呼ばれます。
「サバイバー」生き抜いてきた人、まさにそのとおり。
その繊細さ、感受性で、その環境でよくちゃんと生きてこれましたね。
少々性格がこじれてても歪んでても「生きてこれたこと」を、心から祝福を送ります。
あらゆるこの、世界の全てに対して感受性が高い。
そんな特性は、はたして「しんどい」だけでしょうか？
全否定されるようなものでしょうか？
少しだけ無理解な親に同情するならば、そりゃあもうちょっと大変だとは思います。
何をしても過剰に反応する我が子ども。
そして自分にはその感じがまるでわからない、思うようにならない。
大変で、イライラしますよね。
だから「知ること」が大事なんです。
そういう特性を持つ人がこの世にいるってことを。
それは特性なだけで、病気とか障害とかじゃなくて「個性なんだ」っていうことを。
そして、HSPでもHSSでもアスペルガーやADHDでも「自分と他人は違う生き物」であり、どんな個性を持っていても、それは「尊重されるものである」ということを。
どんな時でもそれを忘れないこと。
それが他人とコミュニケートし、共存していくための平和的な知恵なのです。
そのために、わたしが楽になるために色々調べたり読んだりした知識と、経験から感じたことや発見したことをお伝えできたらなぁと思って書いています。
（たくさん読んでくださってる方にはしつこいですが、この記事を最初に目にする人もいると思うので、定期的に書きます）
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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