一神教と多神教とアニミズムと
誰に押し付けるでもない、広めるでもない。
けど、自分の中の確信としてある宗教のようなもの。
イデオロギーだったり、アイデンティティだと思ってるもの。
それは、仏教と神道とアニミズム、さらにはヒンドゥー教から影響された多神教、これまで読んできた本からの思想や物語がごっちゃになったもの。
全ての人や生物やモノには、それぞれに神が宿っている。
それは自分の中にもそうで。
外側の神様を尊ぶと共に、考えたり行動したりする規範はすべて自分の中にある神様(魂の核と言ってもいい)に嘘がないようにする。
そして、その外側の神様も、自分の内側の神様も。
実際には一つのもの。
世界の全ては一つのもので出来ている。
そんな感じの思想。
それって結局、一神教じゃあないか。
と気付いたときに、新たな発見にかなり興奮しました。
自分の思想から一番遠いと思っていた一神教、具体的に言うならキリスト教(イスラムについては未だにピンとわからないのです)。
それがいつのまにか核心としてそこに存在していたことに驚きました。
実のところ、人生で一番最初に接した宗教ってキリスト教なんですよね。
昔々『アニメ親子劇場』というアニメ番組がありまして。
タツノコプロというガッチャマンやタイムボカンシリーズを作った制作会社の作品なんですけど、これが聖書の話なんです。
シリーズが三部作で旧約も新約も描かれてました。
現代の少年少女があの時代にタイプスリップして、イエス・キリストのみならず、アダムとイブやサタン、ノアなんかと普通に友だちかよ…って感じでしゃべる話。
いま調べたら1981年放送なので小学一年生。
見事に、そういうのがわかってくる年齢のときに見てるんですよね。
ちゃんとは覚えてないけど刷り込まれてるに違いない。
さらに『円卓の騎士物語 燃えろアーサー王』も好きで、この二作品でやたらと幼少期に西欧文明を浴びてたように思うのです。
もちろん宗教は本当のところ何なのかとかわからず。
イエスさま、こんなに良い人なのに何故こんな目に?世の中とは理不尽なのか?と謎しかなかった記憶がありますが。
正直、このアニメ視聴体験が今の思想を作ったのかは甚だ疑問でもあるのですが。キリスト教となると毎回思い出すのがこのアニメなので。
先程書いた思想には続きがあって。
でも、まぁ、それさえも。
全てはただの幻想。
この世は空、なのかもしれないね。
これは完全に仏教。
あらゆる宗教や思想をごちゃごちゃと取り込んでるのは、とても日本人的。
宗教や信条なんてひとりひとり違ってて良くない?
というのは、現代っ子(子ではない)なのか、はたまた多神教的寛容さなのか。
それとも西欧的な個人主義に染められてるのか。
自分では、自分の中で長年考え続けて熟成させたりシンプルに捉えたりして気づいたものだと思ってても。
ありとあらゆる影響を受けて出来上がったものなのかもしれないなと思う、今日この頃です。
▼今日のおすすめ
アニメ『アニメ親子劇場』『燃えろアーサー』
いま見たらどんな感想が浮かぶのでしょうか。というか親子劇場はDVDもあるのか…Gyaoとか配信にもあるようす。アーサー王は公式You Tubeにありました。
【公式】円卓の騎士物語・燃えろアーサー 第1話「風雲児アーサー」
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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