Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

時間と季節と抽象度

二十四節気で「立冬」を11月7日に迎え、木々は黄色や赤に燃え上がり、年末もすぐ目の前。
いつの間にか金木犀の香りもしなくなって。
温かい日と冷え込む日が交互になってきて、季節の移ろいを肌で感じています。

なんだか最近、時間がゆるやかに過ぎてるように感じるのですが、みなさんどんな感じでしょうか。
どっぷりと、やりたいことに没入して。
あ、やば、何時?
と時計を見ると、全然時間が経ってない。
2時間くらい過ぎたかと思ったら30分しか経ってなかったとか。
SFでは、と言うか科学的理論では、宇宙航行したりワープしたり光の速さを越したりすると時間が伸び縮みし、宇宙にいる人の1年が、地球にいる人の10年とか20年とかになったりするんだそう。
なんか、そういう感覚に似ている。
自分の時間間隔と、実際の時計が示す時間感覚が合っていない。

多分に精神状態が関係する気がするのだけれど、どうだろう?
集中の度合いと、新しい体験度数に比例するように思う。

大人になると飛ぶように過ぎていく時間は、例えば未知の旅先では、日常と比べるととても長くなる。
もしくは先のように没頭していると、伸びてる。
逆に、集中したりしていると時間があっという間に過ぎていたり、感覚がぐちゃったりする人もいるだろう。

時間は、まるで時計の針のように2次元で捉えてしまっているけれど、そうではないらしい。何次元か、とか感知しようがないのでわからないけど、川のように過去から未来に流れているものでもなく。
逆に未来から流れてきているのだとか。
過去も未来も今も、この瞬間に同時にあるのだとか。
なんとなく、わかる。
確かに、と思う事象を体験したりもする。
でも、くっきりと言い表せない。
抽象的にしか捉えられない。
けれど、それで良いんだと思う。

なんとなく、そういう感じ。

という風に、どんどん抽象的に捉えて、白でも黒でもない、何色でも表せない何かを、五感や、勘や、インスピレーションや、イメージや、そういったもので、ふわりと捉えておく。

今、この。
暦の上では冬だけど、体感としては深まった秋。
冬と秋が同時並行して存在してる、感じ。
季節の空気。
空気の冷たさ、匂い、雲の形、空の色、木々の枯れ具合と色づき加減、肌の感想具合、寒くなると音が澄んでいく様子、星もたくさん見えるようになってくるし、太陽の光線もやわらかくなる。
もっともっと、たくさんの情報がいっぺんに押し寄せていて。
それで、季節感を捉える。

時間も季節も、目に見える、目に見えない、両方で表現されている。
抽象的に捉えるとは、多面的に捉えること。
二次元も三次元も越えて。
すべての窓をオープンにして、捉え、あるいは受け取っていきたいなぁと思う、あたたかい一日でした。

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読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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