夏はがんばらない

暑さが弱まらないですね。
夕立が増えてきたので、一時涼しくなる時間が増えたのはありがたいですけれど。

先日、アーユルヴェーダに詳しい人と話していたら
「アーユルヴェーダでは、夏はただ過ごすだけで体力を消耗するので、無事に生きているだけで良しとします。無理して運動したり野外で活動すると、その疲れが秋に来てしまいます」
とのこと。

仕事や家事など必要最低限をやるだけで、もう、わたし一日よくやったよね。
と、ほめてあげていいってことです。
あとはもうだらだらしましょうよ。
って言うか無理ですよ、ほんと。

アーユルヴェーダの体質でピッタの人はさらにご用心です。
ただでさえ「火」の性質のピッタはそれを鎮めることが肝要です。
だから、外が燃えている夏は油断大敵。
燃えやすい体質なのですから、それ以上に燃やしてはいけません。そんなことしたら秋には灰になってしまいます。

かくいうピッタなわたしも活動してないと元気でないので、ジョギングもプールさえも行く気が起こらない、このぐだぐだと過ごしてしまっている日々に悶々とする気持ちも否めないのですが。
しかし、そこでバリバリ頑張ってしまって秋に不調が来ることも長年経験済なので、自重しています。
この動けない時期は吸収期だと捉えて、本を読みまくり映画やアニメを観まくっています。映画館にも行けるようになったし、新しい作品も公開し始めてますしね。
特に秋は良い作品が多いので（今年は公開時期がずれこんでわかりませんが）、楽しい季節でもあります。

と、上手に気持ちを切り替えて。

ほんとにね。
こんな40度ちかい気温、そして日本特有の湿気の中で。
寝て、起きて、ごはんたべて、仕事して、家事して。
もうこれだけで十分ですよ。
えらいっ！よくやったっ！！

余裕があるなら、マッサージやいろんな施術をプロの手から受けて、やさしく扱ってもらうこともとても大事です。
他人のやさしい手で、プロの技術でケアしてもらうこと。
こんなに贅沢なことはありません。
何か、エネルギーが充電される感じがします。

そして、美味しいものを食べたり、誰かとめっちゃ笑いながら飲んだり、そういうことをしつつ、この厳しい夏を乗り越えましょう。

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