本物のヒーラー
本物のヒーラーとは、それを職業とせず、自分がヒーラーだという事実を誰にも告げず、相手が気づかぬ内にヒーリングしてしまうのだと言う。
それは、そうしようというヒーラー自身の意図からではなく、相手が必要とする事を自動的に変化させるように成る、のだと。
それを商売にしたり、誰かに明かしてしまうと、途端に曇ってしまいその力は無くなるらしい。
よく、キリストや仏陀の宗教画で。
動物たちが無数に彼らに集まっている様子が描かれている。
動物たちは本能で、自分を癒やす者、場所を知っている。
昨日、パワースポットの事を書いたけど、これは人間にもある。
先に述べたヒーラーは、そのトップクラスの、世界に何人ともいない、本物の話。
彼らのほとんどは自我を明け渡している。
無いわけではないけれど、ほとんど無いに等しい。
ほとんどすべての時間を、他人のために費やしている。
昔、聖者と呼ばれる人が日本に来ていた日。
私はその場所には行かなかったけど、びっくりするくらい夕焼けが黄金色で。
世界がゴールドに輝いていた。
そういうことって、あるんだなって思った。
そんな、聖者と呼ばれる人じゃなくって。
ごく身近に普通にいる人が。
普通に働いている人が。
もしかしたら、そんなヒーラーかもしれない可能性はあって。
なんせ、人知れず、その能力を誇示することも披露することも、それを使って仕事にすることもないのだから。
そして、ごく静かに、相手にわからないように、もしかしたら自分の自覚さえ曖昧に、癒やしてしまっているのかもしれないから。
一般人には見分けるすべも無いのだから。
今日も今日とて、もしかしたらすれ違っているかもしれないけど。
わかることはないけれど。
そんな人が、同じ世界にいるんだなと思うと、ちょっとおもしろいなぁと思う。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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