Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

Me too?レイプカルチャーについて 1

今日の、このタイトル。
男性読者は何となくイヤな予感したりするんでしょうか?なんかめんどくさそうだし読みたくねぇな?って。
って、この序文で既に読みたくなさそうですけど、加害者とされる男性も文化的抑圧の被害者なのかもよ?という話もします。

こんにちは。
Eri Koo (エリ・クゥ) です。

別に男性への恨みつらみを書くつもりはなくて、自分の傷や虐げられた事実を、文化的圧力の中で気づかないようにさせられてるよ?気づくこと知ることで傷って治癒されていくので、いいかもね?って話を書きます。

性的被害、レイプって、男女だけじゃなく色んなパターンがありますが、話がまとまらないのでこの投稿では「男から女への加害」についてだけ書きます。

「レイプ・カルチャー」とは、性的暴力が普通のことと考えられていて、レイプしないよう教えられるのではなく、レイプ「されない」よう教えられる文化を指します。

Me too運動がバーッと出始めた時にもイロイロ考えたのですが、あまりにも時節に乗りすぎた時期に書くのがためらわれたのと、自分の中でうまく言葉にできなかったんですね。
ちょっと落ち着いたようにも思うこの時期に、全然Me tooする気もないんですが、結果Me tooになるんですけど、個人の体験を書きます。

自分のこれまでの性的被害について、あれ?と疑問に思うようになったのは、よくご紹介するこの過去記事でインド占星術を見てもらった時に言われたのがきっかけです。
(この記事ではそのことは書いてません)

 

erikoo.hatenadiary.jp

このインド人占星術師に
「若い時、男性に性的にひどい目にあったことがありませんか?」
と言われたのです。
占星術的にそういうものが出てたんですね。
結論から言うとレイプされたことってないです。
殴られたりしたこともない。
だから、このインド占星術鑑定はわたしの人生を大きく変えたと言える体験だったのですが、この中で唯一、全然当たらないこと言われたなぁ?って思ったとこだったんです。
他にもたくさんの衝撃的な事を言われてたので、このことも大きく捉えてなかったのですが、Me too運動で色んな記事を見てるうちに、色んな自分の過去の体験を思い出し、そしてインド占星術での言葉とつながったんです。
レイプも暴力も受けたこと無い……いや、でも、あれって暴力では?レイプまでいかなかったかもだけど、立派に犯罪を受けてるやん!
って。

わたしはかなり成長が早くて、小学4年生の時点でかなり大人な身体になりかけていました。
でも4年生だから、本人は無自覚だし周りも対応が遅れるんですね。具体的に言うと下着を大人向けに変えないといけないのに、子ども向けのまま。こればっかりは親が悪いとかも思わないです。本人含めてみんな気づけないから、無防備に放り出されてるのです。
そしてわたしの時代は体重測定も男女同じ時間同じスペースで行われました。大人の身体を持つ女の子が、男子の目の前でパンイチで身長と体重を測られてしまうのです。
そこからどうなると思います?
めちゃくちゃからかわれるに決まってますよね?
学校だけじゃなく、わたしの事を子どもだと思ってた親戚のおじさんに、Tシャツをガバッとめくられたりしたこともありました(そこから口を聞かなくなりました)。
そして、突然通りすがりの人に胸を掴まれたり、スカートをめくられたり、バイクで追い詰められてお尻をさわられたり。
電車の中でも数え切れないほどの痴漢…30代になってからもですよ?

いやもうこれね、「殺す!」レベルの腹立たしさと恐怖です。

この完全に他人である「外敵」からの性的被害ともう一つは、他人ではなく仲良い人からのお誘い。
コレってすごく曖昧だと思うんですけど、ある一定の女性って「断ったら傷つけそう」とか「悪いかな」って思って受け入れたりするんです。気の優しい、自分より相手を気遣ってしまう日本人に多いみたいです。
そんな気持ちだから、そういう事が終わったらもう無かったことにようとして忘れるんですね。
だから、わたしも長い間思い出すこともなかったけど。
痴漢にあったり、小さい時に性的なことでイヤな目に合った事も、全部忘れようとして忘れれてたんですけど。

それがMe too運動とインド占星術でパッとつながって思い出したし、気づいたんです。

その、忘れようとすること、無かったことにしちゃおうとすること自体が「レイプカルチャー」なんだなって。

次回、でも性的加害者な男の人もまた、レイプカルチャーの被害者なんだよって話に続きます。

▼今日のおすすめ
映画『シェイプ・オブ・ウォーター
わたしの歴代一位映画。異種間恋愛が描かれているのですが、まさに今日の主題「レイプカルチャー」とそれを牽引するマッチョ・カルチャーについての反発も根底に流れています。マッチョを強制された男の悲しさと辛さもわかります。本当の強さとは?しあわせな人は誰か?その答えの一つが描かれた美しい現実的でファンタジーな映画。

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

 

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