Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

アンチスピリチュアル話4 - レッチリLIVEに救われる

 

幼少期のトラウマやらなんやらかんやら心に問題抱えまくりだったわたしが、スピリチュアルにド傾倒していた時代の話。
もう20年前。

前回からの続き。

レッチリのライブに行きました。
急に決まった再公演で友人来れずの一人参戦。
2時間わんわん泣きました。嗚咽すら出るほどに。

急に、霧が晴れたようにスカッとした気持ちになりました。

昔読んだ本に書いていたこと。

本物の音楽には「洗脳」すら解かす力がある。

そのことがよぎりました。
よく言われるクラシックや伝統音楽には脳をいい感じにする周波数が出てるとか、そういうのを超えたようなところ。
ロックとかポップスとかテクノとか、ジャンル云々じゃない、もっともっと高いところでの音楽の力。

「本物を聴いちゃったなーーー!!!」

ライブの帰りもその後も、ずっとその言葉を頭の中で繰り返していました。

一人、神社を巡り巡ったり、スピリチュアルだったり精神世界や宗教の本を読みふけっていた頃はまだ良かったのです。
でも、いつからかそいう集いに参加して、そういった事に関心がある人達と出会っていく中で蓄積していたもやもやしたもの。
それが溜まりに溜まって、A氏やB氏が持ってきてくれた機会で噴出しました。
何でこんな事が起こったのかは、まだわかってなかったけれど。

けど、レッチリを聴いて頭がスカッとクリアーになった時にわかりました。

スピリチュアルの人たち、めんどくせぇ!!

(わたしもな!!)

ふわふわしたそよ風みたいな音楽より、現実を見ないふりした理想論より、目の前の人にやさしくしないのに前世とか守護霊とかの話ばっかりしてるような人より。

股間に靴下ぶら下げてライブしてる彼らの方が、よっぽどさっぱり明るい気持ちになるわ!!

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と、ちゃぶ台ひっくり返す勢いで、そこから逃げました。

踊るのもイヤになって。
ささくれだったスピリチュアルな人間関係も全部整理して。

元からの心の友ズはそもそも全然スピリチュアルじゃないので、わたしが傾倒していくのにも、そこから戻ってくるのも、なんとなく見守ってくれていました。

レッチリのライブが大きな契機でした。
けれど、もう一つ。
スピリチュアルな傾倒から抜け出せたのは、今まで考えたこともなかった新たな思想・考えと出会ったからです。
それこそ、スピリチュアルから抜け出すと言いながらも変に聞こえるかもですが、究極のスピリチュアルとも言える。

自分という神様が一番大事

ということ。

そもそも「スピリチュアル」って日本語で言うと、怪しいというか地に足ついてないというか、オカルトっていう要素が強いように思います。わたしも、この話の中ではそういう意味で使っています。
けれど本当はWHOが「健康」の定義に、精神的・肉体的・社会的にもう一つ「Spiritual Health」を加えようとしたように、健康な日常生活を形成する上で大切なもの。
日本語だと「霊性」になるので、これまた聞く人によっては「アヤシイ」になっちゃうのですが、国によっては精神を支える宗教や信仰であったり、人によっては己の根幹を成す世界の捉え方・思想や哲学であったりします。

そいういった意味でのスピリチュアル探求において。

自分という神様が一番大事

という世界の捉え方に出会えたのは、わたしにとって「人生第二章が始まったぜ……」とも感じるほど、大きなことでした。

これまで神社を巡り巡っては、自分と縁のある神様を求め。
色んなスピリチュアル本を読んでは、偉い人の言葉や教えを求め。
霊能者やヒーラー(この頃に出会った人はほぼ全員なんちゃってでした)の言葉を、そのまま真実のように受け止めて。

全部外側に求めて、外側が正解だと思ってたのです。
自信もない、自分も好きじゃない、自己肯定感ゼロのわたしは全部不正解だと。

でも、違うんだと。
そうじゃなくって、自分もまた神なんだよ、と言われたのでした。

この捉え方は、仏陀を始めとしてあらゆる人が言っていたのですが、たくさんの宗教本を読んできて、特に仏教は大好きだったのにも関わらず、当時のわたしはそこは全然読めてない、理解できてなかったのですね。

でも、そのことを教えてくれたのは、今でも誰なのかわからないんです。

最初に触れたのが本だったのか冊子だったのか、サイトで読んだのかも覚えてません。
著者名というか、それを書いた人の名前はあったと思うのですが、すっかり忘れてしまいました。
その頃知り合ったスピリチュアルな人が、本か冊子かWebかを紹介してくれたのです。

そこにはただ淡々と、

自分という神様を大切にしましょう

それだけが、繰り返し繰り返し書かれていました。
これから大変な世の中になる、とも書かれていました。
そして、この行為(自分という神様を大切にしましょうねと伝えること)はウン百年とか人間の人生よりもっともっと長い単位の活動なのですよ、とも。

とにかく衝撃でした。

神社を巡るたび、本をめくるたび、次は何にすがろう?なにが自分を救ってくれるんだろう?と求めても求めても苦しい日々を送っていたのです。

まるで、童話「青い鳥」のようでした。

いちばん大事なの、今ここにあった的な……??
ふぁ!?

続きます。

▼今日のおすすめはこのシリーズ中はお休みします

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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