Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

口の中の話2 - アマルガム戦記2

前回からの続き。

そんなわけで、紹介された歯医者さんに行きました。

1回目は、歯がうずいて痛くて焦っていました。
電話すると予約可能なのは数週間後。この痛みを抱えて数週間待つのか……と、あまりに落胆していると、診察予定が詰まっているのにも関わらず「痛いんですよね……」と親身になってくれて、短い時間で軽いチェックだけになりますが、と診察時間を空けてくれました。
なんて親切なんでしょう(涙)
診察の結果、虫歯ではなく、埋め込んだものが劣化したり口内の雑菌の繁殖が主な原因でした。
薬ではなく、強い抗菌作用のある木からとれたエッセンスを塗ってもらっただけで、次の診察の数週間後まで痛みとうずきがなくなったのです。
それで、ひとまず安心して生活することができたので、この時点でこの歯医者さんすごいいいぞ!という気持ちに。

この時代、何もかもを自然なもので治療するのではなく、無理に強い薬は使わないけど、必要なところにはもちろん使う。というバランスの良い治療は信頼度が強いと思います。

2回目、きちんと診察予約をして、あらためて丁寧に見てもらうと、虫歯ではなく埋め込んだ金属類が経年劣化して、その影響が大きいとのこと。
そしてアマルガムについても相談しました。
アマルガムとは詰め物で、その上にも白いものを被せたりしているのでそれを取らないとアマルガムかどうかはわからない。
そして、アマルガムだけでなく他の金属であっても劣化することによって、そこに接触している歯にも影響があることなどを教えていただきました。

口は、栄養を摂取するところ。
歯はそれらの食べ物を砕く機能と共に、食いしばることで力を発揮したり、身体のバランスをとっているところでもある。
老人になり、自分の歯で噛めなくなったところから身体の様々な不調が頻発していくのも、そう。
死んだおじいちゃんの口癖が「歯だけは大事にしなさい」でした。
そんなことを7歳児に言われても、はぁ?とピンとくるわけもないのに死ぬまで会うたびに言われたこと。
相手の年齢とか、どう思うとかが欠けた人だったけど、戦場を生き抜いて長く生きたその言葉は確かに正解でした。
歯、超大事。

先生は丁寧に相談にのってくれました。決して無理にすすめることもなく。
歯に埋め込まれたアマルガムを含む全ての金属を撤去し、保険適用外の白い詰め物をすると総額いくらになるか。
その額は、アマルガムの毒性を知った15年前に調べた時の約4分の1程度。
時代と技術の進歩と共に金額もお求めやすいものとなっていたのです。
正直、この歯医者さんは信頼できる、とわかった時からアマルガム除去をしようと決めていました。
どんなに高くついても、健康であることは人生の第一優先事項。
ここでケチって後々自分の歯でモノが食べられなくなったり、いろんな不調を引き起こしたりするリスクと負担。また、今の不調がさらに改善する見込みもある。結局、結果的に経済的にも得をすることになるのですから。
そんなわけで、アマルガム・およびすべての金属類の除去を決定しました。

除去作業は一度。
けれど事前の金属検査、そして除去後に被せるものを作る期間、被せる施術。
そんなこんなで5回ほど通ったかな?と思います。
良き歯医者さんなので診察予定は詰まっていて、月に1~2度通ったので数か月かけての作業となりました。
それでも、巷には何度も何度も無駄に通わせる歯医者があふれている中。
必要最低限の通院回数で仕上げてくれる歯医者さんというのが、信頼のポイントです。

次回は、除去手術と、そこから始まった苦しい日々のお話。
続きます。

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読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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