Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

Phoenix Blizzard 8 - 法厳寺(牛尾観音)と白石神社

久々の聖地巡礼シリーズです。

社会情勢的に遠出が叶わなかったし、わたし自身もまた「ここ」へ行きたい!という気持ちがわき上がらなかったのですが。
少し前にひとまずは平和な時期がやってきて、出かけてきました。

そこは数年前に霊的なお友だちからお薦めされていた場所。
別のお友だちから「どっかお薦めの神社に連れてって欲しい」と言われてピンと思い出したのが今回の「牛尾観音」でした。

京都は山科区にある音羽山にある「法厳寺(牛尾観音)」が正式名称。
有名な清水寺奥の院とされています。
お寺なんですが神社の空気がアリアリ。
空海が本尊を安置したともされています。

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奈良時代、そもそもこの地に「金生水」なるものがあると夢で告げられたお坊さんが見つけたのが、このお寺の始まりだそう。
疫病が流行る中、浄化の力を持った清い水を求めることが大事だったわけです。
その力は今の清水寺へと受け継がれ、祇園祭もその清い水で疫病を祓うために始まりました。

まぁなんというかコロナ禍が一旦鎮まったタイミングで訪れるには、なかなか最適な場所。
毎度、うまいことなっています。

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電車とバスを乗り継いで、山の中、舗装された道を1時間ほど歩くと着きます。
参拝した季節は梅雨のはしり頃。
水に滴る新緑や、紫陽花なんかの花も咲き誇り、ちらほらとある滝も水量たっぷりで、歩いてるだけで浄化されるような良き行程。
全然しんどくない坂道。

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わたしの家の氏神様がある土地には天狗様がおられることが最近わかったので、なんとなく天狗に関心が向いていたのですが、ここはドンピシャに天狗様的な場所でした。
修験道の入口でもあるようで。
大きな杉の木の存在感がすごくて、完全に男系の空間。
滝修行も出来ます。

おもしろかったのは、鐘の中に身体を入れて鳴らせること。
これ……完全にヤバいです。
トリップしちゃいました。
もうね、一瞬で、いや一発でキマります。
家に欲しいくらい。
めちゃめちゃいい音楽をレイヴやクラブで体感したかのような、そんな心地。

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全体的にセンスがいい石造りで、途中にあった石屋さんのお仕事なのかな?と推察。なんだかモダンなのです。

男系ですが厳しい感じもなく、ピクニック気分で楽しめるおすすめな場所。
登山客もお昼ごはんを食べたり休憩に使っていました。

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帰り道にある「白石神社」にも参拝。
伊邪那岐の大神が禊をおこなったという由縁の神様をお祭りしてる場所。
つまりこちらも「禊」。
ご祭神は磐座(巨石)です。

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緑が本当に生き生きとしていて、正常でやさしくてこじんまりとしていて、とってもステキな場所です。
例えて言うならかわいい女の子的な。
そんなわけで女系とも言えるのかも。

お寺なのか神社なのか?みたいな場所はおもしろくて。
そもそもの「土地」を人間が祀ったのが神社。
仏教の会社・学校的なものが寺。
ざっくっと言いました。
そこへ、大きめの神様がやってきたり、眷属がいて、そこに元からいる精霊がいたり、そして仏教の神様が呼ばれたりして。
いろんなものが重なり合って存在してるわけです。

個人的に大きな動きがあってちょっとこれから大きめの神社参拝に行くことになりそうなので、この牛尾観音さんで浄化と祓いをしてもらったように思いました。
ほんと、うまいことなってます。

大阪からも案外すいすいと電車とバスで気軽に行けます。
もちろんスニーカー以上の靴がおすすめですけどね。

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読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪


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