自分を変えたいなら2 - 自己暗示、自己催眠のかけ方

グルテンフリー、カゼインフリー、シュガーフリーを初めて2年半が経ちました。
うどんもパスタもパンも大好き。
チーズもカフェオレも生クリームもアイスも大好き。
甘いもの大好き。

それを止める？
え？シュガーって言うか果物もあかん？？
いや、無理やろ。
無理やて。

って最初思いました。
けど、それが身体に良くないってことも知ってました。
知ってたけど無理やろって。

けど、持病の悪化はそれが根本的な原因だとお医者さんに言われて。
自分に問い直したんです。

ほんまに、うどん好き？
食べな生きていけへんくらいに好き？
今この瞬間、心底食べたいって身体が本当に思ってる？

って。

そしたら、そんなでも……ないな？
って答えが自分から返ってきたんです。
それを、一個一個の食べ物についてやっていきました。
代替品を探したりしながら。

最初は、カフェオレが飲めない人生なんて！って思って、ココナッツミルクとかライスミルクとか取り入れてたんですけど、途中から、そこまで飲みたくないな？って変化してきて。
そうやって、最初は代替品でしのいでいたものが途中からそれさえも必要なくなってきたんです。
それも、その都度、ほんまに飲みたいか？必要か？って自分に問いながら。

ここで書きましたが、グルテンやカゼインは割と平気でやめれたのですが「甘いもの」だけはやっぱり好きで、代替品として焼き芋や栗だけは欠かせませんでした。
けど、年がら年中焼き芋食べてたらですね、そんな食べんでも、となってきて。
最近はたまに甘いもの欲、みたいなのが出た時に食べるくらいになりました。

そんな風に。

自己暗示とか自己催眠って、自分への「本当かどうか」の問いかけで出来た。
心理学者さんとかプロの催眠術師さんのことは知りません。
だから暗示とか催眠じゃないのかもしれないけれど。
自分はこの方法でいろんなことが三日坊主にならず、必要なことが継続できるようになったので。

食生活だけじゃなくて、例えば日記。
この記事で書いたんですけど、始めてみたんです3年日記。

erikoo.hatenadiary.jp

毎日寝る前に書くので、正直、超眠くなってから日記書くのを思い出した時なんて勿論めんどくさいです。
けど、書けるんです。
もう、習慣なので。
寝るからパジャマ着よう、歯を磨こう、とかそういうレベルになったので書けるんです。
前回の記事で言うとこのホメオスタシスが働いてしまってるんです。

erikoo.hatenadiary.jp

日記はですね、書くことそのものが自己暗示的「本当かどうか」の問いかけになってるんですね。
自分への確認作業です。
今日起こった事実、その時の感情、出来たこと。
結果、良い一日じゃなかったことがない。
パッとしない日でも、どこかで笑ったりはしているし、温かい布団で寝れるし、シャワー浴びたらサッパリしたし、とか。
書くと、良い気分になるんです。
だから、日記ちょっとめんどくさいけど、でも、書きたいよね？の問いにはイエスしか答えがない。
だから、書けてる。

食事も日記も、筋トレやストレッチやヨガも。
めんどくさいとかしんどいとかあるけど、それを上回る「快楽」がある、得がありメリットがある。
そのメリットを何度も自分に覚え込ませる。

まとめると、自己暗示とか自己催眠って。

「本当にそうしたいか？」という自分への問いに、身体も心も揃えて本気で返事すること。
そうすることの「メリット」を自分に覚え込ませること。

この二つで成立するかなと思います。

ただ、わたしも未だそういう部分があるのですが、中毒になっているものへ「本当にやりたいか？」っていう問いは、難しくて。
心と身体の上層部に、狂おしいくらいの渇望がある。
けれどそれは中毒性のものに侵されて、おかしくなったところからの欲で。
どこかで、もっと奥の方で、本当の自分が「もうやめたい」って言ってる、そこを拾わないといけなくはあるんです。
それって、中毒でありながらも、どこかでちゃんと気づいている筈なんです。
ある程度真っ当に生きていたら、あんまり良くないことだよな？って薄っすら思っている筈で。
それをちゃんと拾うには、ちょっとづつ中毒を抜いていって、本当の自分の声が聞こえるくらいに、間違った渇望を取り除いていく必要もある。

例えば、辛いもの、塩分が強いもの。
強い刺激に身体は麻痺し、より強烈なものしか感じられなくなっていく。
これと同じことが、嗜好品でも、ドラッグでも、行動でも起きてくる。
このことは「中毒への渇望」であって、本当の自分が欲している行動ではないと、知っていないといけない。

そこが注意点です。

そして、本当の自分が欲してないことって、結局はメリットがないので長続きしないか、身を滅ぼすので。
自己暗示や自己催眠と言えど、本当の自分に即していることをやるのが一番「快楽」を得れて、お得になるわけなんですね。

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