未来は若者の手の中

まずは、お知らせです。

前に告知した『芦見谷芸術の森フェスティバル』が京都府の緊急事態宣言を受け、無観客、後日配信公演となりました。
詳しいことは、前の記事に追記しておりますので、もしご予定されていた方がいましたら御覧ください。

お知らせが遅くなってしまい、申し訳ありません。

（これから書くことと、上記のイベントは何の関係もありません）

さて。
先に予防線を張らせていただくのですが。
今から書くことは、特定の何かへの批判でも、これが正しい論でも、主義主張みたいな大層なものでもない、ただの一個人が思ったこと。

わたしは独り身ですし、子どももいない40代の女性。
身内と言えば70代の母が一人。
だから、これ言っても許されるのでは、と思って書くのですが。

ワクチン摂取について。

おそらく、今のところ、わたし個人としては打つつもりはありまえん。
将来的に、わたしの中で人生の優先順位の高いところにあるものが、ワクチン未摂取によって阻害される場合は、打ちます。
それは、大切な周囲の人たちに迷惑がかかるとか、仕事上必要とされるとか、海外渡航の際にワクチンパスポートがないと不可能になるとか、そんな場合。

まぁそれはそれとして、70代の母はこないだ1回目のワクチン摂取をしました。
高齢の母の安心っぷりを見ていると、単純に「良かったね」って思います。
ワクチンが効くのか効かないのか、副作用がどうなるか、もはや素人にはわかるわけもなく。でもとりあえずはワクチンを打てば大丈夫と考える人が「安心」の状態が得られること、「不安」から解放されることはとても重要かなと思います。

で、その、個人的な考えや身近な人の経過を前提に。

ワクチンの摂取順、ちょっと違うくないですか、と。

この世で何が悲しいことかって、子どもが親より先に亡くなってしまうこと、また、幼い子どもを置いて親が亡くなってしまうこと。

だから、そのために。
そういった親御さんから優先的に受けたら良いのになって。
20代とか30代、若くて、人生がこれからで、今からって時期。
その世代を守って優先させないで、医療とは、国とは、政府とは、なんなのだろう。

（子どものワクチン摂取については、今の段階ではファイザーが16歳以上、モデルナとアストラゼネカが18歳上からと各社のデータにより厚生労働省が発表してます）

高齢化社会だし。
選挙に行くのはお年寄りばかりだし。
日本の若者の人口は、いま、衝撃的なほどに少ない。
経済のターゲットだって、われわれ団塊ジュニアに当てられてる。
昔は全てが若者文化だったけど、今はそうじゃない。
権力の中枢とか、富が集中してるのも、お年寄りとその利権を受け継ぐ親族や仲間で。
だから、どうにもこうにも高齢者高齢者な、世界になっている。
（けど期待と労働と税金とは若者がめちゃくちゃ背負わされ、託される）

こんなこと言うと、年寄りは死ねと言うのか的な話になりそうですが、そんな風に伝わるならわたしの文章力の無さによるところなのでそこは精進します。が、そんなことは言ってない。
優先的にワクチン摂取できた母親を持ちながら、良かったねと思いながら、年上の友だちや大切な人だっていて、あえて言う。
母親にこの事を、思いやりをもって言葉を選びつつ話したら「同感しかない」という返事だった。
そしてこの考えなら、優先順位として超ラスト組になるであろう自分だから、言う。

だって、お年寄りはもう、充分に生きたじゃん。
中年は、道を譲り、何かを残していく時期じゃん。
子どもは、若者は、人生これからじゃん。

もちろん、高齢者の方が致死率が高いからとか、そういう問題もあるんでしょう。
けどね。
でもさ、って思ってしまう。

「未来」って、より若いものへと託していくものなのでは？

f:id:kuhmai:20210526211748j:plain — 年齢差40くらい年下のお友達にWii fitを教えてもらう図

LOVE LETTER ♡

本日は満月、スーパームーン、皆既月蝕でしたが、みなさん見れましたか？
わたしは曇り空により見れませんでした。
日本では古来より「蝕」は災いで見てはいけないものでしたが、そこんところどうなんでしょうね。
見えないときは見えないでいいのだろうし、見えたときは見えていいんだなって思っていますが。
天体の動きはわれわれ人間とは違うダイナミックさで、おもしろいです。