Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

一日一食の効能

タイトルには少々の錯誤がありまして。
厳密には一食と、プラス0.2食です。

そんな生活が半年程続き、なんとなく安定してきたので経過報告と、気づいたメリットを書いてみます(デメリットは今のところ無し)。
食事量を自分に合ったものにすることについて、前にも何度か書きました。
半断食の一日二食生活から一年経って、1.2食になったんですね。

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さて、どんなパターンで食事をとってるかと言うと。

朝起きて、常温の水か白湯を飲んで。
だいたい12~15時頃にしっかりとした食事をとります。
お肉、野菜、豆、たまにちょっとだけ、お米。
夕方、お腹が減る感覚(けどこれは糖中毒による糖不足の症状とのこと)があったら、汁だけのスープや味噌汁に、グラスフェッドバターを入れたりして(満足感が出ます)飲む。

体質的に喉が渇きやすく、常に水分を摂ってるタイプ。
なので、全体の半分以上を白湯、そしてほうじ茶、紅茶、チコリーコーヒーやハーブティーを結構飲んでる。

と、こんな感じの生活。
そこに、2~3口の果物とか、お惣菜のつまみ食いが入ったりもします。

なので、一食ではなく、1.2食となります。

これ別に「一日一食が身体にいいから!」って盲目的に鼻息荒く頑張って、ストイックに、毎日超我慢して、こうなったわけではないんですよ。
そんなの無理ですよ。
無理でしょう、毎日毎日空腹を我慢して過ごすなんて。
アスリートみたいによっぽど目的があるとか、千日修行みたいなことするお坊さんのような強靭な精神力でもない限り、心も身体もおかしくなっちゃいますよ。

じゃなくって、この45歳の身体、気がついたらそれくらいしか食事量を必要としなくなっていたことに「気づき」、そしてその感覚にしたがって「行動」してみただけなんです。

それもいきなりじゃなくって、ちょっとづつやってきた下地があってこそ。

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まず30代になって、一日三食決まった時間にロボットみたいに自動的に食事をするんじゃなく「ちゃんとお腹が減って、身体が欲しいって思った時に食べよう」って思ったんですね。
で、身体をちゃんと感じたら二食とちょっとくらいだったんです。
メディアや人からさんざん洗脳されている「朝食は大事」宗教からも脱して(朝食が大事じゃないわけじゃなくて、人の体質や年齢による)、朝は果物だけにしました。
これで、午前中から眠くなることがなくなりました。

それから15年。
不食の人の本や、断食が身体にいいこと、そもそも人類は一日三食なんかじゃなく、エジソンがトースターを売りたいがために朝食を啓蒙して、健康じゃなく企業利益のために広まったこと。江戸時代の人も二食くらいだったこと。
なんかを知って。
そこから、一年前に16時間断食みたいなことを始めて。

はた、と。
一日二食すら、このたいした運動量もない45歳の身体には多いのでは?またしても惰性で自動的に食べてるだけでは?
と思いつき、ちょっと減らしてみたり調整してみたんです。
その結果が、先に上げたパターンの1.2食。

だから、長い時間かけて、自分の身体の様子を見て、ちょっとづつこの食事量になったんですね。
だからストイックでも、頑張ってもないんです。
単純に、毎日の地味な調整と身体の感覚を観察した積み重ねです。

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こういうの、個人個人によるところなんで、おすすめですって言うわけでもないんですが、メリットがめちゃめちゃ多いんですよ。

・まずは『経済面』

エンゲル係数が大幅低下するんですよ。
そりゃそうですよ、食べないんだもの。
そしてその分、その一食にお金をかけれるんですね。
こないだ、グラスフェッドのビーフを4キロ買いまして。ほぼ毎日ステーキ食べてました。
もはや貴族ですよ。ハッハッハッ。
だいたい200~300g食べるんですけど、そのうち飽きるのかと思ってたら、お肉、飽きません。
まだまだ全然いけます。
思ってたより肉食だった自分を知ることができましたし、びっくりするほど元気ハツラツです。
やっぱり元気さに必要なのはタンパク質だなぁ、と実感した次第。

・次に、この世の何よりも貴重な『時間』

老いも若きも男も女も貧富も関係なく、人類に唯一平等に与えられたものが時間です。
それが、だーいぶ、増えます。
一日三食、自分で作ってる人はわかるでしょう。家族の分も作ってる人はもう、頷きすぎて首がもげるでしょう。
食事って、料理って、どんなに手を抜いても簡単にしても、やっぱりめっちゃ時間取られるんですよね。
その分の時間が、浮きます。

浮いた時間で何をするかは人によりますが、好きなことがめっちゃできるようになるんですよ。

あとね、変な時間に眠くならないんですね。
前は、晩ごはん食べたあとにそのまま寝てしまって、夜中に起きてしまったり。昼もうつらうつらしたりしょっちゅうだったんですけど、お昼寝ぜんぜん必要じゃなくなりました。
その分の時間も、増えます。
これについては、下でもう少しふれます。

・そして『心』の不安解消と、余裕

変な話ですが一日一食くらいで暮らしてるとですね、いざとなったらその一食を抜いても、そこまでしんどくならないんですよ。
たまに調子いいときに24時間抜いたりするのですが、割と平気に仕事したり踊ったりジョギングしたりもできるし、何事もなく過ごせます。
ってことはですよ。
この先、天変地異とか疫病とか(今やけど)世界大恐慌とか、日本の経済がついに、やっとのことで(?)破綻したとき。
スーパーやコンビニで買い占めが起こった時、食料ない!って、焦ったり不安になったりしなくてもいいんですよ。
もちろんこんな時代、家に多少の備蓄があります。
それをちまちまと消費すれば、ひと月くらいは生きれる算段なんです。
なんせ一食ですから、備蓄もアホみたいにしなくていいんです。

あとそんな、非日常な時じゃなくても。
一日一食でいいので、ごはん屋さん探しに時間とられたり、仕方がないから美味しくない好きじゃない店に入ったり、コンビニ弁当で妥協するとかもしなくて済むんです。

なにかと、余裕が生まれる。

・んでもって『身体』ですよ

まぁともかく、単純に2食→1.2食になったのでその分痩せます。
おかげで20代の体重になりました。
随分と久しいね、お前さん……と体重計の数値にご対面しました。
痩せるためではなく「身体の状況に合わせた食事量にして、元気になる!元気があればなんでもできるので!」が目的なのですが、中年になりムチムチ増量してたので、この副産物はやっぱりうれしい。
でも別にムチムチさんがほっそりさんになったりはしません。わたしの場合は自分だけにわかる程度の微々たるもの。
でもそのナチュラルな肉の落ち方も健康的で良し、です。

で、先にも書きましたけど、日中は無駄に眠くないんです。
頭がね、しゃっきりしてるんですね。

いいですよ。
かなり、明るく毎日が過ごせます。

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いろいろ書いてきましたが。

一日一食くらいにすることで、断食時間が長くなることで、身体に何が起こってどうメリットがあるのかは、色んな人が研究して、実験して、実証されています。
それは前に書きましたので、気になる人は読んでみてください。
まぁ要するに、ミトコンドリアが活発化して、オートファジーシステムが活性化するわけですよ!(詐欺師が健康食品売るみたいな文句ですが、偽化学じゃなくてノーベル賞受賞者の方の研究です)

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あとね。
また、キャンプの話なんですけど。
(近頃キャンプのことしか考えてない)
これもね、ご飯の準備、一泊につき一食分持っていくだけでいいんですよ。
楽ですよ。
その一食を如何に充実させるかに集中できるんですよ……荷物の量的にも、最高に効率的です。

山登りや、遊びに出かける時も、毎日の生活も同じ。

色々と身軽になれるのです。
いざというとき、さっと動けるようになるのです。

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LOVE LETTER  

本日、上弦の月
大阪は梅雨入りしちゃいました。例年より約ひと月も早く。
大きく地球規模で考えたら、何が異常気象なのかってわからないのですが、一人の人間の小さな人生の単位で考えると、なんだか毎年毎年いろんなことが起こるここ最近ですね。
大きな動き、小さな人間、毎日の食べ物、くだらない雑談。
点と点がバラバラと重なり合い、日常が形作られていきます。
わたし、みなさんと、くだらない雑談をしたい。
だらだらとめいめいが好きなもの食べたり飲んだりしながら、ゆる~く気兼ねなく集える日を、結構切実に願っています。

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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