Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

Body Art - Nala Creative Studio

気がつくと3月です。

こんにちは。
Eri Koo(エリ・クゥ)です。

風はまだ冷たいけど陽の光が春めいて。
なんとなく腰やお腹のあたりがうずうずして、骨盤が開いていくのを実感します。
寒い冬は筋肉も骨盤も寒さをしのぐために縮こまる。
身体も心も閉じて内向的になる。
そして春になると、ゆっくりとほぐれるように外に開いていくのです。

さてさて本日のお話。

【Nala Creative Studio】さんとFull Body Artのコラボレーションをしました

その全容をまとめたものを、ごきげんな動画にしてYoutubeにアップしてくださいました!
おかげさまで視聴回数も、そろそろ7万回を突破しそうであります。


www.youtube.com

内容は、ほぼ全裸(大事な場所は保護しております)の素肌に絵の具などで絵を描いた、わたしの「身体」と彼らの「ペインティング」との合作アートです。
昨年の初夏に行われたその制作風景と完成した作品(わたしのボディ)、舞台となった場所の自然あふれる風景や、悪天候の中のチャレンジングな行動、3人のアート観なども自然に語っているのんびりしたもの。
ジャマイカ出身Marvinさんの、自然への親しみとテンポがピースフルでゆったりしていて、制作時間も動画も終始ゆるやかなリズムで進んでいきます。
日本語と英語が混じり、そして親切に日本語と英語字幕もついてます。
広く、いろんな国の方々にも見てもらえる動画となり、ありがたい限りです。

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お誘いを受けて、なんの躊躇もなくOKのお返事をしちゃってました。
長年ダンサーをして羞恥心がバカになってるとはいえ、やっぱり全裸をさらすというのは無防備な状態になってしまう行為です。けど相手が【Nala Creative Studio】さんだからの即OKでした。
一番の理由はもちろん、彼らの作品がイイと思ったからなのですが、大きなポイントは【Nala Creative Studio】はMarvin Thompsonさんと玲佳 Thompsonさんのご夫婦アーティストさんだからというところ。
男女ペアのバランスのよい(お子さんたちも最高にかわいい)お二人なら、安心して身体をさらけ出しても大丈夫だなと安心できたから。

もしかしたらこの動画を見て、自分もやってみたいけど、どうかな?って思う方がいたら、大丈夫です。とーーーってもフレンドリーで自然体なお二人なので。

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そしてわたしのように全裸になる必要もありません。最後にリンクした彼らのウェブサイトを見ればわかりますが、いろんな形でBodyArtが可能です。

このBodyArtを体験して。

なにかが自分の中で変わったのがわかりました。

「自分をさらけだす」ことは怖いことでもあるけれど、それをえいやと超えると、とても楽しくて、のびのびとした行為なのだということを知りました。
そして、地に、足がついた。
自分が2本の足で大地に立って「堂々と」世界に存在しているような感覚。

動画を見てもらえばわかりますが、ほとんど人のいない場所でしたとはいえ、めちゃくちゃに野外です。
野外で、陽の光の元で(もしくは雨の中)ほぼ真っ裸で、なにかを施されるという行為。

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まるでどこかの原住民の神聖な儀式のよう。
わたしは後から、尊敬するアボリジニのタトゥーアーティストでもあるEmily Kame Kngwarreyeのことを思いました。
そして、欧米の人が愛するヌーディストビーチのことも思い出しました。
何度か訪れたことのあるそれらのビーチで「なぜ彼らは裸になりたがるのだ?」と不思議に思ってたのですが。
たしかに!やってみて納得!

真っ裸で、外にいるというのは、ものすっごい気持ちがいいのです!

か い ほ う !

わたしがたんなる生物の一つであり、動物であり、人間だからといって自然と切り離されている物質ではない、ということ。

真っ裸で、なにひとつ手に持っていなくても、身につけていなくても、ただ存在していることは可能なのだ、ということ。

そんなことを知りました。
それはもう、ハマってしまうくらいの開放感と清々しさ。
日本にはヌーディストビーチがないし、捕まってしまうし、そもそも誰かに「見せたい」わけではないので気楽にはできませんが。
余談ですが、海外のヌーディストビーチはね、ほんとに誰も「見てない」んですよ。
あるいは、「マナーとして」エロい目線で見ないように大人のルールをみんなが遵守しているのです。ここはそういう目的のための場所ではない、あくまでも個人が、ありのままの自分を自然にさらけだす開放感を味わいに来ている、と全員が了解しているので。日本では文化の違いで難しいかもですね。

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話を戻します。

動画の中でもしゃべりましたが、今回、身体に描いてもらった絵は完全に丸投げしました。
わたしがアイデアを1ミリも出さずになにかを表現することは、はじめてだったかもしれません。

「完全に誰かにゆだねる」表現というものをしたいと思っていたときに、お話をいただいたので、コレだ!と感じてそうしました。
結果、わたしからは出てこないようなものがわたしの身体に描かれ、それでいてその時の自分にしっくりくるなにかがある、といった作品になりました。

見ていただければ、ハッピーです!

【Nala Creative Studio】

Website: https://nala-creative-studio.wixsite.com/official
Facebook: https://www.facebook.com/nalacreativestudio/
Instagram: https://www.instagram.com/nalacreativestudio/

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読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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