Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

感情のコントロール4-自分を抱きしめる

9月に入りました。
まだまだ日中は熱さの残る季節となりそうですね。

こんにちは。
Eri Koo(エリ・クゥ)です。

連なる

前回の続きです。

erikoo.hatenadiary.jp

 

過去のイヤな感情がふと蘇る、芋づる式に似たようなことを思い出す。

実はこれはチャンスという話。

これは過去の感情が、表現を、昇華を求めて出てきてるのです。
昔々の幽霊が成仏したがっているようなものです。
いつまでも同じ場所で「うらめしや~」ってしてたらかわいそうじゃないですか。ぜひに、成仏させてあげましょう。
そのときこそ、前に上げた発散方法を試してください。
小学校の時のイヤなあいつのこと、こんな大人になった今でもムカついてたのか!?って自分にあきれたりせず、おぉ~よしよしってしてあげて「あいつマジでイヤなヤツだよな!」って盛大に罵詈雑言を紙に書いたり、ボカスカとクッションを殴ったり、ひとりごと言ったりしてあげましょう。
過去の昇華作業です。お寺のお焚き上げとか、法事だと思ってください。
前にも書きましたが、そんな罵詈雑言、言霊的にダメなのでは?って気になった人は、ひとしきり終わってスッキリしたあとに、手を合わせて「な~んちゃって☆ありがとうございました」と言えば大丈夫です。
だいたいのことは「ありがとうございました」って言っとけば大丈夫です。

周りにいるじゃないですか。
ムカついたらムカつく!ってそのまま言って騒ぐ人。うれしいときは思いっきり嬉しくする人。そういう人って結構カラッとしてると思いませんか?
感情をそのままストレートに表現すると、自分の中にたまっていかないので「軽い」「さっぱり」「さわやか」な空気になっていくのです。

何点か注意なのですが、ムカつく相手本人や、他人には当たらない方がベターです。
そこでさらに衝突を起こして、さらなる感情の混乱を呼び込んでしまいます。
どこかの青春映画のように喧嘩相手に喧嘩を売って、さんざん殴り合って(発散)、原っぱで肩組んでワハハと笑えるなら素晴らしいのですが、たいていはそういうのが不可能な人間関係ですよね?
ムカつく!を本人にぶつけたところで、きちんと聞いてくれたり誤ってくれるとは限らず、余計にムカついたりします。他人を思うようにコントロールすることは不可能なので、感情がさらにエスカレートします。
きちんとした対話や対処が必要なときも、理不尽なことに対応するときも、自分で感情発散をしてから、冷静に行動を起こす方がうまくいくのではないでしょうか。

あと、表現をするときに「固まる」というイメージを持たないことです。「流す」「手放す」「お空に還す」イメージを浮かべながら発散作業をする。
「嫌な気持ち」が固まって強固にならないようにすること。

固まってしまった感情というのは、強固な汚れみたいなものです。
汚れがついたときにサッと拭いていれば、そこまで手間をかけずにキレイにできたものが、めんどくさいと放置したり無視したり無いものにしてるうち、大変な汚れになっていくようなもの。
心の中に感情がたまっていくのは、部屋の掃除ととても似ています。
汚れが軽い内にサッと掃除するのが、結局一番楽で、一番キレイを保てるのです。
コスパ最高なのですね。

そうは言っても、めんどくさいと思うのが人間だし、過去の傷を引きずるのも人間です。その感傷に浸るのもまた、人生の妙です。
それでも、それを味わいつつも、なるべく早くに元気になるにこしたことはありません。

いろんなひと、いろんなかお

最後に。
長々といろいろを書きましたが。
それら全部、次に書くことをすればしなくていいんです。

それは、感情をそのまんま味わうことです。

哀しい時の、ハートの痛み。

苦しい時の、呼吸ができなくなるような息が苦しい感覚。

怒った時の、肩や首筋から火が出るような熱さ。

うれしい時の、ジャンプしたくなるような高揚感。

楽しい時の、歌ったり踊ったり話したくなるハッピーな気分。

全部全部、思いっきりギュウウウ!と身体中で抱きしめて味わうのです。
感情はエネルギーであると共に、身体に影響を及ぼします。それを、そのまんま感じ尽くすのです。
最初はなかなか難しいかもです。
それに、これはあまりにも感覚の話なので、文字にしてもわかりにくいです。
だから長々とわかりやすい実践しやすい方法を書きました。
その方法を試してみると、身体のどこが痛かったり気持ちいいかわかってきます。そうすると「味わい尽くす」感覚がわかってくるかもしれません。

感情って厄介。
そう思ってる人も多いかもしれません。
感情に振り回されたり、いつまでもそれが自分を責めたり。
でもそれこそが、そのときどきに自分の内側から生まれる感情こそが、唯一無二の自分の個性を形作っているので。
喜怒哀楽すべてが自分なのだと受け入れて、表に出してあげていくと、健やかに生きていけるのかな、と思っています。

Jump!

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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