Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

直感を鍛える方法1 - 未来をつかまえる

直感というものは、特別な誰かにだけあるものではなく人間に宿る本来の力です。
けれど「単なる思いつき」や「欲望から来る勝手な思い」との違いを明確にとらえていないと、どんどん鈍っていきます。
直感とは、自分の内に深くある「本当の自分の声」であり、かつ全宇宙(神、世界、自然)からのシグナルでもあります。

直感を鍛えて磨いていくと、何がいいのか?

一つ目、後悔することが格段に減ります。
例え、直感に従って動いたことが短期的には失敗に見えても、自分に納得することが出来ます。その時点で最高の選択をしたと、自分に嘘がないからです。
それから時間が経って長期的に見ると、それは失敗という名の成功のための必要な経験であったのだと気づきます。
繰り返すごとに、それは確信に変わり、長期的視野が養われていきます。
卵を割らなければオムレツは作れないように、失敗(一見そう見えること)を踏まないことには成功はありえません。
学校のテストでの4択問題。どれにしようか散々迷った挙げ句に○したものが不正解だった時。「あー!最初に思ったのにすれば良かった!」と思ったことはないでしょうか。わたしははちゃめちゃにあります。
心理学的にも最初の最初に思ったことを選択すると、後悔しにくいのです。

二つ目、物事がすいすいと進みます。
直感に従ったこと以外の、無駄な時間を使わなくなるからです。
これはキリキリと、活動的にスケジュールみっちり何かをしている。といった意味ではありません。
思いつくままに行きたい場所に足を向け、目に入った食べたいものをお店の人に「これは何ですか」と尋ねて買って、スッと食べてみる。そんな、自由きままな旅のようなイメージ。昼寝をしたければ、芝生の上でゆったりと風に吹かれて寝てしまう。笑顔を浮かべて。
そういう軽やかさで、物事が進んでいくのです。
これもまた、短期的に見ると停滞しているような時期もあるでしょう。けれど、バネが緩んで締まってを繰り返さないと役に立たないように、物事には急速で動く時期と緩やかな時期とが必ずあります。
短い期間だと、ダラけしまう日とやたら活動的な日というものはあります。それを一週間単位、一ヶ月単位で見ると思っていたより色んなことをやれている自分に気づくかもしれません。

三つ目、しあわせになれます。
直感に従うということは、究極的には、自分がしあわせになるためにどうしたら良いかを自らの内に問い、答えを求めひらめくこと。
今夜の晩ごはんであれば、美味しい→しあわせ。
仕事のプロジェクトでA案B案どちらがいいかを選ぶことであれば、A案が通る→仕事が成功する→利益が生まれる→関わった自分もみんなも生活が潤う→しあわせ。
と、最終的にはすべての行動はしあわせに向かっています。

四つ目。
最終的に、人のお役に立てます。
人間は、他者の役に立った時に最高の「しあわせ」という感情がわきあがるように出来ています。もう、そういうふうに設計されちゃっているのです。自覚があろうとなかろうと。
仏教の慈悲、現代で言う利他主義
それらは究極の「自分のしあわせ追求」主義とも言えるのです。

さて、ではでは直感を鍛えるとは?

それは、答えを求めて頭に浮かんだ「何か」をつかまえること。
に他ならないのですが、浮かんだ瞬間よりも、1秒「前」のイメージ。
「今日の晩ごはん何にしようかな?」を例に取ると、「今日の」と思い浮かべるよりも前に、その思考というものは始まっています。その瞬間、浮かんでいるものをとらえるのです。
「前」だと感覚が難しい場合「同時」でも構いません。
「直感」や「勘」について注視したことがない人は、大抵そのイメージを無視しています。直感とは最初の最初、本当に最初の「イメージ」なのです。
それを無視しないようにゲットことが第一。

何故無視してしまうかというと、思考が邪魔をしてくるから。
その「イメージ」にはもちろん根拠も経験則もないように見えます。なので「常識的に考えて」「これまでの経験だと」「人から変に見られる」などの思考がどんどん押し寄せ、そのイメージを流してしまいます。
もちろん、その常識的判断も経験則も生きていく上で役に立つ大事なもの。最終的に行動に移す際の判断材料にもなるでしょう。
けれど、直感で得た最初の「イメージ」をつかまえておくことが目的。

つまり、直感というのは思ったよりもずっと「早く来てる」のです。
すぐに流されてしまうそれを、パッと瞬間で捕獲してしまうのが直感を鍛える訓練なのです。

さらに言うと直感は「未来」です。
直感を鍛えるとは未来をつかまえることに他なりません。


続きます。

f:id:kuhmai:20200522145108j:plain

 

▼今日のおすすめ
映画『ローマの休日』監督:ウィリアム・ワイラー
素敵でせつない恋愛映画。見るとローマに行きたくなっちゃう。のは当たり前なのですが、これはオードリー・ヘップバーン演じる王女アンが少女から大人の女性へと成長し、自らの責務と人生で成すべきことを自覚する深い成長物語。その成長を促すのが少しの冒険心と、グレゴリー・ペック演じる新聞記者との出会い。恋愛しか描かれない恋愛映画は苦手ですが、これは昔から好きだったのは主軸がそこではなかったからと大人になって気づいた次第です。なので新たな視点で見直してみるのもおすすめ。不朽の名作ですが、ほんとにせつない映画です。 

ローマの休日 (字幕版)

ローマの休日 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

・小説発売中

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

 

Eri Koo(エリ・クゥ)
Website
https://erikoo.themedia.jp/
【LINEでBlog更新を通知します♪】
※登録者情報はわたしに知らされませんので、 お気軽にどうぞ!

友だち追加

お問い合わせはこちらのフォームからどうぞ
[eri koo] - CONTACT

--- オリジナル小説発売中 ---

りゅうとむすめ

りゅうとむすめ

  • 作者:Eri Koo
  • 発売日: 2020/04/04
  • メディア: Kindle版