Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

人生詰んでも毎日しあわせ1

毎日楽しくて仕方がない。

はぁぁぅぁ……しあわせや!なんてことを日に何度も感じたり。

自分の人生にそんな日々がやってくるなんて、想像だにしてなかった幼少期から30代半ばまで。
生まれた時から父親おらんし、親戚は刑事事件・自己破産・ヤ○ザによる借金取り立て・蒸発・自殺となかなかのラインナップな家系だし、毒親だし、いじめられてたし、教師のパワハラセクハラ受けたり、病弱だったり、借金背負わされたり。
定期的に何度も書いてることなんですが、ホントにきつい人生の前半戦でした。

でもなー。
これが、反転することってあるんだよなー。
聞いて、14歳のわたし。

と、書いているのがこのBlogです。

本当には時間なんてないこの世界では、14歳のわたしは今も平行世界やらパラレルワールドのどこかに同時に存在します。
だから今の人生最高じゃね?なわたしが、そのことをとくとくと14歳のわたしに語りかけることは、過去そのものを変えていくことでもあります。

ややこい家系やキツイ苦労の経験も。
友だちいない時間を読書や知的探訪に使いまくったことも。
その反動で入院するくらい寝る間もおしんで遊びまくって、自分を荒く扱った時期も。

全部全部無駄じゃなかったん、必要だったと言えるのは、未来の自分だけ。

そうなると、過去の痛い思いや心的外傷だって意味のあるものに変化して、過去を癒やしていくことが出来るのです。

人生詰んでる。
はやく終わってくれ。

生きていて、その考えがベースでした。
なら死んだらええやん?とも思うのですが、自殺未遂を2回しといてなんですが、自殺だけはやったらあかんなとなぜか思っていました。
毒親とは言え、父親に先立たれた母親にさらに子どもまで先立たれるという経験をさせるのは人としてどうなのか、というのが一つ。
あと、なんかやっぱり自殺はいくらなんでも人生から「逃げ過ぎ」じゃない?というのがもう一つ。
自殺未遂も小学生の時なので、色んなことが多面的にも内省的にも考えれてなかった時期ですしね。

あの頃、まぁとにかく色んなことがうまくいきませんでした。
人生しんどい期みたいなものがあった人ならわかるかと思うのですが(それない人いるんかな)こうなったらイヤだな……ってことがそのまま起こるんですよね。
嫌な予感なのか、悪い意味での願望実現なのか、卵が先かニワトリが先かわからないのですが、もうホントに悪いことばっかり起こるんですよねー。

神さま、ほんっと勘弁してくれよ!
試練は試練でも、どこに持っていくつもりの試練なのかわからん!
人生は修行だって言われても、何のための修行かわからん!

人して素晴らしい人になるために魂磨くって言うけど、それじゃあ傷ついてきたわたしは誰に癒やしてもらえばいいの?その傷をどう処理すればいい?魂磨いたって報われないんですけど?

って常に怒ってました。
この、常に怒ってるのも後に勉強したアーユルヴェーダで「ピッタ」という体質が怒りやすいって知ってから「わたし、人生かけてめっちゃ怒ってたわ……」って気付いたんですけどね。

じゃあ何で好転したのかって、節目節目で大きなポイントがあるのですが、結局は「複合技」なんですよ。
親戚問題や毒親の借金背負わされが解決したり、自分の身体が健康になっていったり、心も健やかになっていったり、しんどい環境から距離を置いたり、経済的に心配がなくなったり。
それぞれの糸が複雑に絡み合ってたのを、少しづつほぐして解いて、時にはどぱっと大量にほぐれたりすることもあってを繰り替えして。
いつの間にか、するするともつれたものがほとんど解けていたのです。

人間の悩みというのは、そのほとんどが「人間関係」「お金」「健康」の3つです。
わたしが先に上げた大量の問題も全部コレ。

例えばそれぞれが100点満点で憂いがない、問題が0の状態だとしましょう。
まぁ人生で100点満点の状態なんて、あったとしても一瞬です。
70点とか80点あればストレスがあっても、どこかで昇華させれば問題なく生きていける、そんなイメージ。
で、一番しんどい時のわたしで言うと、

「人間関係」5点「お金」50点「健康」40点

くらいでしょうか。
まず手をつけたのが「健康」です。
身体というのは、努力した分だけ答えてくれます。もちろん正しい手法であるとか、良き医師であるとかの選択眼は必要だし、自分に合う合わないもたくさん試していかなければなりません。
けど、それでもやっぱりどんどん向上していくんです。
だって、自分の身体は自分がなんとかしようとさえすれば、他の影響をそんなに受けずに吸収してくれるからです。

これが「人間関係」だと、なんせ他人との兼ね合いですから、自分が100%努力したとしても、100%の結果は返ってきません。
「お金」も他人との関係が大きいです。
正直、わたしはお金をそこそこ稼げるタイプです。が、親の借金や親戚がややこしいことでそこが低い点数になってしまいます。

だから色々悩みがあるのなら「健康」に手を付けるのが一番効果的なんです。
不安にさせるわけではありませんが、一見健康に不安なんてない~な人でも、もし何か問題や悩み、何故か毎日パッとしない?なんて思ってたら、それ「健康」が危ういんだよ?自覚出来てないけどね、と思うことが多々あります。
ネガティブ思考だったり、他人と衝突しちゃうことが多かったりも、そもそも身体が健康でないから余裕がなくて他人に優しく出来なかったり、誤解を招く態度をしてる可能性があるんです。

そうして「健康」の点数を上げていくと、不思議なことに「人間関係」と「お金」の点数も徐々に上がっていくのです。
直接的アプローチをしなくとも。
ここまで書いてお気づきの方もいるかと思うのですが、結局「人間関係」も「お金」も健やかな身体と精神状態があれば、向上していくんですね。


続きます。

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▼今日のおすすめ
映画『誰も知らない』監督:是枝裕和
育児放棄された子どもたちだけの生活を「巣鴨子供置き去り事件 」をベースに描かれた作品 。是枝監督が選ぶ題材は強烈に悲しいし、そこにいる主人公たちが回避できない環境によるものが多いのだけど、これは子どもたちだけの映画だから余計にその回避できないという構図がきつい。それでいてなお、そこに悲惨さを描くのではなく、案外たんたんとした日常を送ってしまう人間をそこに置いて見せるのが、人間に対する信頼と怖さの両方があるように思う。酷い母親をそこまでひどいと思わせない作りなのも、後からじわじわと引っ掛かりを作ります。

誰も知らない

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  • 発売日: 2016/05/01
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 読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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