心の調子が悪い時に、疑ってみる項目

心の調子が悪い時に、疑ってみる項目。

・最近ジャンクフードや甘いもの、お酒などをたくさん摂取したか
・炭水化物を食べすぎていないか
・低気圧ではないか
・外で太陽を浴びているか
・軽くてもいいので運動出来てるか
・お通じの調子は良いか

・女性なら生理や排卵の周期が近いか
・寝不足ではないか

もちろん、対人関係のストレスや経済的な不安があることもある。
人間の悩みはすべて、対人、お金、健康の3つに集約されるから。
けど、元気があれば、人とのいざこざもお金も、しんどい時があっても乗り越えていける。考えても解決しないことだったり、ちょっとした衝突だったら、運動したり快眠が得られれば時間と共に悩みは薄らいでいく。

身体性はとても大事だ。
心の安定は、それの上に乗っている。

なんせ、対人や環境と違って、自分一人で取り組めるしその分ちゃんと結果が返ってくる。

わたしの場合は人生の長い時間「ぽっかりと一人きりで宙に浮いて、誰にも必要とされず、世の中の役に立つことも出来ないまま、なぜ生きているのだろう？早く人生終われ」という感覚が常に横にあって生きてきました。
どんなに楽しいことがあっても、恋人がいても、仲間に囲まれてても、まがりなりにも肉親が健在でも、常にこの思いが横からじっと自分を見つめている。
調子の悪い時は、この思いに飲み込まれて「なんで今日もまた生きていかないといけないんだろう？」という地獄みたいな中で目覚める。

今でもたまに、これがやってきます。
懐かしいなぁ、という気持ちになる。
10代や20代の時、ずっとこんなんだったなぁ。30代になってちょっとマシになったなぁ。最近、ほとんど来なかったのにね、キミ、と。
で、そんな時は最初に上げた項目を疑ってみると、だいたいそれらが原因なんです。
やっとそれらを俯瞰して見ることが出来るようになった。

なかなかハードな家庭＆学校環境だったせいで、心が痛んでいたせいももちろんあります。いろんな本を読んだりセラピーを受けたり、様々な事に取り組んで、そういった痛みを治癒してきたおかげもあります。
でも、結局は、身体性がものを言う。
人間には自己治癒力がちゃんと備わっていて、それは心にとってもそうなので。
その自己治癒力がちゃんと働くように身体を健全に成るように整えれば、時と共に心の傷も癒えていくのです。
もちろんそれは、怪我や病気などの外科的処置や病院での治療と同じく、あまりにも傷が大きく深ければプロの技術に頼ることも必要です。
けど、結局は「治したい」という意思と、自分の自己治癒力を信じることが人間を生かす根源の力なんです。
それが、自分を動かして生かしていく。
心に傷を負った人も、病気になった人も、怪我で身体を痛めた人も、みな一律に、治そうとする行動の中で「食事、運動、睡眠」が大事なのだということに辿りつきます。
それはヨガであったり、ランであったり、散歩であったり、ジム通いであったり、ダンスとか、好みにより様々。
食事も、東洋医学的、アーユルヴェーダ的、菜食、断食、糖質オフにパレオダイエットまで、いろんなアプローチがあります。
「食事、運動、睡眠」とは全部身体性を整える行動。
結局それが大事なのだなと、元気を無くしてしまったからこそ、ちゃんと自分の心と身体で気づくことが出来るのです。

あの、どうしようもない死んでしまいたいような薄暗い気持ち。
人間関係や様々な悩みを抱えて、それにずぶずぶとハマっていた頃には気づけなかった。その悩みや環境のせいで、そんな気持ちになっているんだと、すべてがごちゃまぜになっていた。
けど、今は。
どう考えても、死にたくなるような悩みは一つもない。
なのに意味なく、あの真っ暗闇みたいな気持ちになる。
だからわかるのです。
これは、身体の調子が悪いのだと。
そこからくる、なんらかのホルモンや物質が分泌されて起こっている、鬱的な状態なのだと。

いろんな悩みがある人も、心が疲れている人も、なんとなく不調な人も。
まずは身体の調子はどうなのか、最初に書いた項目はどんな感じか、チェックしてみると何か気づくこともあるかもしれませんね。