願い
人の、しあわせは。
仕事が詰まっていることでも。
沢山の人に求められていることでも。
沢山の人に愛されていることでも。
沢山の人の生きる楽しみになって役立っていることでも。
多くの友人に囲まれていることでも。
信頼できる仲間がいることでも。
結婚していることでも。
家族がいることでも。
子どもがいることでも。
美しいからでも。
誰もが認める才能があるからでも。
人気があるからでも。
モテるからでも。
成功しているからでも。
なく。
本当に、まったく、外的要因の社会的にはプラスである事項には関係、なく。
根拠なんてない、証明して誰かに見せれるものでもない。
ただ確かに、自分の真ん中に存在する、生命力の光みたいなもの。
あたたかくて動き続けるもの。
その尊厳を、保てるように、尊重するように、慈しむように生きているか。
優しすぎるあまりに、自分を贄のように誰かに捧げてしまっていないか。
気がつけば、身動きがとれないところまで絡め取られていないか。
複数の選択肢を思いつく余地すら残らないくらい追い詰められていないか。
人生のそこここで。
それらを確認する内省が、とても重要。
あまりにもハードな環境に育ち。
異質な文化の中で成長し。
そういったことの一切を、教育されずに学ぶこともないままにいる人もいる。
身ぐるみ剥がされて搾取、され、続ける。
だから、ここから先は祈りにしかならないけれど。
どうか人が、その他の生命の尊厳を踏みにじるような行いをしませんように。
どうか人が、その人自身の尊厳を保ち、しあわせであれるような社会になりますように。
なにかの拍子にポキリと折れてしまうことなく。
したたかでも、損得計算しても、逃げても、かっこ悪くても、多少裏切ったり傷つけたりしても、全てを放り出したとしても。
それでも、なんとしてでも生きて欲しいな、と。
わがままなのかもしれないけど。
そう願う。
読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪
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