Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

ただただなんもしない時間

ウソかホントかわかりませんが。
まだ人間が狩猟時代をおくっていた頃。
狩猟に出て獲物を手にし(あるいは成果なく)住処へと戻ってきた人たちは、一定の時間を炎の前で過ごしたといいます。
ただ、ぼんやりと炎を見つめる。
何をするでもない時間。
ぼーーーっとする時間。

その間に、狩猟で得た知識や経験、地理や獲物のデータを、頭と身体が処理しているのだとか。
寝ている間もまた、そうなのだと思いますが。

何もしない時間。

空白とも言えるそれが、とても重要なのだと思います。
情報を整理したり。
狩猟という生死を賭けた行為と、ある程度の安全が確保された住処とのギャップを調整する。
切り替え時間。

現代に置き換えると、家に帰ってきてぼーーーっとテレビを眺めている時間が、それにあたると言われているそう。
会社と家の間に、一杯ひっかけてふぅーーーと息を吐いてワンクッション置く感じとか。
確かになんだか思い当たる節がある。
けど、もうテレビも見ないしお酒も飲まないから。
ちょっとその、息抜き時間、空白時間を忘れがちになってるかもしれないと気づく。

何かと何かの用事の間に、ちょっと公園で座って。
日が暮れるのをぼんやり見たり。
月を見たり。
風に吹かれてみたり。

思えば子どもの頃なんて、そんな時間ばっかりだ。
なんて贅沢なんだろう。
そしてなんでその贅沢を忘れちゃうんだろう。

そういう時間があると、なんだか作業効率が上がるように思う。
仕事がはかどると言うか。
なんて。
作業効率とか仕事とかって言葉を使った途端に、なんだか人生おもしろくない感があふれるし色気もなくなるけど。
新しい発想とか、明るい気持ちとか、ポジティブな気づきとか。
そういうものが、きっと生まれやすい。

それは瞑想とはちょっと違って(けど効能はちょっと似てる)。

ただただなんもしない時間。

ついつい先を急いでしまって忘れがちだけど。
それこそが明日を創るように思う近ごろです。

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空は多弁

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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