Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

バリ島奇譚7 - スマラ・ラティのSprit Of Bali

バリ島と言えば、バリ舞踊とガムラン音楽です。
これを楽しまずして、バリに行く意味はありません。
なんせ、満月と新月の夜に、たくさんある神様の日に、そして観光向けのショーとして毎日。ありとあらゆる村で、場所で、連日それが行われています。

バリ島は神様への供物の島。
たくさんの音楽と舞踊を、祈りとともに神様に捧げる場所なんです。
なので、行くときはもう必須として観てほしい。

そして一押し、いえ爆押しなのが、ウブドの『スマラ・ラティ(Semara Ratih)』という舞踊楽団です。
詳しいことはコチラの記事をどうぞ。

www.balinavi.com

この記事にもありますが、普通ガムランチームというのは村々で組んでるんですね。みんな小さい頃から練習してるので下手な人ってそうはいないと思うんですが、それでも卓越した才能や努力ってやっぱり個人差がある。
このスマラ・ラティはそんな選抜された人たちが結集したチームなのです。

バリに滞在中、ほんとにたくさんたくさん観に行きました。
けれど、最初の一音で脳天ぶっ叩かれたような衝撃を受けたはこの楽団だけ。
即効性のドラッグのように一瞬でトリップしてしまい、身体が麻痺して動かなくなりました。
どこかで冴え冴えと覚醒しながら、瞑想の中にいる。
完全なるトランス音楽です。
ビートと倍音が重ねられたそれらの音は、身体中に響き、脳になんらかの波を送ってくる。

舞踊もまた、素晴らしい。
真剣度のレベルが違います。
バリ島っていい意味でゆるくて。
観光客向けであると余計に、あららちょっと適当さが滲み出てますぞ?って場面も多々あります(それがまたゆるくてイイんですけどね)。
けど、それがないんですよね。

わたしが見たのは『Sprit Of Bali』という演目で、そのままバリの集大成みたいな感じ。場所もウブドの中心街からは少し離れた、村の集会所で行われてます。
今はわからないけど、5~6年前は完全に真っ暗な田舎道を歩いて行ったので、雰囲気も盛り上がってしまいます。
バリの魅力は、完全なる闇にひそむ「何か」にありますからね。

こんなご時世で海外の話題を書くのもアレなのですが。
再来年くらいには行き来も再開されるでしょうし、それまでに想像したり調べたりして、ちょっとでも行きたいなって気持ちの参考になればなと思います。

動画も結構あるのでどうぞ!


Gamelan Semara Ratih

この、うだるような暑さとガムランの音色は相性ピッタリです。

f:id:kuhmai:20200818101930j:plain

よくバリ舞踊してたと勘違いされますが習ったことないです

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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