Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

バリ島奇譚5 - 黒魔術の話

黒魔術?ブラックマジック?え、なにそれファンタジー
魔女とかの時代の話っすか?
ちゃいます、今この時代のバリ島の話です。

こんにちは。
Eri Koo (エリ・クゥ) です。

前回の話の続きです。

例えば。

Aさんの隣の家の人が、まっとうに働いてコツコツ稼いだお金でバイクを買いました。
Aさんはそれを羨ましく思いました。
嫉妬しました。
そして、ブラックマジック屋さんに行って、隣の人に呪いをかけました。
隣の人は原因不明の熱にうなされました。
数日経っても熱が引きません。
これはブラックマジックに違いない、と家の人にお寺につれていかれ、聖水をかけられると、あら不思議。なんだか重たかった身体が軽くなり、その場で少し横たわっていると熱もさがり、元の健康な身体に戻りました。

これ、昔話じゃないんですよ。
しかも、レアケースじゃなくってゴロゴロ転がってる話なんです。
そしてそれはバリ島の人たちだけじゃなくて。
いろんな国籍の人が住んでいるバリ島です。
そんな話ぜんぜん信じなかったような先進国のリアリストの人たちが、何故か原因不明の不調になり、バリ島の友人たちに寺につれていかれて同じように聖水をかけられてケロッと治る。
そんなことを自らが体験するようになるのです。
(滞在する外国人はたいていお金に余裕があることが多いので、羨ましがられやすい)

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明るい日差しのなかに聖も魔もいるのです

でも。
ちゃんと回避策もあるのですね。
それは世界中どこでもされてることでもあるのですが、何か自分に益があった時は、ちゃんと他の人にも分けることなんです。
先の例のように、バイクを買ったらちゃんとお祓いをして、近隣の人に何かふるまったり。
まぁそれでも、羨む人は羨むのですが、それでも普段からそういうことを心がけてると、随分と違うのですね。
バリ島だけの話ではありませんけど。
例えば昔の日本でも、結婚などおめでたいことがあれば、餅を撒いたりしました。これも同じこと。しあわせを独り占めすると、やっぱりよろしくないのです。

ただ、バリ島の場合はもっと直接的なのですよね。
先進国の人の場合は逆にもっと遠回しにネチネチと、羨んでる本人さえ「それは良くない感情だ」と無意識下に閉じ込めて、変な歪みをともなって現れたりしちゃうのですが。
バリ島の人たちは、あいつムカつく~えいっ!
って、気楽な感じでブラックマジックかけちゃうんですね~。
って、もちろん全員じゃありませんよ?そうしない人の方がもちろん多いのですが、そういった話を、誰もが、見た聴いた接したレベルで持ってるのです。

そんなことが日常にあるバリ。
思ったことや願いの現実化も、とっても早い。

例えば。
「そう言えば、あの人最近会ってないな?何してるのかな?会いたいな?」
って思った一瞬先、スーパーでその人に会うとか。
「ヘルメットにシール貼りたいな~」
って思って入ったカフェで、オリジナルシールもらえたりとか。

えっ!はやっ!
って何度おどろいたことか。

バリ島に限らず、願いとか思い描いたことの現実化って「叶っても叶わなくても別にええけど」っていう軽さと、すぐに忘れちゃうこととがポイントで。
だかから先の例のような、軽く思い描いたことってすぐ叶う。
日々、そんなことばっかり。
こんな話を住人たちとしても「そうそう!そうやねん!」と似た体験をみんなしてる。

そうやって「見えないもの、見えない力」みたいなものが現実にあるだということを、信じる気持ちがどんどん強くなるし、それに比例して不思議なことが「偶然起こる」頻度もどんどん高くなっていくのです。
しかもそれをみんなが実際に体験してるから、相乗効果でパワーがどんどん高まります。
それがバリという場所なのです。

そして、叶っても叶わなくてもいい願いだけでなく「これは叶えたい」と思うような真摯な願いもまた、現実化していくのです……。

 

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読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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