Eri Koo Blog

元気があればなんでもできる学習帳

不思議な話6 - バリ島のにぎやかな存在たち

不思議な話シリーズは閉じたのですが、ふいにまだあったことを思い出しました。

バリに滞在していたころ。
友達何人かでヴィラに泊まりに行きました。
広い敷地内にヴィラが3棟とプール。全部貸し切り。こういう贅沢な遊び方が普通のお値段で出来るのがバリの魅力のひとつ。
そんなヴィラ遊びにはすっかりハマっていたのです。

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だいたいこういう感じでプールを囲んでヴィラがあります

その日。
5人で来ていて、1棟あたりベッドが2つで3棟借りています。
誰かが一人でヴィラに泊まらないといけません。
わたしは、一人で悠々と贅沢に過ごせると思い、率先して一人ヴィラを選択しました。もちろん寝るとき以外は、みんなで延々とプールで遊んだり、どこかの棟に集まったりしていました(ぼっちにされたわけではない)。
そして夜。
そろそろお開きかな、と、それぞれの棟に帰ってお風呂など入りつつ、まったりと過ごしていました。
するとドアの前でめちゃめちゃ声がするのです。
あぁ、〇〇ちゃん達が遊びに来たんだな?って思いました。
けれど、待てども待てどもドアがノックされません。
でも、めちゃくちゃしゃべり声が聞こえるんです。
何してんだろ?
行き来する足音やガサガサする音も聞こえるので、お酒やお菓子を忘れて取りに行ったり、なんかキャッキャしてるのかな?って思って、なんとなく待ってたけど、全然ノックされない。
さすがに、何しとんねん?
と、ドアを開けると誰もいない。
見渡す限り、どこにも誰もいない。

???

という顔になりつつ、あぁこれそういうやつだ……。
って、納得したものの、さすがにちょっと怖くなり。この棟に一人やし!
となって、隣の棟に行きました。
迎えてくれた二人に理由を話すと「バリだねぇ……」とみんな不思議と納得して、まぁ悪いもんじゃないよね、とその話はおしまい。
おしゃべりしていると眠くなって、また一人のヴィラに戻ってぐっすり寝ました。
もう、物音はしませんでした……(覚えてないけど)。

まぁそれだけの話なんですけど。
(相変わらず怖くなくてすみません)

この話の中で「バリだねぇ……」ってなったのは、本当にそいういうことが頻繁にあるからです。霊感あるなし関係ないんです。
いや、バリ島という土地がそこにいる人間の霊感を上げるような気もします。
あと「そういう存在」がすんごいいっぱいいるので、相当に鈍感でない限り気づかざるを得ないと言うか。
そんな感じなのです、バリという場所は。

精霊、生霊、もののけ、幽霊、そして神々。
とにかく、そういう存在がいっぱいいる。気配がとても多い。
夜になると何かしらがざわざわざわざわしている。

それがバリ島なのでした。

 

▼長年日本に住んで生活して仕事している友人が、身内の不幸で海外に行ったきり日本に戻れていません。外国籍の人が一律に日本に入って来れない現状を変えるための署名活動があるので、賛同される方はご署名をどうぞお願いします。

キャンペーン · Stop the entry ban on legal foreign residents of Japan · Change.org

 

読んでいただきありがとうございます☆祝福アレ♪

 

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